"GRIMPEUR"

…グランペール…

2023年12月活動ログ

ピックアップ写真

活動ログ

  • 1日 Aペーサー30分
  • 2日 青葉山6本
  • 3日 ジョグ15km
  • 4日 向山3本
  • 5日 ジョグ10km
  • 6日 野草園の坂2本
  • 7日 ジョグ8km
  • 8日 ローラー10分
  • 9日 野草園の坂3本、ジョグ8km
  • 10日 青葉山5本
  • 11日 向山3本
  • 12日 ズイフト40分(IVトレーニング)
  • 13日 向山3本
  • 14日 ジョグ8km
  • 15日 平地サイクリング8km
  • 16日 ズイフト40分(Aペーサー)
  • 17日 サイクリング10km
  • 18日 ジョグ8km
  • 19日 サイクリング10km
  • 20日 ジョグ8km
  • 21日 ジョグ4km、向山2本
  • 22日 ローラー20分(Aペーサー)
  • 23日 野草園の坂5本、ジョグ8km
  • 24日 青葉山4本
  • 25日 中山までサイクリング
  • 26日 野草園の坂2本
  • 27日 8kmジョグ、向山3本
  • 28日 青葉山サイクリング
  • 29日 ズイフト200w25分
  • 30日 青葉山6本、20kmサイクリング
  • 31日 レスト

2023年11月活動ログ

ピックアップ写真



活動ログ

  • 1日 向山3本
  • 2日 ローラー30分
  • 3日 ジョグ15km
  • 4日 青葉山5本
  • 5日 SSTショート
  • 6日 向山2本
  • 7日 8000PR 33分14秒
  • 8日 向山3本
  • 9日 ジョグ8km
  • 10日 ジョグ8km
  • 11日 ズイフト10分
  • 12日 萩が丘10本
  • 13日 向山2本
  • 14日 8000PR
  • 15日 向山2本、八木山から青葉山へ
  • 16日 向山3本
  • 17日 ジョグ30分
  • 18日 青葉山5本
  • 19日 FTPテスト
  • 20日 レスト
  • 21日 8000PR
  • 22日 ズイフト15分
  • 23日 レスト
  • 24日 レスト
  • 25日 緑丘10本
  • 26日 ジョグ10km
  • 27日 向山3本
  • 28日 ジョグ9km
  • 29日 雨天中止
  • 30日 360w

【レースレポ】東京ヒルクライムHINODEステージ2023オータムに参加しました。

目次

東京ヒルクライムHINODEステージ①はじめに

東京ヒルクライムHINODEステージ②レースまで

東京ヒルクライムHINODEステージ③レース

東京ヒルクライムHINODEステージ④さいごに

 

東京ヒルクライムHINODEステージ①はじめに

東京ヒルクライムHINODEステージは、東京都西部、日の出町を舞台としたヒルクライムレースです。

距離8km、時間にして20分程度と大変短いレースですが、コース後半に梅ノ木峠までの激坂を含むため、かなりハードなレースです。

新型コロナの影響で数年中止となっていたものの、昨年秋から復活した大会です。

昨年秋に参加させていただいた際、雰囲気の良さにまた来たいなと思えたため、今年も参加させていただくこととしました。

 

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東京ヒルクライムHINODEステージ②レースまで

先ずは仙台駅から新幹線に乗り、大宮へ。

そこから在来線を乗り継いで、昭島に宿を取りました。

あえて少し離れた所に宿を取ったのは、自走移動をアップ代わりにすることを考えたからです。なお、昨年も昭島、宿も全く同じ所に泊まっています。

△昭島駅前より。程よく地方都市感のある、穏やかないい街です。

8時くらいに寝て、深夜に1度起きましたが再度就寝し、5時起床。

ホテルをチェックアウトし自転車を組み立てていると、急に激しい腹痛が発生しました。慌てて真後ろのホテルに戻り事なきを得ましたが、社会的に色々終わるところでした。

前日までの食事については今までの大会よりむしろ詰め込んでいないのですが、夜に宿の寝巻きのみで寝たところ、お腹を冷やしてしまったようです。今回の要反省事項です。

とりあえず下痢止めを飲んで、朝ごはんは食べる気もしませんでしたがセブンイレブンでおにぎり2つと稲荷を買って、おにぎりをその場で食べました。

拝島駅の脇を抜け、そのまま直進すると多摩川にかかる橋の上から、胸をすくような絶景。奥多摩の山並みが、朝陽に照らされてとても幻想的でした。

そのまま五日市街道を西へ進み、武蔵五日市駅前で右折して会場へ。会場で稲荷を食べて、開会を待ちました。

△五日市街道より。

 

