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子供に向けたロードバイクは「GIOS・EASY(ジオス・イージー)」がオススメです!

緊急事態宣言も解除され、少しずつ元通りに社会がまわりはじめています。

自粛で家にこもりきりだったお子様にはじめての自転車を購入してあげるのはいかがでしょうか。

そして、お子様にとって人生ではじめての自転車経験を、ママチャリとは段違いの気持ち良さを誇る「ロードバイク」で飾ってあげるのも良いのではないかと思います。

もちろん高性能な分、普通の自転車より値段は張ります。

しかし、今回紹介する「ジオスGIOS)」の子供に向けたロードバイクは、比較的お手ごろな価格で購入できます。

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目次

GIOS・EASY①はじめに:「GIOS」ってどんなメーカー?

GIOS・EASY②ジオスの子供むけロードバイク「EASY(イージー)」

GIOS・EASY③ジオス・イージーをより安全・快適にするなら

              

GIOS・EASY①はじめに:「GIOS」ってどんなメーカー?

「GIOS」はイタリアのメーカーです。読みは「ジオス」といいます。

自転車に興味を持たない人には聞きなれないメーカーだと思いますが、日本でも探せば結構見つかります。

都会などで大きめな駐輪場にゆけば、ジオスの自転車が一台はあるかな?というくらいの頻度では見かけます。

 クロスバイクという街乗り向けスポーツ自転車の「ミストラル」が高い人気を持っているからです。

▲安心のカンザキバイク様。

 

ジオスは「ジオスブルー」と呼ばれる濃い青色をメーカーのカラーとしています。

この濃青は自転車を好きな人がみればひとめでジオスだとわかる色です。

自転車に特段の興味が無い方でも、この青色のお洒落さは感じていただけるのではないでしょうか。

 

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GIOS・EASY②ジオスの子供むけロードバイク「EASY(イージー)」

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▲ジオス・イージー。こちらもカンザキバイク様です。

※カンザキバイク様は関西圏を中心に展開している自転車屋さんで、全国通販しています。高品質な自転車を安く購入できるため、好評です。

ただし、通販で購入する自転車はサイズ感等が分からないまま買うと取り返しがつかない事も多いため、一度実店舗で試乗するなどすることをお勧めします。

ジオス・イージーの基本的なスペック

ジオス・イージーは税抜89800円です。

アルミフレーム8速の完成車となっています。

サイズは380の一種のみ展開で、メーカーの推奨としては125cm-150cmの身長が適合とされています。

平均的なご身長のお子様であれば、概ね小学生の期間を通じて乗ることができるというくらいでしょうか。

 

高い自転車なのにたった5-6年だけ?と感じる方もおられるかもしれませんが、現代のロードバイクは概ねその程度で乗り換える人が多い印象です。5-6年という期間は、特段短くはありません。

よく誤解されますが、高価な自転車は必ずしも長寿命な訳ではありません。

イメージとしては、大袈裟かもしれませんがレーシングカーです。高価ですが、必ずしも長持ちするとはいえず、むしろ短命です。

高性能≠長寿命と考えていただければ良いと思います。

 普通に使用していて、すぐ壊れるということは初期不良以外ありません。しかし、「一生もの」ではないということです。

ジオス・イージーの詳細なスペック1.フレームセット

 前述のとおりアルミフレームで、フロントフォークはクロモリ(鉄)のフレームセットです。

アルミの材質については明言されていませんが、比較的安価なスポーツ自転車で多い6061アルミではないでしょうか。

同じアルミでもグレードがあって6061アルミは7000番台のアルミ等に比べれば重量がかさみますが、それでも完成車で9.4kgです。

一般的なママチャリが20kg前後であることを考えれば、2Lの天然水5本分くらい軽いといえます。

 また、6061アルミは比較的ラフに扱っても壊れにくいです(勿論平気で壁などに突っ込んだりすれば壊れますが、普通に走行している限りであれば)。

小学生のお子様だと必ずしも丁寧な扱いを期待できないと考えますが、カーボン等を用いたフレームや、指で押すだけで凹むような軽量アルミフレームに比べれば壊れる心配は少ないといえるでしょう。

フロントフォークがクロモリであるのも美点でしょう。現在は廉価なスポーツ自転車でもフルカーボンフォークが多くなってきましたが、カーボン系部品の常で取り扱いには注意を要するため、元気盛りのお子様が扱うのは少々怖い代物だと思います。

その点クロモリは鉄ですから、サビさせないようにすればそう簡単に折れたりはしないはずです(繰り返しますが事故レベルの衝撃を除く)。

 

ジオス・イージーの詳細なスペック2.変速関係一式

 変速関係一式は、シマノのクラリスというグレードの部品をベースとして組まれています。

「クラリス」は後ろが8速で、シマノのロードバイク部品(一式をまとめてコンポーネントと呼ばれます)のグレードでは末弟に位置します。

しかし、日本メーカーの良いところでエントリーモデルでも確実かつ正確に動作します。

実際筆者も学生の頃はクラリスを使ったロードバイクを使用していて、ヒルクライム(登り)レースで入賞したこともあります。

 

子供ではあまり重いギアを使わないという判断からか、アウターギアの歯数が46Tと一般的なロードバイクより小さめに設定されています。また、インナーギアは34Tで、通常のコンパクトクランク相当。

後ろは12-25Tで、重い11Tや28T以上の軽い歯がない代わりに、8速ではいちばんクロスレシオなスプロケットです。

何行か専門用語が入りましたが簡単に言い換えれば、この自転車はあまりにも重くて子供には使いこなせないような段とあまりにも軽すぎて激坂でしか使わないような段を無くして、平坦で使う中間的な重さの段を細かく選択できるようにした組み方です。

この組み方、想定される用途に合っている良い組み方だなと思います。

また、変速のいろはを学ぶのには最適な組み合わせだとも思います。

たくさん変速することで自転車というメカそのものが好きになることに繋がるとも思いますので、良いチョイスだなと思います。

 

ジオス・イージーの詳細なスペック.その他

ホイールは24インチで、前後28本スポークです。

スポーク本数が多いと空気抵抗が大幅に増すため、現代の完組ホイールに比べれば軽快性には一歩劣ることが多いですが、それと引き換えに耐久性が高いです。

タイヤはケンダです。

また、ブレーキはテクトロを採用しています。

 

その他の部品についてはジオスのPB を多く使用しています。

 

 

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GIOS・EASY③ジオス・イージーをより安心・快適にするなら

ジオス・イージーははじめてのロードバイクとして良い製品だと思いますが、不満が挙がるとすればブレーキでしょう。

テクトロというメーカーのブレーキですが、このメーカーのブレーキがは同グレードのシマノ製品より効きが一歩劣ることが多いです。

 

乗り手の体重や使用するタイヤ、常用する速度域等の様々な要因が左右するため一概にテクトロのブレーキが不満もしくは十分ということはできません。

しかし、テクトロのブレーキに一定数の不満を聞く機会があるのは事実です。

万一お子様からブレーキが効きにくいと相談を受けたりした場合はシマノ製品に換装すると良いです。

 

シマノ製品であれば変速関係部品とあわせて「クラリス」のブレーキでも良いですが、ブレーキアップグレードの定番は「105」です。

こちらはレースを想定した設計で、自分も2台で使用しています。高い制動力を持つ、安全性の高いブレーキです。

交換は工賃込みでも1万円程度でしょう(お店によりますが)。

 

 

以上です。

親子で一緒にロードバイクを購入して一家でサイクリングをはじめるのも、良いのではないでしょうか。

是非検討してみてください。

 

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