目次
やいた八方ヶ原ヒルクライム①はじめに
やいた八方ヶ原ヒルクライムは、栃木県北部の矢板市を舞台としたヒルクライムレースです。
八方ヶ原と聞いてすぐピンとくる方は少ないかもしれませんが(少なくとも宮城県在住の筆者が、職場の上司や同僚とお話しした限りでは八方ヶ原の地名をご存知の方はいませんでした…)、頭文字Dで舘智幸さんが出てきたところ…と言えば通じる方も多いのではないかと思います。
地元のサイクリストの皆さんの間では「栃木のラルプ・デュエズ」と呼ばれているようで、その名にたがわぬ勾配を持ちます。
スペックとしては距離13.4km、獲得標高950mで平均勾配7.1%(大会公式より)というものです。
最初っから終始登るような峠で、序盤が平坦で後半が急勾配になる獲得標高詐欺感もなく、概ねこの数字どおりのイメージな峠です。
やいた八方ヶ原ヒルクライム②筆者のレース前
アクセス&宿泊
仙台からだと、アクセスは新幹線&宇都宮線。那須塩原から乗り換えて15分で矢板です。
大会会場も駅近で、レース参加は過去一番楽でした。輪行で大会に参加する方も少ないかとは思いますが、そんな方にはオススメ出来ます。
宿泊も駅にほぼ隣接している矢板イースタンホテルにて。ホテル内の自販機がやたら売り切れが多かったのがちょっと悲しかった(水とカフェインレスの麦茶が売り切れだったのはちょっとつらかった)のと、喫煙ルームを選んでしまった為に気持ち悪くなってしまったのは失敗だったなと思いますが、その点以外は別段問題のない(後者は自分のせいですが)ごく普通のビジネスホテルでした。
なお、駅前にコンビニはありませんが、500m程でファミマがあるので、補給はそこで調達しました。
食事
前々日までは普通の食事で、前日はいつものように白米を朝から1500kcalくらい、昼におにぎり4個、夜は夕方5時過ぎに5個。当日朝は4時に3個食べました。
夕飯早すぎた上に朝ごはんも早すぎたようで、レース開始時に多少空腹気味でした。
あまりお腹が強い方ではなく、今回もちょっと変な調子だったのもあって直前に食べるのを躊躇いましたが、補給しないと走れはしないので、補給の仕方はよく考えたいものです。
練習
先週の水曜日に久々に練習し損ねたりした事はありましたが、木曜日まではほぼ普段通り。ただ、仕事が繁忙期に入って定時で帰れる日が無くなり、ニ部練は流石に出来なくなっているので、6月までに比べると週のTSSは50くらい下がっています。
金曜日は普段の朝練の70%くらいのTSSに収めて、土曜は移動のみ。そんな具合で、練習量的にはいつも通りの調整をして臨みました。
睡眠管理
ここしばらく夏バテ感があって、睡眠時間も下がり気味です。口内炎が出来たりしているので、多分本調子では無いのだと思います。
普段だと前週の木曜日夜を敢えて寝不足にして、金曜夜は多少寝不足くらいに留めて、土曜しっかり寝て臨むのですが、金曜に仕事で運転する用事があったのもありそのパターンで臨めませんでした。
また、土曜朝に気がついたら2度寝していたり、ホテルに着いてからも気がついたら1時間くらい寝ていたりして、そのせいで夜の寝つきがちょっと悪かったです。
当日朝は目覚まし無しで起きるのが理想ですが4時の目覚ましで起き、ちょっと低血圧気味さを感じるような起床でした。暑いのはどうしようもないですが、もう少し準備の仕方はあったのかなとは思うところです。
やいた八方ヶ原ヒルクライム③筆者のレース
レース開始は朝8時53分でしたが既に暑く、太陽を背にして立つと首筋が嫌に温まる感じがしていました。
熱中症になりそうな感じがあって、数分の待機でさえ嫌に感じるくらいで、全員条件は同じですがこれはいいパフォーマンスが出せなそうだなあという感はスタート前から既にありました。
多少の空腹感があり、レース前のパレードランの時点であまり踏めていない感じが出ていて、これは今日は調子が良くないだろうなと感じながら、スタート地点で待機。
号砲でスタートして、取り敢えず先頭につけましたが、ついていけたのは10分ちょっとでした。1桁分で既に辛くなり、パタッと踏めなくなってしまい、早々にドロップ。
自分がドロップしたあとすぐに先頭では落車があったようですが、ドロップしていたがために巻き込まれずに済み、それもあって年代別4位でした。しかし、実力相当なら順位はもっと下だったと思います。
ドロップしてからは時々抜かれるとや気ままに加速して抜き返していましたが、それ以外はほぼサイクリングペースで登っていました。年代別の先頭からは7分差でゴール。49分05秒でした。
やいた八方ヶ原ヒルクライム④さいごに
久々にここまで惨敗しました。本調子ではなかったと片づけるのは簡単ですが、本調子でも結局入賞圏内には居なかったと思います。
負けたレースなんて正直思い出したくもないのが素直な心情ですが、反省すべきところは振り返って、次に活かしていきたいところです。
最期に、酷暑の中開催に尽力してくださった皆様、ご一緒してくださった皆様、誠にありがとうございました。