※この記事で掲載しているのは本ブログを立ち上げる前のライドですが、個人的な記録として残していたものを再編集しています。
目次
多摩サイクリングロード(2017.8.6)
折角の夏休み、旅に行くつもりでした。しかし、よく眠れず四時間睡眠で家出発
25km/hで心拍が150くらいまで回ってしまい、これは不調だなと直感したため立川で帰宅決定しました。
…とさすがにこれで本日のライドを終了とする気にはなれなかったため、一旦帰宅して旅装備を解除してサイクリング再開です。
昭和記念公園に行こうとも思ったのですが、もう一度立川まで行く気にもなれず、とりあえず聖蹟のいろは坂。1本目でインナーロー70回転で精一杯、終戦。
…20分くらい聖蹟の公園で休み、もうどうでもよくなって写真撮影タイムです。
さあ帰宅するかともう一度自転車に跨るとさっきよりは動くように。多摩川を走ることにしました。
聖蹟桜ヶ丘から、やけにローディのいない南岸をつっきったら大栗川の起点に突き当たり。いきどまり…。
関戸橋渡って右折、調布方面へ行きます。
是政橋の手前で新しく舗装された方へ行ってみます。
前方に見える京王線の鉄橋。
「頭上注意」腰の高さのサドル引っかかったあたり、この頭上注意は頭上ではない…。
舗装路激混みのため、ダートへ。最近タイヤをグラベルキングに変えたので、安心してダートを走れます。
水門を歩いて突破。
多摩川は南岸と北岸を行ったり来たりさせられる、一見では走り方が分かりにくいサイクリングロードだなと感じます。
ダートに行きたいのではなくて、道のままにひたすら直進するとダートに誘導されるという。どうにかならないのかなと感じます。
丸子橋
羽田。雲が夏そのものです。
飛行機。
Uターンし、帰途へつきます。
橋を渡って神奈川へ。
東海道新幹線
梨汁ブシャー!!(違)
…夏を満喫した、そんな印象のサイクリングになりました。
浅川上流と大垂水峠(2017.8.17)
帰省先の仙台から帰ってきてみると、1kg太っていました(笑)
なまりきった体にショック療法として、ヒルクライムに向かいます。
晴れの日が今日くらいしかなくてあとは曇天雨天続きで、今日しかなかったです。
浅川に入って、河川沿いに西へ。
もとは多摩川を行くつもりだったのですが、府中四谷橋の手前で無意識に浅川CRに入ってしまっており、苦笑しつつそのまま直進。
一週間いないうちに草が明らかに茂っています。雨続きだったから育つわけだと思わされます。
これだけの高さと密度だと死角が多くて怖いです。釣りをする方などが時々、草陰からヌッと出てくるため、最徐行。
浅川がサイクリストを集めない理由はどこでどっち岸に渡ったら良いのかわかりにくいのと、あとはたぶんこのダートだと思いますが、グラベルキングを履いたエスケープなら問題無しです。吶喊。
…ふつうに走れはしますが、制動距離は伸びます。ずざざざーーーーーーーっと砂を巻き上げながら止まります。
渡り岩。性格が子供なので、こんなのを見るとぴょんぴょんと…。
水面すれすれ。昨日までの雨で結構水量が多くて多少の怖さです。
渡りきることはせずここでUターン。
マイナスイオンたっぷり。"浅川ゆっくりロード"の名前の通り飛ばせる道ではないですが、不満にも感じません。静かで心地よい道で、その雰囲気を楽しもうという気持ちになれます。
なんとなく、作並あたりの温泉街を連想しました。
ここで(探し損ねていなければ)終点です。左に出ると高尾街道と甲州街道の交差に出ます。甲州街道に入って1kmも進むと高尾駅。
戦前の昔は浅川駅と言って…湯の花トンネル銃撃事件のような痛ましい歴史も抱えた駅であったりする、高尾駅です。
そして大垂水。20km/h維持は残りコーナー2つ残して失敗です。序盤突っ込みすぎました。
雨量うんmm超えで通行止のゲートで既にbpm190回っていました。そこまで大幅に体がなまってるわけではないと分かったので良しとします。
雲行きが怪しかったので石碑でターンして帰宅。結局降られることはなく済みました。
和田峠方面
