目次
定峰峠ヒルクライム2023①はじめに
定峰峠(さだみねとうげ)は、埼玉県は東秩父村にある峠です。地域のサイクリストのほか、車やバイクを好きな方にも愛されている峠です。
かの「頭文字D」の舞台になった峠で、岩瀬恭子さんが出てきた峠…と言えばピンとくる方も多いかと思います。
ヒルクライムコースとしてのスペックは、距離12.8km、獲得標高678mというものです。
スタートから定峰峠を登り、白石峠を走り、堂平天文台をゴールとするコースです。
定峰峠ヒルクライム2023②宿泊は「小川宿鴻倫」さん
筆者はあまり運転が得意ではないのもあって、大会には輪行で訪れています。
今回も会場から最寄りとなる「小川町駅」付近で宿を探したところ、「小川宿鴻倫」さんが見つかりました。
「小川宿鴻倫」さんは築100年以上の老舗旅館をリノベーションしたとのことです。
2022年10月オープンとのことで、内装自体はとても綺麗です。
建物内のあちこちに、以前の旅館からのものなのかなと思われる家具等が飾ってあり、それらを見るのも楽しい宿です。
今回はレースなので利用しませんでしたが、レストランも併設されています。次、レースを離れて訪れることがあれば是非お食事させていただきたいなと思うところです。
サイクリストにも優しい宿で、庭にはサイクルラックがありました。
また、輪行袋は玄関のひと隅に置かせていただいて宿泊出来たため、部屋への持ち運びが無く大変楽でした。
さらに、レースが終わるまで、荷物の一部をお預かりいただきました。
とても有難いおもてなしでした。
定峰峠ヒルクライム③筆者のレース
レース前
朝5時少し前に、宿を出発。割と本格的に雨が降っていましたが、ローソンでおにぎりを3つ購入してひとつ食べ、30分程で宿から5km離れた会場に到着してから2つ食べました。
半袖ウェアだと寒いくらいで身体も冷えていましたが、屋根のあるところで雨を凌いで、居合わせた方とお話したりしながら過ごしました。
6時半からの開会式の頃には雨も止みはじめたため、開会式終了後、20分ほど軽く近辺を流してアップしました。
レース(序盤)
男子18~39歳の部は人数の関係で2分割となり、筆者は2グループ目のスタートでした。1グループ目を見送ったあとスタート地点に移動。前から2列目のいい感じの場所を取ることができました。
レーススタートし、最初はそれなりの速度でローテーションしながら走っていました。しかし、割と早く均衡は崩れ、最終的に1位になった方と2位になった方が抜け出しました。自分も追随しましたが、スタートから10分強で早々にきつくなってしまいました。
13分辺りで、2人からドロップ。可能な限り追いかけようと試みましたが、1コーナー曲がるたびに差が開いていくような具合で、次第に離されていきました。
レース(中盤)
先頭のお二人が結構遠くなってしまったところで、後続から2名の方が追いついてきたので、そこに乗らせていただきました。
すでにかなり一杯一杯だったので何度か離されかけましたが、何とかついていきました。
後半に入り、勾配がきつくなったところで1名の方がドロップ。2人になりました。
レース(終盤)
最終盤、1kmを切って多少くだりにかかったようなところでアウターにかけて踏んでみたところ少し離れたため、このままいけるか?と思いましたがその先が大きな左曲がり。路面がウェットだったのもあり、これは曲がりきれないなと感じ減速。
大きく減速した自分に一緒に走っていた彼はコーナーで並んで、立ち上がりで差をつけられてそのまま彼が3位、自分が4位でゴールしました。車体2〜3台分くらいの差だったかなと思います。
定峰峠ヒルクライム④さいごに
33分24秒、年代別4位/47人、総合7位/185人でした。
ここ1ヶ月、寒暖差にやられていてろくな練習を積めていませんでした。
正直着に絡めるとは全く思っていなくて、楽しもうと割り切っていたくらいでした。
しかし、予想以上に走れたなという感じでした。最後まで白熱した、とても楽しいレースでした。
地元の手作りの運営という感じの温かい雰囲気で、とてもいい大会でした。、振る舞いの豚汁も美味しかったです。
埼玉県では唯一のヒルクライムレースとのことで、プレ開催を経て今回が初開催とのことですが、末永く続いてほしいなと思うところです。
筆者はこの時期が繁忙期ではあるのですが、また都合さえつけばぜひ参加したいなと思うところです。
PS.下山までたくさんお話させていただいた方がおられたのですが、下山ではぐれてそれっきりになってしまったので、もしこのブログを御覧頂いていたら…。
先日はありがとうございました。また、どこかでお会いできたら、よろしくお願いします。