"GRIMPEUR"

…グランペール…

【ビギナーの部屋】ロードバイク・クロスバイクに乗る時の服装

「ビギナーの部屋」では、ロードバイク歴7年の筆者が、ロードバイクやクロスバイクに乗りはじめたばかりの方が疑問に思うであろうことを解説してゆきます。

目次

はじめに:スポーツ自転車に乗る時の服装が重要な理由

ロードバイク・クロスバイクに乗る時の服装の指針

サイクルウェアを着る

 

はじめに:スポーツ自転車に乗る時の服装が重要な理由

ロードバイクやクロスバイクは、非常に効率的な乗り物です。

ママチャリより少ない力で、楽に速く長距離を移動できます。

しかし、折角乗り物が効率良くとも、乗り手の服装選びが悪いと快適性を著しく減じてしまうこととなります。

お洒落に乗りたい!という場合でも、あまりにも向いていない服装だと服そのものを痛めてしまうこともあります。

サイクリングを快適に楽しむための服装の選び方について、今回は説明していきます。

 

▲目次に戻る

ロードバイク・クロスバイクに乗る時の服装の指針

まずは、このような点に気をつけて選ぶとよい!という大まかな指針を解説します。

ロードバイク・クロスバイクに乗る時の服装の指針①バタつかないこと

速く走れば走るほど、空気抵抗が大きくなります。

よって、ヒラヒラした服装よりは、ぴったり目の服装が望ましいです。

空気抵抗の問題のみならず、マフラー等は何かに引っかかって転倒を誘発する危険もあります。

できるだけぴったり目の、バタつかない服装がベストです。

 

ロードバイク・クロスバイクに乗る時の服装の指針②裾が広がっていないこと

2つ目に大事なのは、裾が広がっていないことです。

ママチャリにあるようなチェーンガードが無いため(クロスバイクは付属しているものもあります)、裾がヒラヒラしているとチェーンに裾を巻き込んでしまいます。

巻き込んでしまうと大概、服がビリビリに破けます。そしてオイルで真っ黒になります。さらに、いきなり巻き込むとペダルがロックされて落車にも繋がりかねません。

スキニーのような、裾がシュッとした服が望ましいです。

なお、裾止めという製品が存在します。お値段も1000円程度のことが多く、比較的お求めやすいです。裾が広い服で乗りたい時は、裾止めをつけて乗ればOKではあります。

 

ロードバイク・クロスバイクに乗る時の服装の指針③腰周りを締めつけないこと

自転車は、体幹を捻るようにしてペダルに乗り手の体重を左右交互に載せていく運動です。腰を捻る動作がキモなので、ベルト等で腰を締め付けてしまうと一気に走れなくなります。

短距離なら良いですが、ある程度の距離を走る時は少し緩いズボンを履く、ベルトをしない、緩める等、腰周りをフリーにすることを心がけると良いです。

(ただ、緩すぎるとダンシング=立ち漕ぎをした際にずり落ちしたりもするので、加減が大事ではあります)

 

ロードバイク・クロスバイクに乗る時の服装の指針④可動域を狭めないこと

上記③も含まれるのですが、ジーンズのように生地が硬く、関節の稼働が制約されるものは出来れば避けた方が快適です。

また、冬時期は重ね着すると、可動域が狭まってしまうことも多いです。

寒いと走ることそのものができなくなるため加減は難しいところですが、必要最小限の重ね着にするよう心がけると良いです。

 

ロードバイク・クロスバイクに乗る時の服装の指針⑤パッド付きパンツ

サイクルウェアならばおしりの部分にパッドが入っていますが、私服で乗る場合はダイレクトにサドルにお尻を着地させることになります。

特にクロスバイクのような比較的姿勢が起きたバイクだと荷重がお尻に集中しがちなため、ある程度の時間乗るとお尻が痛くなりがちです。

このような悩みがある場合は、普通の下着に代えて履く、パッド付きパンツを使うと軽減されるかと思います。

余談ながら自転車を離れて、会議などで長時間座る際も有用だったりします。1枚あると割と重宝するものです。

 

ロードバイク・クロスバイクに乗る時の服装の指針⑥汗冷えしないインナーを

主に冬時期。汗冷えする服を着ると、一旦冷えてしまった時にものすごく辛い思いをしがちです。

外に出ないsインナーのみ自転車専用インナーを着る等すると良いと思います。

 

ロードバイク・クロスバイクに乗る時の服装の指針⑦出来ればバッグは背負わない

上記④と関わりますが、バッグを肩掛けしたり背負ったりすると可動域が一気に狭まります。

通勤等で使う場合は仕方ないですが、その場合でも可能な限り荷物は少なくするよう心がけると良いです。

また、サドルバッグやフレームバッグを併用すると、身につける荷物の量を減らせます。

 

▲目次に戻る

サイクルウェアを着る

上記の指針を全て満たすのがサイクルウェアです。

サイクルウェアは、安いものであれば上下1万円程度から揃えることができます。

ぴっちりした見た目には抵抗を覚える方も多いと思います。筆者も最初はそうでした。

しかし、自分が思うほど他人は自分を見ていないものですし、筆者としては勇気を持って着用してみるのをオススメします。専用ウェアだけあって、段違いに快適です。

なお、女性の方向けにはサイクルスカートという、お尻部分を隠す製品も存在します。どうしてもお尻のラインが丸出しになるのに抵抗がある場合は、着用すると良いかと思います。

 

各社いろいろなデザインのウェアを出しています。筆者は我ながらお洒落な方ではないと思っているのでファッションセンスについてはあまり言えませんが、日本のメーカーでもパールイズミ等は比較的落ち着いた雰囲気の、あまりレーシーな感じになりたくない方でも着やすそうなウェアを出しています。

好きなデザインのウェアを探してみるのも、楽しいものと思います。

 

 

▲目次に戻る

 

TOP

©2023 GRIMPEUR All rights reserved.