8月24日
陣馬街道の交通量に対しての道の細さに怖さを感じることが多かったため、代替案として高尾から北上するルートを策定してみました。これが悪くはなかったです。
ルートは以下の通り:
浅川CRで高尾街道と甲州街道の交差まで西に進み、高尾街道へ上がって北上。
「城山大橋」で右折してあとは道なりに進むと「川原宿」で陣馬街道にあたります。
「川原宿」以西は比較的交通量少ない安全度高めな道であるため、安心。
「川原宿」までの高尾街道-美山通りはアップダウンが多く、かつ車の往来も少なくはないですが、全般に道幅が広いのと、最悪の場合に逃げ場になる歩道が陣馬街道より断然広いのが高ポイント。距離もこちらのほうが短いです。
そういうわけで早速山頂。コーラ最高。頂上でプシュっとやる爽快感といったらないです。
…22分以上かかってしまいました。キャットアイのサイコンは下が4km/hのようです。それ以下は明らかに車速が落ちても落ちず。(苦笑)
さすがに不甲斐なかったので裏和田(藤野側)へ降りてゆきました。写真は絶景ポイント。空気の澄んだ季節なら富士山が遠望できます。
麓のゲートでターンして再びクライム。さっそくゲート超えて12%勾配で終了。
山頂で、レクサスのお爺様から、大変だったでしょうと声をかけられました。大変でしたと返答。これからこっち(八王子側指差しながら)側に降るのー?ブレーキ気をつけてねー!…とアドバイスいただきました。
写真は表側の絶景区間。
陣馬そばの親父様に高そうな自転車だねと声をかけられましたが、青くなって否定。
軽いの?と聞かれたので重いですと即答。黄色目立っていいね、は全力で同意。
そのほか少し談笑して帰途へつきました。
北浅川の清流に沿ってすすむ閑静な田舎道。東北を思い出します。
8月28日
今日も今日とて和田峠。今日は前回と逆に序盤から頑張りました。結果、ラスト2kmの看板手前ですでに脚が終わってしまいました。
リアルゴールド飲もうとしたら盛大にぶちまけて慌てて拭き取って、タイムアタック中断。タイムアタックを再開する気にもならず、ゆっくり登坂しました。
和田峠は34-25では「楽に」さえ登れないなと感じます。薄々わかっていたことながら、ツーリングにはもう少し低ギア比が欲しいところだなと感じます。
裏和田へダウンヒル。裏和田は閑静で良いなと感じます。
だいたいこの手の峠道は車やバイクも多いですが、和田峠の場合狭すぎて攻めようもないので車やバイクの皆さんには敬遠され、かつ交通路としては単に甲州街道を遠回りにしているだけでわざわざこちらを選ぶ理由はないため、地元の方の極僅かな自動車以外は滅多に見かけません。
静かな、東京から少し離れただけとは思えないよい田舎です。
ほぼ14km下り続けです。最後に少し登り返して、この隘道に。
トンネルをくぐると中央本線の踏切に出てきます。
渡って下るとR20=甲州街道。神奈川県(あまり神奈川県という感覚はなくて、どちらかというと山梨県の感覚ですが)の藤野に至ります。本日は左折し、R20を高尾方面、つまり帰途へ。
炭酸の飲み過ぎか、それとも寝不足か消化不良。肺のあたりで飲んだ水が止まってるかのような感じでこの辺りでは気持ち悪いことこの上なかったです。
漕げないほどの酷さではなく、かつリタイアしようにもそもそも輪行袋なんかも持っていなかったため、どうしようもなくペダルを回し続けるしかありません。
割と久々な気がする、相模湖。相模湖は人造湖で、ダムでせき止められている湖です。
ふたたび甲州街道にカムバックして、大垂水へGO。
この交差点で9000デュラエースのクランクが目立つ綺麗な白いロードバイクが颯爽と高尾方面へ。追いつきたい、と思いこちらも信号が変わると全力ダッシュ。
体調悪かったはずなのですが、和田峠でまったく使い切ってなかったのもあって体は動きました。
4人のツーリングと思しきグループをさーっと抜いて、ビアンキの太ましいおじ様をパスして、クロスバイクのおばさんも軽くパスして。
ほぼずっと22-3km/hあたりを維持して登り続け。途中まで自分でも気づかなかったのですが、アウターで登っていました。
