クロスバイクにバーテープを巻きたい方がおられるようで、弊ブログに「クロスバイク バーテープ」というキーワードでたどり着かれる方が一定数おられるようです。
筆者はクロスバイクのエスケープR3をフラットバーで運用していた頃に一時期ながらバーテープを巻いて運用していたことがあります。
その時の経験をもとに、クロスバイクにバーテープを巻くことについて考えてみます。
目次
クロスバイクにバーテープ③バーテープの利点:太さ等の好みが自在
クロスバイクにバーテープ④クロスバイクにおけるバーテープの選択
クロスバイクにバーテープ①何故クロスバイクにバーテープ?
通常、フラットバーのクロスバイクにはグリップが装着されています。
そのため、チューニングする場合でもグリップを交換することが多いです。
しかし、エンドバーなどを装着する場合、グリップが使えない場合があります。
(正確には、対応しているグリップはありますが純正のグリップが使えなくなる場合があります)
そのような時、いっそロードバイクのバーテープを巻いてしまうという選択肢があります。
参考に、ある一時期の筆者クロスバイクです。
(エンドバーの向きがすごいことになっているのはn年経過した現在、自分でも謎です。突っ込まないでください。試行錯誤していた時期があったということです)
エンドバー2本づけしており、グリップの幅が足りなくなりました。
当初は純正グリップをノコギリで切断して使っていましたが、見栄えがお世辞にもよくはなかったため、バーテープにした次第です。
クロスバイクにバーテープ②バーテープの利点:デザイン
バーテープは色やデザインは千差万別で、クロスバイクのハンドルを自分好みにすることができます。
ロードバイクでもそうですが、ハンドルの色は車体の印象を大きく左右します。
また、走行中つねに目に入る部分であるため、バーテープによりハンドルが自分の好きな色になっているとモチベーションアップにも繋がるでしょう。
自分のクロスバイクに愛着を持つことにも繋がります。
クロスバイクにバーテープ③バーテープの利点:太さ等の好みが自在
クロスバイクのグリップは比較的選択肢は少なめ(のように、店舗等で見る限りでは感じます)です。
どうしてもある太さ、ある素材のものを使わなくてはなりません。
ハイグリップな素材や、もっちりした手触りの素材。
はたまた、筆者がロードバイクで愛用しているコットンバーテープ等の薄くてダイレクト感溢れる素材。
バーテープは、その素材も千差万別です。
また、巻く時に重なりを多くとったり、二重巻するなどにより厚さはある程度自由に変更できます。
グリップの感覚が好みでない場合、グリップの枠にとらわれずバーテープも探してみると、良いと思います。
クロスバイクにバーテープ④クロスバイクにおけるバーテープの選択
ロードバイクとクロスバイクの違いとして、ロードバイクであればSTIレバー(※シマノ)のブラケット部分を握る走行が基本になる点があげられます。
このため、四六時中バーテープの部分を握っていることにはなりません。
しかし、クロスバイクにバーテープを使う場合、ほぼ常に握っている場所にバーテープが巻いてあることになります。
エンドバーがついていても、バーテープ巻部分との握る時間の比率は後者のほうが圧倒的に高くなるでしょう。
そのため、ロードバイクであれば多少クッション性を犠牲にしてバーテープを選択しても然程問題になりません(個人的にはそう考えています)が、クロスバイクの場合はクッション性をある程度重視したバーテープの選択を行ったほうがいいと考えています。
自分がクロスバイクにバーテープを巻いていた時に使用していたのは、ボントレガーのゲルコルクテープだったかと思います。
ボントレガーはトレックのブランドで、自分のクロスバイクはジャイアントなので不統一感はありましたが、あまり気にしていませんでした。
気になる方はメーカーを揃えるといいと思います。
ちょうどよくトレックHPにバーテープの巻き方が載っているので、以下にリンクを掲載します。
掲載されているのはドロップハンドルにおける巻き方ですが、フラットバーの場合でも基本的に同じで問題無いと思います。
エンドバーがあると少々面倒ではありますが、そこの処理は試行錯誤いただければと思います。
試行錯誤するのも、自転車の楽しみのひとつだと思います。