※普通に自炊している人には読む価値の全くない記事です!(笑)この記事は、自炊をあまりしない方、筆者含め自炊が不得意寄りな方に向けて書くものです。
退勤して、講義を終えて、サークルや部活動やアルバイトを終えて、疲れた体でコンビニエンスストアへ。
手軽な弁当やホットスナックは魅力的ですが、栄養成分表示を見ると塩分や脂質の高さに足がすくむこともあると思います。
かといって、毎日一汁三菜を作るエネルギーも残っていない事も多いでしょう。
そんな中で、最適解になりえるもののひとつが「カレーライス」です。
栄養の面と、コストや手間の観点から考えると、これほど理にかなった食事はそう多くないのではないかと考えます。
今回は、カレーライスが自炊におすすめである理由について書いてみます。

栄養バランスの良さ
※基本的な具材構成は豚肉、じゃがいも、人参、玉ねぎだと筆者は思っています。
地域性もありそうで、仙台風芋煮と山形風芋煮みたいな宗教論争を生みそうな気もしますが、この4点は割とメジャーなのではないかと思いますので、この4点が入ったカレーを前提に書いていきます。
カレーが優れている最大の理由は、一皿で主要な栄養素を効率よく摂取できる点にあります。
一般的に、健康的な食事には「主食(炭水化物)」「主菜(タンパク質)」「副菜(ビタミン・ミネラル・食物繊維)」のバランスが求められます。
定食スタイルであればこれらを別々の皿で用意する必要がありますが、カレーはこのすべてが含まれています。
豚肉と野菜によるビタミンの補給
豚肉には良質なタンパク質が含まれていることは周知の事実ですが、特筆すべきはビタミンB1の豊富さです。
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えるために不可欠な栄養素であり、不足すると疲労感や倦怠感を招きやすくなります。
日々忙しく働く現代人にとって、最も意識して摂取すべき栄養素の一つと言えると思います。
そして、カレーに欠かせない「玉ねぎ」。
玉ねぎに含まれる辛味成分「アリシン」は、豚肉に含まれるビタミンB1の吸収率を高める働きを持っています。
つまり、豚肉と玉ねぎを同時に煮込むカレーという調理法は、単に味が合うだけでなく、栄養摂取の効率面でも非常に理にかなった組み合わせだと思われます。
不足しがちな食物繊維の補給
一人暮らしの食生活で最も不足しやすいのが野菜、食物繊維です。
サラダを別に用意するのは手間ですが、カレーであれば人参や玉ねぎ、じゃがいもといった根菜類を無理なく摂取できます。
特に人参にはβ-カロテンが豊富に含まれています。これは体内でビタミンAに変換され、粘膜の健康維持や免疫機能に関わるとされています。
炭水化物とエネルギー源
じゃがいもと白米からは、活動のエネルギー源となる炭水化物が摂取できます。
じゃがいもに含まれるビタミンCはデンプンに守られているため、加熱しても壊れにくいという特徴があります。また、カリウムも含まれており、過剰な塩分を排出する手助けをしてくれます。
スパイス
具材の栄養価だけでなく、スパイスも身体によい影響をもたらしてくれます。
市販のカレールーにも様々なスパイスが含まれています。あくまで一例ですが、それらが身体に与えてくれる影響は、以下のようなものです。
肝機能を支えるターメリック
カレーの黄色い色の正体であるターメリックに含まれるクルクミンには、肝機能の向上や抗酸化作用が期待されています。
仕事上の付き合いでお酒を飲む機会が多い方や、不規則な生活で肝臓に負担がかかりがちな方にとって、食事を通してウコンを摂取できるのは大きなメリットだといえるでしょう。
代謝と消化を助けるクミンとコリアンダー
カレー特有の香りを生み出すクミンやコリアンダーには、消化液の分泌を促し、胃腸の働きを整える作用があるとされています。
また、唐辛子に含まれるカプサイシンは発汗作用を促し、新陳代謝を高める効果も期待できます。
コンビニ食と比較すると…?
一人暮らしにおいては「コスト」と「手間」のバランスも重要です。ここでは、コンビニ弁当を中心とした食生活と比較してみます。
圧倒的なコストパフォーマンス
仮にコンビニで栄養バランスを考えた食事を揃えようとすると、メインの弁当にサラダ、惣菜を一品追加して、一食あたり1,000円近くかかることも珍しくありません。
一方、自炊でカレーを作る場合を試算すれば、合計1,000円程度の材料費で、12皿分作れるのではないかと思います。米代を含めても、コンビニ食の1/4程度に収まると思われます。
コンビニ食と比較して一食あたり500円以上の差が生まれるとすれば、一ヶ月単位で見るとその経済効果は無視できない大きさになります。
時間の削減
「自炊は時間がかかる」という意見もありますが、カレーに関しては逆に時間短縮につなげることも可能だと思われます。
確かに調理には30分〜1時間程度を要しますが、一度作ってしまえば数日分の食事が確保できます。
毎日仕事帰りにコンビニに寄り、何を買うか悩み、レジに並ぶ時間を合計すると、週末に一度カレーを仕込んでしまう方が、トータルの所要時間は短くなる場合も多いものと思われるところです。
保存は冷凍!
翌朝のカレーは美味しい、などと言われはしますが、作ったカレーを鍋のまま置いておいて温め直すのは、衛生面(ウェルシュ菌の繁殖など)のリスクがあるため推奨されません。完成した直後に一食分ずつ保存容器やフリーザーバッグに小分けし、粗熱が取れたら即冷凍するのがおすすめです。
さいごに
今回は、栄養面、経済面といった観点からカレーのよさをまとめてみました。

豚肉のタンパク質とビタミンB1、野菜の食物繊維とビタミン、そしてスパイスによる健康効果。これらが一皿に凝縮されており、かつ安価で保存も効くという、これほどよい食事もなかなかないと思われます。
料理法自体はルウの後ろに書いてあるとおりで別段難しいものではなく、材料さえあればコツも特段なく誰でもできるかと思いますので、ぜひお試しください。



