※この記事で掲載しているのは本ブログを立ち上げる前(2015.12.08)のライドですが、個人的な記録として残していたものを再編集しています。
目次
都内巡りライド①きっかけ
在住の日野市から、新宿を目指すライドはもはや恒例と言っていいくらい繰り返していました。今回は、新宿を超えてお台場まで、具体的にはレインボーブリッジを目指したいと考えて計画したものです。
レインボーブリッジといえば、地方から出てきた筆者にとっては東京の象徴のひとつのような橋です。
行ってみたいなとは思いつつ自転車では渡れないものとばかり思っていましたが、よく調べるとなんと、歩いて押せば渡れると判明。これは面白そうだと思い、行ってみることとしました。
都内巡りライド②甲州街道〜美しい皇居
日野市を出て、甲州街道へ。沢山の車が行き交う甲州街道を、車の流れにのって一路東へ。こちらは明大前。
そのまま東へ更に進んでゆくと、皇居に行き当たりました。12月になり、皇居は常緑樹と枯れ枝と、色づいた葉の織りなす冬のはじめの風景です。
つーっと泳いでいく白鳥さん。
個人的ベストショットは以下。
皇居は明治時代以降、天皇陛下はじめ皇族の皆様が居住されています。しかし、それまでは江戸城、すなわち徳川幕府の本拠地でした。
江戸城は戦国時代に太田道灌が築城したものを、秀吉の後北条氏征伐以降の論功行賞で関東に移封された徳川家康が拠点としたものです。
家康が入城して拡充に着手し、関ケ原の戦い以降の天下普請を経て、大きく拡充されました。
天守閣は明暦の大火以降再建されていませんが、江戸時代を通じ徳川幕府の本拠を務めました。
歴史の中心を担った城だけあり、皇居には様々なところに歴史が潜んでいます。
代表的な例を挙げれば、こちらが桜田門。南側にあります。かの有名な「桜田門外の変」…安政の大獄を指導した井伊直弼が襲撃されたのがこの門付近です。
門の写真を取るため少し離れたところに自転車を置いて、見ていていただけませんかと居合わせた警備員さんにお願いして門に寄ると、警備員さんから最近盗難が多いのでお気をつけくださいとご助言をいただきました。気をつけたいものです。
目を少し転じれば、国会議事堂もすぐ近くにあります。
都内巡りライド③レインボーブリッジを自転車で渡る
皇居を離れて、晴海方面へ。レインボーブリッジに東からアクセスしました。
冒頭にも記載しましたが、レインボーブリッジは自転車に乗ったままでは渡れません。しかし、後輪に台座を付けた状態で押し歩きすることで、自転車と一緒に渡ることが可能です。
ただ、距離は1.7kmあり、歩くとそれなりの距離ではあります。
筆者が来訪した際は、他の方とは全然すれ違いませんでした。誰もいないのをいいことに、爽快な景色を横目に歌いながら橋を渡りました。
陸から見ている東京とはまた違った壮大な景色です。期待どおり、それ以上のよい眺望で、はるばる走ってきた甲斐があったなと感じられました。