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【整備の部屋】ブレーキシュー(ブレーキのゴム部分)の交換(難度:★☆☆)

「整備の部屋」では、ロードバイクやクロスバイクの整備に関わる情報を発信します。

⚠自転車は命を預ける乗り物です!少しでも不明な点、不安な点があれば、ショップ等信頼出来る人に確認してください!

目次

はじめに:ブレーキシューの交換時期について

ブレーキシューの交換①どの製品を選べば良いのか?

ブレーキシューの交換②実作業

 

はじめに:ブレーキシューの交換時期について

ブレーキシューとは、ブレーキ本体についているゴム製の部品です。

ブレーキレバーを引くとこの部品がホイールのリムと接触し、摩擦によってホイールの回転を減じます。

ブレーキシューは、摩擦でホイールを止めるという性質上、使用に伴って劣化します。特に、雨天のなかで使用すると一気に消耗してしまいます。

消耗した状態では、所定の制動力を発揮できません。そのため、適宜交換を要します。

交換の目安は、ブレーキシューに切ってある溝が1mm程度になるまですり減ったら…等と言われます。

 

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ブレーキシューの交換①どの製品を選べば良いのか?

初めての方が最初に戸惑うのが、どの製品を選べば良いのか?だと思います。

簡単にまとめて解説してみます。

 

ロードバイク(キャリパーブレーキ)の場合①:105以上

105以上のキャリパーブレーキの場合、カートリッジシューというものが採用されています。

ブレーキ本体、ブレーキのフネ(ブレーキシュー=ゴムを取り付ける部品)、ブレーキシュー(ブレーキゴム)が別体になっています。

ブレーキのフネが傷んでいない場合は、ブレーキシューのみ交換すればOKです。

ブレーキシューは、R55C4という型番で販売しています。

アルミリムのホイール用、リムの磨耗が少ないもの、カーボンリムのホイール用、セラミックリムのホイール用とさらに別れているため、ご使用のホイールに沿ったものをご購入ください。

 

ロードバイク(キャリパーブレーキ)の場合(ティアグラ以下)

ティアグラ以下については、ブレーキのフネとシューが一体です。そのため、交換時はフネごと取り替える必要があります。

 

ティアグラ、ソラ、クラリス共用で、R50T4という製品が純正となります。

なお、もう使う人も少ないでしょうが、4600系ティアグラ、3500系ソラ、2400系クラリスの場合は純正のものはR50T2という製品となります。

 

また、105以上のブレーキフネはティアグラ以下のブレーキ本体にも取り付け可能です。

R55C4のブレーキシューセット(フネとシューが一体になったもの)を購入するのも、ちょっとしたグレードアップとしては有りです。

ブレーキ本体は変わらないですが、多少なりとも制動力はアップするのではないでしょうか。

 

なお、純正からR55C4にアップグレードする際はシューのみの製品を買わないようお気をつけを。

前述の通り純正R50T4/2はフネとブレーキシューが一体なので、R55C4のシューだけを買っても取り付けできません。

 

※シマノ以外の、テクトロやプロマックスのブレーキ本体であっても、基本的にはシマノシューが取り付け可能(シマノ公式OKではないですが、実質的に)です。

ただ、取り付けに際しては一応購入店等にご確認ください。

 

クロスバイク(Vブレーキ)の場合

クロスバイクのVブレーキの場合、キャリパーブレーキとは違うシューを使います。

なお、エスケープR3等シマノ製では無いブレーキ本体を採用しているクロスバイクも多いですが、(シマノ公式OKではないですが、実質的に)シマノシューが取り付け可能です(一応購入店にご確認ください)。

 

Vブレーキはディスクブレーキに押されてラインナップから姿を消しつつあります。

現時点で新品が手に入るのは、

・アリビオグレードのBR-T4000(GIOS MISTRAL等のクロスバイクに採用)

・アリビオグレードのBR-T4010

・デオーレグレードのBR-T610

・コンパクトVブレーキのBR-R353

くらいでしょうか。

 

ブレーキシューは、

・M70T4:上記の内ではBR-T610、BR-T4010 、BR-T4000、BR-R353に対応

・M70T3:上記の内ではBR-T610、BR-T4010 、BR-T4000に対応

・S70T:上記の内ではBR-T610、BR-T4010 、BR-T4000、BR-R353に対応

・S65T:BR-T4000に対応

等が存在します(終売になった製品等含めればもっと存在しますが、割愛します)。

 

型番の違いは

・M70T4が比較的リムへのダメージが少ない

・M70T3はウェット時においても制動力高いがリムへのダメージも大きい

・S70TとS65Tはドライコンディションでは効きが良いもののバッドコンディション時は消耗が早くなる

というところです。

無難なのはM70T4かと思いますが、お好みに合わせて選んでいただければと思います。

 

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ブレーキシューの交換②実作業

必要な工具

ブレーキシューの交換に必要なのは、アーレンキー(六角レンチ)です。

カートリッジシュータイプのものだと、型番によってはプラスドライバーを使う場合もあります。

 

実作業(カートリッジシューの場合)

ブレーキのフネ、ブレーキシューが別体のカートリッジタイプの場合、フネの横側に小さな六角ネジかプラスネジが着いています。

このネジを反時計回りに回して緩めてください。

そうすると、ブレーキシューがスライドするようになり、取り外せます。

古いブレーキシューを取り外したら新しいブレーキシューを挿入し、フネ側面のボルトを時計回りに回して締め直してください。

作業はこれだけです。音鳴りが発生した場合は、別記事で紹介のトーイン付けを試してみてください。

 

実作業(フネ・シュー一体型の場合)

フネとシューが一体型の場合は、フネごと交換する必要があります。

ブレーキ本体にフネを固定している六角ボルトをアーレンキーで反時計回りに回して緩め、古いフネ&シューを取り外してください。

そのうえで新しいフネ&シューをセットし、六角ボルトを時計回りに回して固定してください。

なお、固定の際は

・ブレーキ面からシューがはみ出さないように

・シューの左右の高さを合わせるように

といった点に注意してください。

また、最初から音鳴り対策として、別記事紹介のトーイン付けを行うとよいです。

 

 

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