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東京ヒルクライムHINODEステージ③レース

早朝は雨が降っていましたが、会場に着く頃には止みました。

ウェットコンディションではあり、息が白い気温だったため下山用荷物の中に防寒着を預けた後は半袖ウェアでガタガタ震えていましたが、スタート地点が比較的日差しが入るところで、スタート時点では震えも収まっていました。

スタート直前、前の方のホイールにパンクが発生しました。その時点でスタートまであと4分でしたが、すかさず脇の方が車に修理機材を積んでいる旨お伝えし、2人で修理に向かっていました。

結局2人共スタートに無事間に合って、良かったなという雰囲気になったところから、レースが始まりました

△スタート地点の岩井橋

 

平地セクション

序盤5km程は緩く登る、印象としてはほぼ平地のセクションです。

昨年はかなり前を引きましたが、今年はお名前をお伺いしたことがあるような方や強いチームの方が沢山おられたので、大人しく後ろに控えていました。

というより、着いていくのが結構ギリギリなくらいでした。

幅440mmの丸パイプのハンドルにエアロのエの字も無いようなフレーム(TAP形状の効果を実感したことは無いです…)、ハイト20mm台のホイールで平地巡航しろという方が無理な話で、毎回ながら平地が序盤に入るようなレースだと、平地はギリギリです。

かろうじて登りの入口まで着いていくことは出来、5番手で登りに入りました

△序盤

 

ヒルクライムセクション

つるつる温泉を過ぎると、一気に勾配が増して登りに入ります。

昨年、完全に脚が終わって置いていかれた最初の直登

前の4人と少しだけ離れた状態で入って、結局は今年も、この直登が終わる頃には数十m離されてしまいました

実力が違ったなというのが正直なところで、後先考えず可能な限り着いていこうとしましたが、無理でした。

 

そこからはゴールまで5番手一人旅です。

4番手の方が少し遅れていて、100mくらい離れてはいたものの見える距離ではあったので最初の内は目標にしていましたが、少しずつ離れていく一方で終盤には見えなくなってしまいました。

後ろは6番手の方が50mくらい離れて終始離れず、その後ろも続いていたため最後まで気が抜けませんでした

最初の直登で着いていこうとした時に脚をほとんど使い果たしており、自分でも無様だなあと思えるような崩れたフォームになりながらも、何度も踏み直しました。

リア34Tを入れていたのもあり、トルクがかけられなくなってきた脚をケイデンスで誤魔化したりしつつ、かろうじてリードを保ったままゴールしました。

ラスト1kmのコーンが目に入ってから、永遠に続くんじゃないかと思えるほど長く感じられた辛い時間でした。

 

△ゴール地点にて

 

リザルト

21分45秒、総合5位でした。

前半の引きの違いと、ホイールがキシリウムからアイオロスXXXに変わったのが大きいかと思いますが、昨年よりは1分以上縮めることができました

上位層は雲の上で遠く及びませんでしたが、スプリングの結果も見て年代別で表彰乗れればいいかなというくらいに思っていたので、御の字かなと思います。

△表彰

△表彰状

 

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東京ヒルクライムHINODEステージ④さいごに

宮城の人間なので超絶アウェイでしたが、昨年話した方々の他、今回初めてお会いした方とも沢山お話出来、楽しかったです。

規模が小さいが故に和気あいあいとした雰囲気が良い大会だなと思っていて、都合がつけば是非また来年も参加させていただきたいと思います。

運営の皆様、御一緒していただいた皆様、誠にありがとうございました。

△左は参加賞のお煎餅。右2つは入賞賞品。昨年はお菓子だけだったような気がするのですが、今年はタイヤまでもらえる嬉しいハプニング。

△Tシャツも昨年と少しデザインが違う上、今年のは長袖でした。ジョギングするときに着用して、歌舞伎揚を宣伝します。

 

今シーズンのレースはこれでお終いですが、オフシーズンも弱くならないようにしっかり走り込んで、来季はさらにレベルアップ出来るよう精進します。

△朝の雨が嘘のように気持ちよい昼下がり。

 

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【レースレポ】定峰峠ヒルクライム2023に参加しました。

目次

定峰峠ヒルクライム①はじめに

定峰峠ヒルクライム②宿は「小川宿鴻倫」さん

定峰峠ヒルクライム③筆者のレース

定峰峠ヒルクライム④さいごに

 

