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非IT系文系の筆者が、ITパスポート試験を受けてみた話

非IT系の文系の筆者ですが、このたびITパスポート試験を受けてみました。まだ合格証書は来ていませんが、無事合格ラインに載ることができました。

ITパスポート試験とは

ITパスポート試験とは、独法情報処理推進機構が実施する試験です。資格とひとくちに言っても色々ありますが、こちらは国が法律に基づいて実施している試験となります。

位置づけとしては、ITパスポートという名前のとおりですが、現代社会を生きるうえでのITにかかる基礎的な知識を持つことを証明する資格、という言い方になるかと思います。

合格率は50%ほどで、国が運営する試験としては比較的高い方だといえます。難易度にしても、情報系の試験では最も簡易な部類に分類されるものです。

試験形式は、就職の際のSPI試験のようなものをイメージいただくとよろしいかと思います。会場に行って、パソコンで受験するような形式です。試験自体は通年で毎月のように実施されているため、自身が好きなタイミングで受験することが可能です。

ITパスポート試験を受験したきっかけ

めちゃくちゃ適当な理由なのですが、職場ですごいなと思っている方がIパスを持っていることを知ったのが契機です。彼に多少なりと近づけたらいいなという思いから、取ることにしました。

また、生成AIはじめ様々な面で変革が進む社会において、偏った学習ではない、最低限の素養があったほうがいいのかなという思いが年々強くなっていたのも理由のひとつです。

職場によっては、ITパスポートを取ると奨励金を貰えるようなところもあるようですが、筆者の職場にはありません。また、この資格は取ったからと言って何かにただちに役立つようなものではないとは思います。

従って、完全に「取りたいから取った」というのが動機となります。

ITパスポート試験にかかる筆者の成績と勉強法

成績

総合895/1000点(ストラテジ系830点/1000点、マネジメント系865点/1000点、テクノロジ系885点/1000点)でした。合格ボーダーが総合600点/1000点以上かつ各系300点以上なので、相当余裕をもって合格ボーダーを超えることができました。

勉強法

まず勉強時間ですが、合計30時間〜多めに見積もって40時間ほどのはずです。

インターネットで検索すると180時間必要、などと出てくるものもありますが、満点を取りたいのでもなければ、それほどの時間は要らないと思います。

Twitterで検索すると数日の詰め込みで受かったという方もおられ、記憶の量的には行ける人ならいけるのかなと思える程度であるのもあり、眉唾ではないと思います。

教材としては、「いちばんやさしいITパスポート」を使用しました。

本書を購入したのが5月の末でした。まずは1日1時間ほどで、まずは3章ざくっと読んで、次の日は前の日に読んだ3章と次の3章を読む、を繰り返すかたちで数日で通読しました。

そのうえで、6月上旬〜中旬にかけて、上記をもう一度繰り返したうえで、付属している問題への取り組みを開始。問題への取り組みと並行してこれまで行っていた章読みも行い続けました。

6月21日に至って、過去問道場というサイトで過去問をまとめて解いてみたところ、この時点で7割程度は取れたため、受験することに。

ここで運営者のHPを初めて覗いたところ、なんと6月27日の試験を飛ばすと8月まで空きがないことが判明したため、6月27日に急遽受けることにしました。

ここからの数日は、一日4時間くらいはちゃんとやっていました。この数日でテキストを3周する勢いで読んで、過去問道場で一日100問ほど問題を解いて、寝る前は巻末にある単語集で頻出単語の覚え込みを行いました。また、計算問題の解き方を試験2日前と前日で抑えました(損益分岐点の問題を解く際、連立方程式の解き方を一瞬考えてしまって、衰えを感じました。)。

時間の捻出については、育休中であったため、娘のお守りをしたり、鍋料理を煮込んでいる間を使って勉強時間を稼ぎ、頑張りました。

仕事をしているときよりは多少時間を取りやすかったとは思いますが、けして暇しているなかではなかったため、なかば寝落ちしながら単語集を読んでいましたが、この最後の数日で大分精度を高められた感があります。

ITパスポート受験当日

仙台在住なので、東北電子専門学校で受験しました。大昔、中学生の頃に高校入試に向けた模試を受けて以来の立ち入りで、懐かしいなと思いながら会場に向かいました。

試験らしい試験を受けるのは新卒以来はじめてで、緊張してお腹の調子をおかしくしましたが、下痢止めを飲んで席につきました。

120分の試験ですが、100問とりあえず解き終えた時点で残り1時間ほど。ただし、定石どおり、プログラミングの問題や計算問題を後回しにした状態でこの残り時間なので、ここからプログラミングの問題や、計算問題に戻って解きました。

プログラミングの問題、計算問題とも落ち着いて考えればすべて理解できる程度の難易度であり、それらすべてを解いた時点で残40分強だったかと思います。ここから見直しに入り、2周見直しをかけたところでほぼ丁度タイムアップでした。

結果的には上記のとおり、合格ボーダーを割と大きく超えていましたが、受けた時点の感想としては「ギリギリで合格かな」でした。見直ししながら大真面目に「自信のある問題」「微妙な問題」「まったくわけが分からない問題」の3つに分けて正の字を書いて集計した限りで、「自信のある問題」が65問ほどでした。

参考書に出てこないような単語も割と多くあり、2択まで絞れるものの残り一択がえんぴつ転がしになる(配布されたのはシャーペンでしたが)ものもそれなりにあったため、あまり余裕をもってボーダーに載せられている感はありませんでした。

結果としては上記のとおりで、ボーダーを超えていました。見直しをする中で消去法で考え直してみるとわかる問題などもあったため、最後まで諦めず時間いっぱい頑張るのが大事だと感じました。

受けてみて

動機こそだいぶ適当でしたが、受けてみてよかったのかなと思います。

ITといって誰しもが想像するようなテクノロジ系の分野以外に基礎的な経営などの面も問われるため、BSの見方やM&A、TOBの定義、労働者派遣契約と請負契約の差異など、ふわっとしかわかっていなかったようなこと(お恥ずかしながら)もこの機会に理解することができました。

薄く浅くではありますが、幅広い知識を得られたという点で、いい経験になりました。

なお、基本情報のテキストを追加で購入しました。受けるかはまだ決めかねているのですが、勉強できそうであればチャレンジしてみたいなと思っています。

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