ギアもうない、無理、この速度は維持できない、と思ってなんかチェーンうるさいなと思って足元を見たらアウターローというお決まりパターンです。
そしてついに見えてきました。加速はしません。しなくてもじわじわと詰まるため。
そしてほとんど追いついてしまいました。
が、ここからが問題です。
知らない方の後ろにぴったりついて走るべきではないし、かといって抜いて前に出て峠の頂上までもつか?とも悩みました。
数十秒考えたあと前に出ました。アウターにあげて、一時的に25km/h以上まで加速してすーーっと。
加速して抜いて10秒、一気に心拍が20くらいあがって190台突入。
あ、ミスったと冷や汗噴出。裏大垂水はイマイチ景色を覚えきれていないため、あと何kmあるのかもわからず。
抜き返されるのはダサいから避けたいなと思いちらっと後ろを見ると約50mは後方。
そう簡単には抜かれないだろうと思い、チェーンをインナーに叩き落として21km/hあたりを死守するつもりで登ります。
はやく終わってくれ、もう流石に無理、と思ったあたりで見慣れた石碑が見えてきて歓喜。折りたたみ自転車のお爺様を抜いて峠に到達しました。
結局白いロードバイクの方はたいして疲れてる風もなくそのまま高尾側に下って行きました。しゃむになって抜いたのが少々恥ずかしくなります。ひとり相撲ってこういうことを言うのだろうなと。抜きはしましたが登坂力は明らかにあちらが上だろうな、と明白に思わざるを得ません。
それにしても初めて20km/h完全維持で登坂成功。これは嬉しかったです。
そのまま高尾側にダウンヒルし、高尾駅過ぎて浅川へ。
サイクリングロードに帰ってくると感じる安心感。
浅川経由で日野市の自宅に帰宅して、90kmほどの山岳サイクリングとなりました。
都民の森(秋川経由)
車通りが非常に多い五日市街道回避策で秋川経由での奥多摩アクセスを試みてみました。
多摩川を福生で睦橋通りに上がって、橋渡ってすぐの信号を左。
つきあたりに秋川河川敷遊歩道への入り口があります。
風光明媚という表現がぴったりくるような景観です。
東京のお米は食べたことないなと、ふと思います。最寄りのスーパーで売っているのは茨城県産のお米等が多いイメージ。
東京のお米も、機会があったら食べてみたいものです。
接続が非常にわかりにくいです。
道なりに進むと出てくるここは左。
ここを入ります。
基本的に分岐では川から離れないように道を選択していくと奥多摩方面へ進んで行けます。
冒険してる感が強い道。多摩川なんかより未開拓感が強いです。
自転車にもランナーにもほとんど知られていない道のようで、ほとんどその手の人たちにはすれ違わず。というか、ほぼ無人。怖いくらいです。
多人数で何台も自転車で連なっていけるような道ではないかと思います。
近隣住民の皆さんにご迷惑をおかけしないように、静かに通らせていただくくらいの使い方が正しい道かなと感じるところです。
最後、先ほどの写真の細道を抜けた先で一般道に至ります。
T字を左、コーナー抜けてすぐまた左折するとお墓の並ぶお寺に出てきます。
少し直進し、お墓の角に沿って右で登り坂へ、あとは直進。
延々直進で五日市街道に出ます。
福生で五日市街道に上がると10km走ることになりますが、このルートを使うと五日市街道が4kmで済みます。
ただ、このルートが全部じゃない気がします。もうちょっと西まで河川敷の舗装路は続いているような。あくまで直感ですが、河川敷の舗装路があんな唐突に終わるかな?と思います。
次回あちらに行く時また探索したいものです。
そんなこんなで武蔵五日市まで出てきて、登坂開始します。
調子は最悪。バイトで腰逝ってたのと、昨日の和田のダブルパンチです。
タイム計りつつも最初っから省エネ走行だったが、それでさえもガス欠で死亡。
結局水買ったり1枚目の写真撮ったりで何度か足もつきながら1時間半近くかけて息も絶え絶えになりながら登坂。
そんな感じで117kmのサイクリングでした。