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【ロードバイク】8速のスプロケットは「12-25T」が、おすすめ!

※最近物理的に時間が取れません…。お久しぶりです。

 

8速のロードバイクで、スプロケットを選ぶときは「12-25T」がおすすめです。

今日はその理由を書いてゆきたいと思います。

 

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目次

8速のスプロケットは12-25Tがおすすめ①(ロードバイク初心者の方向け)スプロケットって?

8速のスプロケットは12-25Tがおすすめ②8速スプロケット、展開は?

8速のスプロケットは12-25tがおすすめ③8速スプロケットは12-25Tがおすすめな理由

-③-1:他のスプロケットとの比較検討

-③-2:12-25Tの欠点と対応策

8速のスプロケットは12-25Tがおすすめ④おわりに

              

8速のスプロケットは12-25Tがおすすめ①(ロードバイク初心者の方向け)スプロケットって?

まずスプロケットって何だ?という方に向けて、スプロケットの説明をいたします。

 

スプロケットは、ロードバイクの後輪に付いているたけのこ状の歯車塊です。

連なった歯車は、外側ほど歯数が小さくなっています。

隣り合った歯車から歯車にリアディレーラー(リア=後ろ、ディレーラー= 脱線させるもの)によりチェーンを掛け変えることで、ロードバイクの変速は行われています。

 

ちなみに、外側の小さい歯ほど、ペダルが重く感じる段になります。

クランク(ペダルシャフト)を一回転させた時、後ろの歯車の歯数が小さいほど、後輪の回転数は増える事になります。

クランク一回転させるのに必要な仕事量が増えるため、ペダルが重く感じるという訳です。

 

人間の脚は出力をいたずらに上下させると、あっという間に消耗します。

そのため、長い距離を速く効率よく走るためには多段化されたスプロケットを用いて細かに負荷を調整しながら走ることが不可欠となります。

調整度合いを決めるのが歯車の歯数です。この記事はいちばん外側の小さい歯車が12歯、いちばん車体側の大きい歯車が25歯のスプロケットを勧めるものです。

 

なお、歯車の歯数は一般に、例えば12歯であれば「12T」といったようにTをつけて表記します。この記事でもそのような表記とします。

 

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8速のスプロケットは12-25Tがおすすめ②8速のスプロケット、展開は?

 

シマノHPによれば、R2000系8速クラリスのスプロケットは「12-25T」の他、「11-28T」「11-30T」「11-32T」「11-34T」「13-26T」が用意されています。

 

以前「12-21T」「11-23T」「13-23T」といったスプロケットも用意されていましたが、23以下の歯しか持たないスプロケットは数年前にシマノの全ラインナップから一掃されてしまいました。

 

多段化が進む現状で11速もあれば23T止まりのスプロケットを使う必要性は薄いとの判断だと思いますが、段数の少ない8速には残して欲しかったものです。

 

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8速のスプロケットは12-25Tがおすすめ③8速スプロケットは12-25Tがおすすめな理由

              

③-1:他のスプロケットとの比較検討

12-13-15-17-19-21-23-25

11-13-15-17-19-21-24-28

11-13-15-17-20-23-26-30

11-13-15-18-21-24-28-32

11-13-15-18-21-24-28-34

13-14-15-17-19-21-23-26

 

歯数を全て並べ立てると、上記のとおりです。

他のスプロケットに比べて際立つのは、20台の歯の繋がりの良さです。

20台はヒルクライムでの低速走行や、緩斜面などでアウターロー気味に使うことが多いと思います。高出力を継続的に出すようなシチュエーションで使用されることが多い段となりますので、隣接する歯の歯数差は小さいほうが望ましいです。

しかし、段数の関係上19T以上よりクロスさせる優先度が下がり、ここが密に組まれているのはサードパーティーのレーコンくらいです。

シマノであれば20台は隣接2Tがいちばんクロスしたスプロケットで、21-23-25は11速のスプロケットの20台と変わらない並びです。

20台の歯が3T以上空いていると、ヒルクライムで1速落とすと軽すぎ、かといってそのまま走り続けると重過ぎるためにリズムを崩されて失速することがあります。

12-25Tの21-23-25の並びであれば、この心配はありません。

 

 

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③-2 :12-25Tの欠点と対応策

 欠点は25T止まりであることでしょう。

初心者の方であれば峠道を登れない可能性もあるかもしれません。

また、速く登るためには、回せるギア比を持ったスプロケットを選ぶのがセオリーだとは思います。

 しかし、ありものの機材でどうやって速く登るかと試行錯誤するのもまた、趣味としての自転車の楽しみだと思っています。

 

現実的にどうやっても登れない場合、いちばん安い対応策は峠に行くときのみスプロケットを交換することです。

場合によりチェーンの長さの変更も必要となるため多少面倒ではありますが、8速のままであればその方法がいちばん手っ取り早いでしょう。

 

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8速のスプロケットは12-25Tがおすすめ④おわりに

 スプロケ交換は、自転車の走りを大きく変えるカスタムです。是非挑戦してみてください。

 

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