定峰峠ヒルクライム2023①はじめに

定峰峠(さだみねとうげ)は、埼玉県は東秩父村にある峠です。地域のサイクリストのほか、車やバイクを好きな方にも愛されている峠です。

かの「頭文字D」の舞台になった峠で、岩瀬恭子さんが出てきた峠…と言えばピンとくる方も多いかと思います。

ヒルクライムコースとしてのスペックは、距離12.8km、獲得標高678mというものです。

スタートから定峰峠を登り、白石峠を走り、堂平天文台をゴールとするコースです。

 

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定峰峠ヒルクライム2023②宿泊は「小川宿鴻倫」さん

筆者はあまり運転が得意ではないのもあって、大会には輪行で訪れています。

今回も会場から最寄りとなる「小川町駅」付近で宿を探したところ、「小川宿鴻倫」さんが見つかりました。

定峰峠ヒルクライム2023①閑静な小川町駅前

「小川宿鴻倫」さんは築100年以上の老舗旅館をリノベーションしたとのことです。

2022年10月オープンとのことで、内装自体はとても綺麗です。

建物内のあちこちに、以前の旅館からのものなのかなと思われる家具等が飾ってあり、それらを見るのも楽しい宿です。

定峰峠ヒルクライム2023②小川宿鴻倫さん(1)

定峰峠ヒルクライム2023③小川宿鴻倫さん(2)

定峰峠ヒルクライム2023④小川宿鴻倫さん(3)

今回はレースなので利用しませんでしたが、レストランも併設されています。次、レースを離れて訪れることがあれば是非お食事させていただきたいなと思うところです。

 

サイクリストにも優しい宿で、庭にはサイクルラックがありました。

また、輪行袋は玄関のひと隅に置かせていただいて宿泊出来たため、部屋への持ち運びが無く大変楽でした。

さらに、レースが終わるまで、荷物の一部をお預かりいただきました。

とても有難いおもてなしでした。

 

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定峰峠ヒルクライム③筆者のレース

レース前

朝5時少し前に、宿を出発。割と本格的に雨が降っていましたが、ローソンでおにぎりを3つ購入してひとつ食べ、30分程で宿から5km離れた会場に到着してから2つ食べました。

定峰峠ヒルクライム2023⑤今回はGIOS AEROLITEです。

半袖ウェアだと寒いくらいで身体も冷えていましたが、屋根のあるところで雨を凌いで、居合わせた方とお話したりしながら過ごしました。

6時半からの開会式の頃には雨も止みはじめたため、開会式終了後、20分ほど軽く近辺を流してアップしました。

 

レース(序盤)

男子18~39歳の部は人数の関係で2分割となり、筆者は2グループ目のスタートでした。1グループ目を見送ったあとスタート地点に移動。前から2列目のいい感じの場所を取ることができました。

レーススタートし、最初はそれなりの速度でローテーションしながら走っていました。しかし、割と早く均衡は崩れ、最終的に1位になった方と2位になった方が抜け出しました。自分も追随しましたが、スタートから10分強で早々にきつくなってしまいました。

13分辺りで、2人からドロップ。可能な限り追いかけようと試みましたが、1コーナー曲がるたびに差が開いていくような具合で、次第に離されていきました。

 

レース(中盤)

先頭のお二人が結構遠くなってしまったところで、後続から2名の方が追いついてきたので、そこに乗らせていただきました。

すでにかなり一杯一杯だったので何度か離されかけましたが、何とかついていきました。

後半に入り、勾配がきつくなったところで1名の方がドロップ。2人になりました。

定峰峠ヒルクライム2023⑥上の方はガスっていました。

 

レース(終盤)

最終盤、1kmを切って多少くだりにかかったようなところでアウターにかけて踏んでみたところ少し離れたため、このままいけるか?と思いましたがその先が大きな左曲がり。路面がウェットだったのもあり、これは曲がりきれないなと感じ減速。

大きく減速した自分に一緒に走っていた彼はコーナーで並んで、立ち上がりで差をつけられてそのまま彼が3位、自分が4位でゴールしました。車体2〜3台分くらいの差だったかなと思います。

定峰峠ヒルクライム2023⑦ゴール地点

 

