"GRIMPEUR"

…グランペール…

【過去ライド】風張林道を目指す…都内最凶の激坂の噂は如何に?…

※この記事で掲載しているのは本ブログを立ち上げる前(2016.3.8)のライドですが、個人的な記録として残していたものを再編集しています。

目次

はじめに:きっかけ&アクセス

風張林道ヒルクライム

奥多摩周遊道路〜帰宅

 

はじめに:きっかけ&アクセス

ネットの波をサーフィンするなかで、風張林道なる、和田峠以上の激坂があることを知りました。奥多摩の深部に位置する人里離れた林道らしく、とても興味を惹かれたので早速、目指してみることにしました。

3月初旬、流れる季節の真ん中で、天気は快晴。
五日市街道に出てきたのは初めてで、下調べをしておきながら多少迷いました。

幹線道路を素直に行けばよかったのですが、近い道を選ぼうとしたのが良くなかったかなという具合です。

多少迷いながらも、武蔵五日市へ到着。駅前を左折して、奥多摩の山中へ向けて進んでゆきます。

 

 

▲目次に戻る

風張林道ヒルクライム

山中の道を走り続け、もうそろそろ着かないかと思い結構経った頃。

SNSでも見たことがあるこの場所。ついに来てしまいました。


のっけからかなりの傾斜です。どんどん登っていきます。



「きのこセンター」なる施設の前の強烈な傾斜のストレートを過ぎると、すぐ横の民家の、布団を干しているおばさんに応援いただきました。既に身体は加熱しきっていますが、心も温まります。
この人里離れた山中に居住されている方って、生活用品などはどこで調達されているのだろうか…?等と思いながら、走っていました。
民家を過ぎると本格的な林道へ。



巻貝コーナー。インベタはものすごい傾斜ですが、ものすごい傾斜が多すぎる林道のため、相対的にショックが小さくなります。

そして…
ついに到着、圧巻の絶景!



 


下を見ると崖です。写真だと分かりにくいですが、結構怖いです。


自転車を立てて撮影。

このあと右側に倒してしまいました。目視ではエンドは曲がっていないですが、こんな人里離れたところで走行不能になってしまうと目も当てられないので、気をつけたいものです。


自分の出身高校には応援歌というものがあって、部活動の大会等で勝利を収めたときに熱唱する…もとい”叫ぶ”のが恒例となっている歌があるのですが、この開けた絶景を前にして、その応援歌を精一杯叫びました。
誰も人はいないし、風の音のみ。そんな世界の、東京都の最果て。ここまで自転車で来れた。そんな達成感から…です。

叫んでいる最中に誰か来たらとても恥ずかしいワンシーンだったでしょうが、幸いにして他の方が登ってくることはありませんでした。

 

▲目次に戻る

奥多摩周遊道路〜帰宅

少し登ると、風張峠に出てきました。自転車であれば通れる程度の間を抜けて、奥多摩周遊道路に復帰します。

柵を一枚隔てて、人里離れた林道からバイクや車が行き交う世界に戻ってきて、ギャップを感じさせられます。

風張峠からは、北側に下ってみることにしました。


奥多摩湖。湖を見下ろすアングルで眺める機会はあまり多くないような感があり、新鮮です。


路面がウェットだったので気をつけてくだりました。奥多摩湖畔に出てからは、トンネルだらけの吉野街道を東へくだって、青梅から立川を回って在住の日野へ帰りました。

100kmを超えてくる上に登りも多い、よい強度のサイクリングとなりました。

 

▲目次に戻る

 

TOP

©2023 GRIMPEUR All rights reserved.