- はじめに:アルタリストとは?
- アルタリスト KAKU SP2のインプレッション①見た目
- アルタリスト KAKU SP2のインプレッション②つけ心地
- アルタリスト KAKU SP2のインプレッション③見え方
- アルタリスト KAKU SP2のインプレッション④さいごに
はじめに:アルタリストとは?
ブランドについて
アルタリスト(ALTALIST)は2022年に生まれた新進気鋭の、アイウェアブランドです。
OAKLEYなどのアイウェアが軒並み3万円以上するのに対し、アルタリストのアイウェアは1万円未満であり、価格破壊クラスの格安さからサイクリストの間では急速に広まっています。
安いとはいえ「安かろう悪かろう」ではなく、日本人の代表のもと、トレンドに合った高品質な製品を製造しているブランドであり、強豪ホビーレーサーでも使用されている方がおられるなど、堅実な性能から着実に支持を広げているという印象です。
製品ラインナップ
新興ブランドだけあり、製品はどんどんリリースが進んでいるようで、インターネットで検索上位に表示される記事であっても、少し前に公開された記事だと、現在のラインナップよりは少ないモデルしか掲載されていなかったりするようです。
現状、以下のようなラインナップのようです。
- KISOU PXC
- KISOU PRD
- KISOU ATR
- KAKU SP1
- KAKU SP2
- KAKU SP4
- KAKU LS1
- KAKU LS2
各モデルのスペックなどはワイズロードさん(アルタリストのアイウェアを国内独占先行販売)のHPが詳しいので、そちらへのリンクを貼っておきます。
なお、筆者はKAKU SP2をワイズロードオンラインで購入しました。
アルタリスト KAKU SP2のインプレッション①見た目
筆者は、サイクリング用のアイウェアについては、ビッグレンズのものが好きです。筆者だけでなく、ここ数年来の流行として、ビッグレンズのアイウェアが好まれているように思います。
筆者がビッグレンズのアイウェアを好きな理由としては、眉毛がアイウェアの上から飛び出ないことがアイウェアをお洒落に装着することの条件だと考えているのですが、その点においてビッグレンズのほうが都合がよいことがひとつの理由として挙げられます。
また、ビッグレンズのアイウェアは、小顔効果も見込めるように思えます。レンズが細いアイウェアより厳つさも軽減されるように思え、そのような点でもビッグレンズのアイウェアが好きです。
シルエットは、すでに所有しているOAKLEYのスートロに近いものを感じます。個人的には、とても好きなデザインです。
アルタリスト KAKU SP2のインプレッション②つけ心地
カタログスペック29gであり、OAKLEYなどのアイウェアと同等の軽量さです。つけていることを感じない重さです。
筆者はヘルメットにKASK ヴァレグロを使用していますが、顎紐とテンプルが干渉して痛みを生じさせるようなこともありません。また、テンプルの耳へのフィット感はよく、サイクリングの外にランニングでも使用してみましたが、ズレたりするようなことは当然ありませんでした。
ビッグレンズだけあって、風をしっかり防いでくれます。筆者は割とドライアイ傾向にあるのですが、走行中の風で目が気になることはありません。
筆者が他に持っているアイウェアはOAKLEYのスートロのみ(他にUVEXを所有していたが、紛失…)ですが、少なくともこれ(ら)と比較する限りにおいて、つけ心地に遜色はありません。
アルタリスト KAKU SP2のインプレッション③見え方
筆者はクリア調光のレンズを購入しました。
暗めの偏光アイウェアはスートロがある一方で、調光のUVEXを紛失してしまったことから、通勤から夜練まで使えるようなアイウェアがない状況にあり、そのような用途に最適なアイウェアをほしいなと感じたためです。
日中については、偏光アイウェアと違い、太陽を直視できるほどのシャットアウト感はありません。しかし、照りつける日差しを眩しいと感じることはないので、必要十分なシャットアウトは行ってくれるようです。
太陽光を浴びるとスーッと暗めの色になりますが、元から色の暗めな偏光アイウェアほど裸眼との見え方のギャップがないので、普段の生活時からアイウェアをかけてさあ走り出そうという際に、目を慣らす必要がありません。この点はストレスフリーだなと感じます。
肝心の夕方〜夜間ですが、対向車のヘッドライトを真正面から見ると少し広がって見えるかなという気はするものの、気になるのはその程度で、基本的には裸眼時とかわらずクリアに見ることができます。期待通りの性能という感があります。
アルタリスト KAKU SP2のインプレッション④さいごに
他メーカーのアイウェアを1本買うお金で3本買えてしまうので、用途や気分に応じて複数持ちするのも現実的に思えます。
この記事でも何度か出てきたOAKLEYのスートロは3年使っていて、流石にレンズが傷ついてきてしまったのですが、交換用レンズを買うよりもこのアイウェアを新しく購入したほうが安いくらいです。
このお値段にしてこの必要十分な性能であり、作りも別段安っぽかったりすることもないので、今後はこのメーカーのアイウェアを選んでいこうかなという感があります。
レンズの色も種類がたくさんあり、選ぶ楽しさがあります。実は筆者の外、筆者の妻もKAKU SP2(シルバーミラー)を購入したのですが、夫婦で揃って購入するなどもよいのではないかと思います。
アイウェアの購入を御検討されている方がおられましたら、ぜひ案のひとつに入れていただければと思います。