"GRIMPEUR"

…グランペール…

【ロードバイク・調光アイウェア】UVEX(ウベックス) sportstyle803raceを購入しました。

目次

UVEXのアイウェア①はじめに

UVEXのアイウェア②購入の経緯

UVEXのアイウェア③防風性

UVEXのアイウェア④装着感

UVEXのアイウェア⑤見え方

UVEXのアイウェア⑥さいごに

 

UVEXのアイウェア①はじめに

UVEX(ウベックス)は1926年創業の、歴史あるメーカーです。

今回ご紹介するアイウェアの他、自転車用ヘルメット、そしてスキー用ヘルメットやゴーグルも製造しています。

同社ウェブサイトのヒストリーを見ると専らスキーの世界における輝かしい実績が多く掲載されていますが、自転車界においても近くはCUBEのバイクを駆るUCIワールドチーム「アンテルマルシェ・シルキュス・ワンティ」がUVEXのヘルメットを採用しています。

少し遡れば、同社のウェブサイトに写真が掲載されていますが、ヤン・ウルリッヒなどの選手もUVEXのアイウェアを着用しています。

 

UVEXは「Ultra Violet Exluded(=紫外線除去)」の頭文字を取ったものです。

ロードバイクに乗っていると太陽光はときに視界を奪う原因ともなりますが、紫外線除去を謳うUVEXのアイウェアはどれほど眼の負荷を軽減してくれるのか。以下に記します。

 

▲目次に戻る

UVEXのアイウェア②購入の経緯

さて、筆者がUVEXのアイウェアを購入した経緯ですが、一言で言えば「調光レンズのアイウェアが欲しかったから」です。

アイウェアには大きく分けて「偏光レンズ」「調光レンズ」の2種類があります。

偏光レンズは外部の条件に関わらず可視光線透過率を一定の値で下げるのに対し、調光レンズは外部が眩しい場合であっても暗めな偏光レンズほど可視光線透過率を落とせないものの、外部が暗めなときは可視光線透過率をそれほど落とさないような調整が自動で行われる…ような違いがあります。

 

筆者はこれまで偏光レンズの「オークリー スートロ」のみを所有しており、レースでも使用してきました。

しかし、先日の八溝山ヒルクライムで、林道が暗かったため外そうとして右手が塞がっているうちに前の方が加速してしまうという経験をし、ヒルクライムならば場合によっては調光レンズのほうが良いのではないかと感じました。

次に予定している八幡平ヒルクライムもトンネルが多いコースで、昨年の記憶では随分暗いコースだったので、それに先立って調光レンズのアイウェアを用意した…という次第です。

 

 

▲目次に戻る

UVEXのアイウェア③防風性

さて、ここからはUVEXのアイウェア「sportstyle803race」のインプレです。

まずは、防風性。ロードバイクでは走行中常に前面から風を浴び続けることになります。また、異物が飛んでくることもあります。

このため、眼を全面的に防御してくれることは必須です。

UVEXのアイウェア「sportstyle803race」はフレームレスでレンズもそれほど大きくはないですが、防風性については問題ないといえます。

筆者はドライアイで、裸眼では30分と自転車に乗れませんが、そんな筆者でも数時間自転車に乗車して特段問題は生じませんでした。

後述しますが、装着感の調整が任意にできるのも防風性の高さに寄与しているものと思います。

 

▲目次に戻る

UVEXのアイウェア④装着感

先ず大胆な肉抜きがされたフレームのとおり、非常に軽量です。公称27gで、筆者が別に所有しているスートロと比べても数g軽いことになります(着用していて差は分かりませんが…)。このため、長時間着用しても重さが気になることはありません

このアイウェアの美点は、ノーズパットが可変式である点です。手で鼻の形にあわせてパットの形を任意に調整できるため、鼻が低い日本人顔でも特段問題なく着用できます。

筆者はまつ毛が長めなのですが、多少レンズにあたる感があるのは少し気になるところではあります。

ノーズパットの調整で随分軽減できましたし、気になるのは最初の数瞬だけで少し経つと気にならなくなる程度のかすり方ではありますが、まつ毛が長めな方は一度試してみたほうがいいかもしれません。

 

 

▲目次に戻る

UVEXのアイウェア⑤見え方

単純な視界については、上下はフレームが無いため全く問題ありません。しかし、筆者が別に所有するスートロのような1枚レンズではないため、鼻の部分の部品が視界に入るのは事実です。

着用して数分もすれば気にならなくなりますが、これまで1枚タイプのレンズのアイウェアを使っていた方は最初は違和感を覚えるかもしれません。

視野の色については、日中はほぼアイウェアを外した状態と変わらない色で見えているような感があります。暗めの偏光レンズのように、外はまだまだ明るいのに夕方のように感じてしまうことはありません。

 

肝心の調光性能ですが、公式が謳うところによればヴァリオマティック®というテクノロジーを採用しており、25秒で可視光線透過率17%から70%まで調整するということです。

上記の写真は、日中ライド中のものです。太陽光を浴びているときは、このように深い青色になります。

着用したまま明るい道路からトンネルに入ったりしても暗さを感じることはなく、すぐに眼が順応するあたり、額面通りの性能を発揮しているものと思います。視え方については極めてストレスフリーです。

 

▲目次に戻る

UVEXのアイウェア⑥さいごに

いかがでしたでしょうか。

UVEXのアイウェアは非常に高性能であり、ロードバイクでのユースには申し分ないものです。ビビッときたらぜひ、手にとってみていただければと思います。

 

▲目次に戻る

 

TOP

©2023 GRIMPEUR All rights reserved.