目次
スパカズ「ブリングテープ・オイルスリック」①はじめに・バーテープについて
スパカズ「ブリングテープ・オイルスリック」②スパカズについて
スパカズ「ブリングテープ・オイルスリック」③インプレ(1)クッション性
スパカズ「ブリングテープ・オイルスリック」④インプレ(2)手触り・グリップ
スパカズ「ブリングテープ・オイルスリック」⑤インプレ(3)巻きやすさ
スパカズ「ブリングテープ・オイルスリック」⑥インプレ(4)見た目
スパカズ「ブリングテープ・オイルスリック」①はじめに・バーテープについて
このブログは初心者の方に閲覧いただくことも想定しておりますので、まずはバーテープについての解説から。
バーテープは、ロードバイクのドロップハンドルに巻いてあるクッション材のような部品です。
純正で装着されているバーテープをそのまま使い続けている方も多いかと思いますが、バーテープを変えることで、ハンドルの握りの太さや衝撃吸収性、グリップの効きなどを自分好みにすることができます。
また、バーテープは車体の印象を大きく左右します。バーテープを変えることで、見た目の面でも自分好みなロードバイクを仕上げていくことが可能です。
バーテープは消耗品です。使っていくとヘタってくる上、汚れてゆきます。
交換作業は比較的簡単な上、自転車部品としては比較的安いため、交換のハードルは低いです。
しばらく乗ってバーテープを変えたくなった場合は、是非交換にチャレンジしてみてください。
スパカズ「ブリングテープ・オイルスリック」②スパカズについて
さて、今回紹介するバーテープのメーカー「スパカズ(SUPAKAZ)」についてです。
スパカズは、通称「米国御三家」と呼ばれるフレームメーカーのひとつ「スペシャライズド」の創業者の息子さんが立ち上げたブランドです。本拠地は米カリフォルニア。
日本の代理店はフカヤです。
ラインナップは、バーテープ、ボトルケージ、そしてシューズなど。高品質もさることながら、今回紹介する「ブリングテープ・オイルスリック」をはじめ、個性的な美しいデザインで幅広く支持を受けています。
高品質さについては、直近で言えばペーター・サガンが所属するトタルエネルジーが使用していることからも、折り紙付き。
けしてデザインだけではない、プロが使える高品質な製品をラインナップしています。
スパカズ「ブリングテープ・オイルスリック」③インプレ(1)クッション性
さて、ここからは筆者愛用の「ブリングテープ・オイルスリック」のインプレです。
まずはクッション性。
クッション性については、必要十分です。コルクなどの分厚いバーテープよりは薄手なため、分厚いバーテープにあるようなもちもちした柔らかさはありません。
しかし、コットン等の薄手テープよりはクッションが入っているため、ハンドルを直に握っているような、振動が手にガツガツ伝わってくるような感じは少ないです。
ロングライド等の快適性が試されるシチュエーションであっても、クッション性の面で不快に感じることはないかと思います。
スパカズ「ブリングテープ・オイルスリック」④インプレ(3)手触り・グリップ
光沢感のある見た目ですが、グリップもそれなりにあります。
これよりもハイグリップなバーテープはあります。ハイグリップなバーテープに慣れた方だと、このバーテープのグリップに不満を感じるかもしれません。
しかし、筆者がヒルクライムメインでそれほど下ハンドルを多く握らないこともあるかと思いますが、このバーテープも雨天下などでなければ滑ることはそうそう無いと感じます。
手触りは、ざらついたような感じの、表現するのが難しい独特の質感です。擬音で表すなら「シャラシャラ」しているような感じです。
スパカズ「ブリングテープ・オイルスリック」⑤インプレ(3)巻きやすさ
巻きやすさは、標準的です。
同じスパカズでも「プリズマティック」はかなり巻くのに難儀しましたが、この「ブリングテープ・オイルスリック」はそれなりに伸びるため、シワなく巻きやすいです。
コルクなどのバーテープだと引っ張りすぎたときにはブチッと切れてしまうこともありますが、この「ブリングテープ・オイルスリック」は親の敵でも取るような勢いで引っ張らなければそうそう切れません。
そういう面で、しっかり引っ張って巻きやすいです。最初の巻きかえに選んでも、それほど悩むことなく作業できるかと思います。
スパカズ「ブリングテープ・オイルスリック」⑥インプレ(4)見た目
この「ブリングテープ・オイルスリック」は、実際のところ見た目に憧れて導入する方が多いかと思います。
筆者自身そうで、長きに渡り使い慣れているのはコットンのバーテープですが、GIOSにはこのバーテープが合いそうだと思い、導入しました。
写真を撮ると水色に映りますが、実際は光の当たり具合で紫色に見えたりします。美しいグラデーションが楽しめます。
ただ、合う車体、合わない車体はあるかと思います。GIOSが修理中の間、ラウンド形状のハンドルをスーパーシックスエボに移植した際に間に合わせで巻いたことがありますが、我ながら合っていないなという感じでした(筆者主観です。同じ組み合わせの方がおられましたら、申し訳ありません)。
あくまで個人的な好みのお話しですが、グロスカラーの、光沢感のあるフレームだと比較的合わせやすいのではないかと思います。
なお、街中を走っているとそれなりに被ります。人気がゆえの宿命だと思いますが、人と同じものが嫌な方は避けたほうが良いかもしれません。
スパカズ「ブリングテープ・オイルスリック」⑦さいごに
いかがでしたでしょうか。スパカズ「ブリングテープ・オイルスリック」は、美しい見た目と実用性を兼ね備えた、高品質なバーテープです。
合う合わないは選ぶかと思いますが、合いそうだなと感じましたら、是非導入をご検討いただければと思います。