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定峰峠ヒルクライム④さいごに

33分24秒、年代別4位/47人、総合7位/185人でした。

ここ1ヶ月、寒暖差にやられていてろくな練習を積めていませんでした。

正直着に絡めるとは全く思っていなくて、楽しもうと割り切っていたくらいでした。

しかし、予想以上に走れたなという感じでした。最後まで白熱した、とても楽しいレースでした。

定峰峠ヒルクライム2023⑧35分以内で走れたのでゴールドステッカーをいただきました。



地元の手作りの運営という感じの温かい雰囲気で、とてもいい大会でした。、振る舞いの豚汁も美味しかったです。

埼玉県では唯一のヒルクライムレースとのことで、プレ開催を経て今回が初開催とのことですが、末永く続いてほしいなと思うところです。

筆者はこの時期が繁忙期ではあるのですが、また都合さえつけばぜひ参加したいなと思うところです。

定峰峠2023⑨お振る舞いの豚汁

 

PS.下山までたくさんお話させていただいた方がおられたのですが、下山ではぐれてそれっきりになってしまったので、もしこのブログを御覧頂いていたら…。

先日はありがとうございました。また、どこかでお会いできたら、よろしくお願いします。

 

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2023年9月活動ログ

ピックアップ写真



活動ログ

  • 1日 向山2本
  • 2日 青葉山2本、ズイフトSST40分
  • 3日 水泳2km、ズイフトレース一本
  • 4日 4kmジョグ
  • 5日 レスト
  • 6日 向山5本
  • 7日 向山3本
  • 8日 向山3本
  • 9日 ズイフト200w20分
  • 10日 青葉山1本、地獄坂4本、ズイフト10分290w
  • 11日 ジョグ8km
  • 12日 向山3本
  • 13日 ジョグ8km
  • 14日 ローラー少しだけ
  • 15日 ジョグ8km
  • 16日 ローラー多少
  • 17日 ラン200IV8本
  • 18日 ローラー50分
  • 19日 サイクリング25km
  • 20日 サイクリング20km
  • 21日 4kmジョグ
  • 22日 青葉山1本
  • 23日 ズイフト20分
  • 24日 青葉山理学部まで10本
  • 25日 10kmサイクリング
  • 26日 サイクリング15km
  • 27日 ジョグ4km
  • 28日 ジョグ4km
  • 29日 青葉山理学部まで2本
  • 30日 埼玉県に移動

2023年10月活動ログ

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活動ログ

  • 1日 定峰峠ヒルクライム 年代別4位(個別記事参照)
  • 2日 ズイフト30分のワークアウト
  • 3日 岩沼までサイクリング
  • 4日 青葉山2本
  • 5日 4kmジョグ
  • 6日 4kmジョグ
  • 7日 ズイフト アルプ44分28秒
  • 8日 青葉山ゴルフ場まで6本
  • 9日 ジョグ40分
  • 10日 4kmジョグ
  • 11日 向山2本、八木山からゴルフ場まで
  • 12日 向山2本、八木山からゴルフ場まで
  • 13日 青葉山1本
  • 14日 CSCまでサイクリング75km
  • 15日 ジョグ40分
  • 16日 向山2本、八木山からゴルフ場まで
  • 17日 ズイフト300w10分
  • 18日 ズイフトSST30分
  • 19日 向山2本、八木山からゴルフ場まで
  • 20日 ジョグ4km
  • 21日 青葉山4本、Aペーサー40分
  • 22日 青葉山6本
  • 23日 平地10km
  • 24日 ジョグ6km
  • 25日 向山3本
  • 26日 向山3本
  • 27日 向山2本
  • 28日 なし
  • 29日 日の出ステージ 総合5位、21分45秒(個別記事参照)
  • 30日 ジョグ4km

 

個別記事

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ELITE T-RACE CARBON ボトルケージを買ってみた話。

目次

ELITE T-RACE CARBON①はじめに

ELITE T-RACE CARBON②カタログスペック

ELITE T-RACE CARBON③インプレッション

ELITE T-RACE CARBON④軽量ボトルケージはムダなのか…?

