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ロードバイク・クロスバイクのフロント変速のコツについて

「ビギナーの部屋」では、ロードバイク歴7年の筆者が、ロードバイクやクロスバイクに乗りはじめたばかりの方が疑問に思うであろうことを解説してゆきます。

 

ロードバイクやクロスバイクに乗りはじめたばかりの方がよく疑問を抱かれるのが「フロント変速の使い方」でしょう。

この記事を読むと、フロント変速の使い方や変速のコツについて、基本を抑えることが出来ます。

        

目次

はじめに:ロードバイク・クロスバイクをまだお持ちでない方へ。フロント変速とは?

ロードバイク・クロスバイクにおけるフロント変速の操作方法とコツ

参考:フロント変速を、脚が真下にある時に行うと上手くいく理由

        

はじめに:ロードバイク・クロスバイクをまだお持ちでない方ヘ。フロント変速とは? 

(ほぼ)スポーツ自転車にしか無い変速、それがフロント変速です。

ママチャリの場合は変速機が付いていても後輪だけで、前側(ペダル側)の歯車は1枚だけです。

しかし、ロードバイクやクロスバイクの場合は前側(ペダル側)も歯車が2枚・3枚と用意されており、変速できるようになっています。

 

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ロードバイクのクランク

 

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ロードバイク・クロスバイクにおけるフロント変速の操作方法とコツ

フロント変速の操作方法

手元変速レバーを採用した現代のロードバイクのうち、圧倒的に多いシマノであれば、操作は以下のとおりです。

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シマノ・STIレバー

扱うのは左手側のレバーで、重くする(=大きい歯にチェーンを移す)時は大きいレバーを内側に押し込みます

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重くするときは、この状態から

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ここまで、一気に押し込みます

軽くするときは、小さいレバーだけを内側に押し込みます

 

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軽くするときはこのような操作です。

 

クロスバイクの場合、多いのは「ラピッドファイヤー」と呼ばれるシフターでしょうか。

手前側のレバーを奥に押し込むと重い方に、奥のレバーを手前に引くと軽い方に変速します(シマノ系で自分が把握している限りの製品は)。

 

フロント変速のコツ

はじめてロードバイクやクロスバイクに乗った人がフロント変速を行おうとする時、よく聞く感想が「壊れそうで怖い」です。

しかし、結構力を入れて押し込まないと変速しません

そうそう無茶な力で押し込んでも壊れたりしない(限度はある)ので、思い切って押し込むのがフロント変速のコツです。

また、ゆっくり操作するのではなく、変速すると決めたら一思いに操作するのがポイントです。

 

フロント変速する時は、どちらかの脚が真下にある時を狙ってレバーを操作するとスムーズに変速することが多いです(※後述)

また、踏み込みながら変速するとうまく変速できないことが多々あります。特に登りなどでは気を使って意識的に踏力を抜いてやらないと、最悪の場合チェーン落ちします。

踏む力を一瞬抜いて、変速しましょう。

 

また、フロント変速を行うとペダルの重さが一気に変わります。

アウター(重い方)からインナー(軽い方)に落とすと、一気にスコーンとペダルが軽くなるはずです。

また、インナーからアウターにあげると、一気にペダルが重くなると思います。

重さの急激な変化はペダリング(ペダルを踏む)のリズムが狂うことに繋がるため、フロント変速とあわせて後ろを変速するといいです。

公式には推奨していなかったような記憶がありますが、シマノであれば同時に左右のレバーを変速しても問題なく変速します(少なくとも自分のバイクは)。

頭で考えずとも、フロント変速を重くするときは左右の大きいレバーを内側に同時に押し込むだけ・逆にフロント変速を軽くするときは左右の小さいレバーを内側に同時に押し込む(右手側は2、3回連打が必要なことが多い)だけと覚えておけばOKです。

後ろを何速変えるかは使っているスプロケット(後ろの歯車)次第でしょう。いずれ書こうかなと思います。

 

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参考:フロント変速を、脚が真下にある時に行うと上手くいく理由

よく「脚が真下にある時に変速するといい」と言われますが、何故でしょうか。

ひとつは、脚が真下にある時には踏力が掛かっていないからです。

もう一つが、チェーンリング(歯車)の構造にあります。

 

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アウター(外側の大きい歯)に変速

アウター(重い方・外側の歯)に変速する場合、レバーを操作すると上の変速機が外側に動き、大きな歯にチェーンを押し当てます。

 

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車体左側から

上の写真は、左のペダルをいちばん下に持ってきた時のフロントチェーンリング(前の歯)を、左側から撮影した写真です。

矢印が示している丸い部分が、フロント変速機より少し手前にあるのがキモです。

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少しペダルを回した状態

フロントをアウター(重い方・外側の大きい歯)に変速し、ペダルを少し回します。

そうすると、チェーンが外側の歯に押し当てられます。そして、先ほどの丸い部分にチェーンが引っかかって、持ち上がって来ます。

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さらに回した状態

さらに回した状態です。

 

フロント変速を足が下側にある時に行うとスムーズに行くのは、この丸い部分(変速ピンと言います)が、足が下にあるところから少しペダルを回した所でチェーンを外側の歯に押し当てているフロント変速機を通るからだとこれでお分かりいただけたかと思います。

また、壊れないかと逡巡してゆっくり操作するとフロント変速が大概上手くいかないのは、操作がゆっくりだとこのピンを通り過ぎてしまうからです。

 

(※変速ピンが無いところでもチェーンが上がることはありますが、もたつくことが多いです)


 以上です。まとめると、フロント変速は脚の力を一瞬抜いて、どちらかの足が真下にある時に操作は素早く思い切りよく、がコツです。

是非実践してみてください。

 

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