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【ビギナーの部屋】スポーツ自転車でのコーナリング・峠道の走り方(難度:★★☆)

「ビギナーの部屋」では、ロードバイク歴7年の筆者が、乗り始めたばかりの皆様が一度は悩むであろうことを解説していきます。

目次

はじめに:スポーツ自転車のコーナリング

スポーツ自転車のコーナリング①基本的な技術

スポーツ自転車のコーナリング②峠道特有の注意点

 

はじめに:スポーツ自転車のコーナリング(曲がり)

ロードバイクやクロスバイクでのコーナリングは、奥が深いものです。

単に曲がることは誰でもできると思いますが、安全に曲がるために抑えるべきポイントがあります。

この記事では、技術としてのコーナリングの基礎について解説します。

また、コーナリング技術がダイレクトに安全面に直結する、峠道の走り方についても解説します。

 

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スポーツ自転車のコーナリング①基本的な技術

まずは、基本的な技術から解説したいと思います。

スポーツ自転車のコーナリングの基本技術①スローイン(ファストアウト)

先ずは曲がる前にしっかり減速しましょう。右手側のフロントブレーキを主体に、しっかりと速度を落としてください。

曲がっている最中にはブレーキングを行わないのが理想です。

 

曲がっている最中にやむを得ずブレーキングを行う際は、余程どうしようもない場合でなければ左手側のリアブレーキ主体で速度調節をするようなイメージで。

曲がっている最中は車体が斜めになるため、どうしてもタイヤのグリップが低下して滑りやすくなります。ブレーキは繊細に行いましょう。

 

スポーツ自転車のコーナリングの基本技術②目線

大事なのが目線です。

つい手許を見てしまいがちなのですが、曲がった先、これから進みたい先を見るようにしましょう。

自転車に限りませんが、乗り物は基本的に乗り手が見ている方に走っていきます。曲がる時は、意識的に曲がった先を見るようにしましょう。

 

スポーツ自転車のコーナリングの基本技術③体重移動で曲がる

スポーツ自転車は、体重移動で曲がる乗り物です。

コーナーの曲がりの角度にもよりますが基本はハンドルを大きく切らず、乗り手の重心移動で曲がります。

乗り手と車体がコーナーの内側に傾くようにして、曲がってゆくイメージです。

難しいことを考えず、上記の目線に注意して曲がっていれば、自然とできていることが殆どだとは思います。

 

なお、乗り手より車体が傾くのを「リーンアウト」

乗り手と車体が同程度に傾くのを「リーンウィズ」

乗り手が車体より傾くのを「リーンイン」

と言います。後者ほどアグレッシブな曲がり方です。

速度域や曲がりの角度によってどれも使うことはありますが、前者ほど安定するということは覚えておくと良いでしょう。

安全面については、リーンアウト・リーンウィズまでで曲がれるのが良いと思います。

 

スポーツ自転車のコーナリングの基本技術④アウト・イン・アウト

公道では車道の真ん中に出る訳にもいかないため、白線や道の端をトレースして曲がるしかありません。

ただ、イベントなどで封鎖されたコースを走る場合は、「アウト・イン・アウト」を心がけると良いです(集団で走っている場合など、例外はあります)。

 

アウトインアウトとは、曲がる時にコーナーの外側から侵入し、曲がっている最中はコーナーの内側に寄り、曲がった先でまたコーナーの外側に移っていくようなライン取りのことです。

このライン取りが最も速く、安全に曲がれるためベストです。

ただ、前述のように公道ではできない話です。公道ではアウトアウトアウト(右コーナー)、インインイン(左コーナー)で曲がれるよう、しっかり事前に減速しましょう。

 

スポーツ自転車のコーナリングの基本技術⑤変速

コーナーでは、嫌でも減速します。このため、コーナー手前で使っていたギア比のままコーナーを抜けた後に走りはじめると、ペダルが重すぎるということが多々発生します。

対策としては、コーナーに入る手前で減速と合わせて数段シフトダウンすることです。これにより、コーナーを抜けたあとスムーズに加速できます。

 

スポーツ自転車のコーナリングの基本技術⑥後重心

コーナー手前で減速すると、前に荷重が移ります。

この状態で曲がり始めると、ただでさえ後輪の荷重が抜けているところにタイヤが斜めになることでさらにグリップが減じるため、簡単に後輪が滑るような状態になってしまいます。特にくだり坂では顕著です。

対策としては、気持ちサドルの後ろ目に着座するようにして、しっかり後輪に荷重をかけることです。こうすることで、安定して曲がることができます。

 

スポーツ自転車のコーナリングの基本技術⑦脚

右に曲がる時は右足側のペダルを上げて、左脚を踏ん張ります。

逆に左に曲がる時は左足側のペダルを上げて、右脚を踏ん張ります。

重心を外側に持っていくことで車体を安定させるのと、ペダルが地面に当たることを防ぐことが目的です。

 

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スポーツ自転車のコーナリング②峠道特有の注意点

曲がりくねった峠道。

長く自転車に乗っていれば、走る機会もあることと思います。

峠道特有の注意点についても、併せて解説します。

 

峠道コーナリングの注意点①左コーナーは死角

日本は左側通行なので、左コーナーは死角になりがちです。左側が山側の時、死角になります。

よくあるのが、右側を走ってきたトレイルランナーの方との鉢合わせ。

また、センターオーバーした対向車との鉢合わせもあります。

対策としては、先ずカーブミラーをよく見ること。

そして、首を伸ばしてでも曲がった先の状況を早く把握すること。

いちばん重要なのは、何かあるものと想定してしっかり減速すること、です。

 

峠道コーナリングの注意点②登山やトレイルランナーの方

登山やトレイルランナーの方、最近は数多く見かけます。

ウェアが地味めなことも多く、同化していると遠目では分かりにくいこともあります。また、こちらがくだり、向こうが登りの場合、登っている方は下を向いていることも多いです。(車両の立場でそれを期待するべきではないですが)咄嗟の反応が遅れてしまうこともあります。

上記の左コーナーがヒヤリの例では一番多いかと思います。

コーナーの話からは外れますが突如山の中から出てきたりすることも皆無ではないため、注意しましょう。

行きつけのコースであれば登山口等把握しておくと、飛び出しの可能性が高い箇所はある程度予測できます。

さらに余談ながら本質的にはロードバイクと近い価値観の方が多い趣味だと思っています。峠道で会ったら会釈、挨拶等交わして、お互い心地よく道路をシェア出来るのがベストだと思っています。

 

峠道コーナリングの注意点③センターオーバー

結構います。センターオーバーの対向車。

向こうが悪い、と言いたくはなりますが、痛い思いをするのはむき出しの自転車です。

カーブミラーがあるところではしっかり見る、(どうしようもない時もありますが)出てこられても可能な限り対処出来るような速度まで減速するなどする他ありません。

 

峠道コーナリングの注意点④木陰と路面のギャップ

峠道の常として、薄暗い上に路面のギャップ(段差)が多いです。

曲がっている途中でギャップを踏むと、ハンドルを取られて落車に繋がりかねません。

また、木陰の怖いところは、ギャップの見落としを誘発することです。

曲がる時はコーナーの先を見るのが基本ですが、曲がる前にギャップの有り無しをよく見ましょう。

また、木陰があるときは見えていないギャップがある可能性に留意すると良いです。

 

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