ELITE T-RACE CARBON⑤まとめ

 

ELITE T-RACE CARBON①はじめに

ELITE(エリート)は、イタリアの自転車用品メーカーです。

今回ご紹介するボトルケージのほか、軽量さで幅広く支持を集めるFlyボトル、ローラー台のようなトレーニング器具等、幅広な製品を展開しているメーカーです。

イタリアのメーカーというと高価なのかな…と思われる方も多いかと思いますが、比較的お手頃価格な製品も多く、初心者の方からベテランの方まで幅広い層に愛されているメーカーだと言えます。

筆者も、今回ご紹介するボトルケージだけではなく、ダイレクトドライブのローラー台などについてもELITEの製品を愛用しています。

 

 

 

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ELITE T-RACE CARBON②カタログスペック

おもさ

公称15gです。

おねだん

税込4,400円です。

 

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ELITE T-RACE CARBON③インプレッション

先ず、手に持ってみると、より廉価なアルミ製等のケージより明らかに軽いです。多少不安を感じてしまうくらいの軽さと言っていいくらいの軽さです。

一円玉15枚分の重さしかないので、当然と言えば当然です。お値段は一円玉比だと同重量にして293倍程になりますが…。

このボトルケージの良さは、先ずは見た目でしょう。

細いパイプの円とそれを支える細い2本の支柱、あくまで曲線的で凸のないラインで作られた、一切無駄のない中にも柔らかさを感じさせる造形は、シンプルでとても美しいものと思います。

横からのシルエットはか細いという言葉がぴったりくるようなもので、バイク全体のシルエットの中で過度な主張をしません。控えめに佇んでいるとでもいうような雰囲気です。

 

走行性能においてお値段の価値があるかと言えば、廉価なボトルケージとの差を感じることはありません

20g程度軽くなったからと言ってバイクの動体性能が感じられるほど変わることはありません。

走っている最中にボトルの水を数口か飲めば何十g程度は摂取することになりますが、それで飲んだあとにバイクが軽くなったように感じる事はまず無いと思います。それと同じような差です。

なお、不安を感じてしまうくらいの見た目と重さですが、ホールド力については流石にELITEといったところで、全く問題を感じません

既に2回のヒルクライムレースに投入し、かなり大きい路面のギャップを踏む機会も何度もありましたが、ボトルの水が減って軽くなった状態でも吹っ飛んでいくような事はありません。

また、逆にホールド力が強すぎることも無くて、抜き差しは非常にしやすいです。

※ボトルとの相性はあるかもしれません。ちなみに筆者が使用しているのは、岩木山ヒルクライムの際に参加賞としていただいたメーカー不明のボトルです。

 

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ELITE T-RACE CARBON④軽量ボトルケージはムダなのか…?

上記③で記載の通り、ELITE T-RACE CARBONは優美な、ボトルケージとして申し分のない性能を持ったボトルケージではあります。

しかし、同じように美しく、性能に不足のないボトルケージは他にも多くあります。それこそ、同じELITE T-RACEにはカーボンでは無いバージョンの製品もあります。

そちらの製品は、税込1,800円とお手頃な価格で、公称29g。重量の差は走っている時に体感できるものでは無いでしょう。

 

では、無印T-RACEの2倍以上の価格を誇りながら14gの軽量化以外何も得ていないT-RACE CARBONは、無用の長物なのでしょうか?筆者としては、けしてそうとは思いません

何故なら、「軽くなっているのは事実」だからです。確かに微々たる差かもしれませんが、その微々たる差を積み重ねていくのが自転車の軽量化です。

一般に100gの軽量化に1万円のコストが相場とよく言われますが、無印T-RACEとT-RACE CARBONとの比較だと14gの軽量化に2600円の追加投資ですので、100g換算すると18,570円強です。すなわち、軽量化グラム数対コストのパフォーマンスは比較的悪い方だと言えます。

この事から行き尽くした先のカスタムであるのは事実で、ここに2600円を追加でかけるよりは他に優先してコストをかけた方が良いカスタムが沢山あるとは思います。

しかし、ここまでやって、ほとんどプラセボの類ではありますが、「やりきった」機材で臨むことで、精神面で余計なビハインドを背負ったままレースを走ることがなくなります

もう少し具体的に言えば、周りは軽量なボトルケージを使っているのに、自分は重いのを使っているなあ…と苦笑しながらスタートする事は防げると言えます。

その精神面に2600円を払えるか…が無印T-RACEを購入するか、カーボン版のこちらを買うかの分かれ目でしょう。

 

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ELITE T-RACE CARBON⑤まとめ

総括すると、以下の通りです。

・曲線的で主張が少ない、優美なボトルケージ。見た目だけで買う価値あり。

・細い見た目に反して必要十分なホールド力。強すぎて抜き差ししにくいことも無い。

・お値段は張るものの軽量。機材で精神的なビハインドを負いたくない方にはぜひ。

 

もし興味をお持ちいただけましたら、ぜひご購入を検討ください。

 

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