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…グランペール…

wahoo キッカーコア ズイフトワン…抜群の静粛性を誇るスマートトレーナー…

購入のきっかけ

先の記事のとおり、妻が臨月を迎えようとしているところですが、子どもが産まれる前の最後の機材投資としてローラーを新調することにしました。

新調の経緯は、いい加減負荷自動調整がないELITE ヴォラーノだとズイフトを楽しめていない感が拭えなくなってきていたことがひとつ。

もうひとつの理由は、ヴォラーノが四六時中練習するにはうるさかったこと。これからもっともっと時間の確保がシビアになることに備えて、より静音性の高い機材を用意することで、時間を問わずに練習できる環境を整えたい、というものでした。どちらかと言えば後者の理由が大きいです。

(ヴォラーノ、5年間ありがとう)

 

候補出し〜購入

候補出し

御予算的には10万円程度。この時点でTACXは選外に。エリートもヴォラーノの静粛性に課題を感じていたこともあり、一旦離れてみようかということで選外にしました。

ミノウラの神楽がいいかなと思いつつあった時もあったのですが、2020年頃の製品で、使っていたヴォラーノとあまり年式が変わらず、当時の基準の「静粛性が高い」をあまり信じられなかったので、極力新しい製品にしようという思いで選外にしました。

長く使うものであるため、安価であっても信頼性が今ひとつな製品群も選外に。

結果、購入したwahoo キッカーコアの外、有名な強豪アマチュア選手が紹介されていたxprova nozaシリーズの2択になりました。

最終的な選択

最終的には、

  • 静粛性に定評があること
  • Zwiftを今後もずっと続けていくであろうと思われること
  • (構造こそ旧作と大きく変わらなそうには思えるものの)直近モデルチェンジしたばかりであり現代基準の機材と思われること
  • 旧作から長年にわたり多くの方に使われている実績がSNSやブログなどを通じて確認できること

に鑑み、ズイフトコグを搭載したキッカーコアを購入することにしました。

ちょうどワイズロードさんで安売りしていたのですが、イメージ写真を見るとズイフトコグが黒。ズイフトコグは2代目のオレンジになってから静粛性が高くなった…とレビューをどこかで読んだ記憶があったためこちらは避けました。

実店舗のあるショップで購入したほうが万一の際のメンテナンスなどを考えると安心であるため、コジーバイシクルさんで購入することにしました。お値段11,780円也。

冒頭のとおり、妻が臨月を迎えようとしているこの時期に購入することには正直逡巡が大きかったのですが、妻にも相談した結果、背中を後押ししてくれるような言葉をもらったので、購入に踏み切りました。いまに始まった話でもないですが、趣味に理解を示してもらえるのはありがたい限りだなと思います。

開封の儀

でっかい箱で届きました。興味津々の妻と一緒に開封。

ズイフトコグはインサートされた状態で届いたため、開けたあとは脚を10Nmでネジ止めし、クイックリリースシャフトをセットして、以前のヴォラーノと入れ替えたのみ。

どのブログなどでも書かれておりますがコンセントがアース付きの3ピンで、我が家にもなかったので近くのホームセンターまでひとっ走り。3ピンを指せる電源タップを買ってきました。

コンセントに挿して、ズイフトの操作コントローラーである「ズイフトクリック」をハンドルに取り付けて、それだけで乗れるようになりました。

電源タップを買いに走った時間を除けば、概ね30分ほどで乗れる状態には仕上げられたのではないかと思います。

パソコンを置いて、ズイフトを起動。筆者のパソコンはChromebookで、Ant+は非対応(ドングルなし)でありBluetoothのみしか使えませんが、電源を入れた瞬間、一瞬で連携されました。

ズイフトクリックだけ、ファームウェアのアップデートがなぜか何度行ってもうまくゆかなかったのと、スマホにBluetooth接続しているのを忘れてPCに接続しようとして(Bluetooth接続は1デバイス〜1機材しかできないので、当然に)接続できなかったので2,30分使ってしまいましたが、時間を食ってしまったのはその点くらい。スマホのBluetoothを切断すると、PCのほうには一瞬で連携されました。

乗ってみた

セッティングを終えた後、早速乗ってみました。コースはアルプ・デュ・ズイフト。興味津々の妻が横でうちわをぱたぱたしてくれる中で乗り込みました。

静粛性

静粛性については文句無しです。妻いわく、ヴォラーノ比で5〜6割静かになった、とのこと。隣室でも水が流れているような音がする程度で、生活騒音の範囲では、という感想でした。

これまでのヴォラーノだとそれなりに声を張り上げないと会話が難しかったですが、こちらのキッカーコアだと300w以上出していても普通の声で会話できる程度。ヴォラーノのように出力の上昇により急激に騒音が大きくなっていくこともありません。

これまでは朝7時以降〜夜8時までの使用に絞っていたのですが、このローラーなら深夜早朝問わず練習できるなと感じられる静かさでした。

なお、振動については、ヴォラーノを使用していたときに用意した振動吸収機材(下記記事で紹介)をそのまま使っていることもあり、妻いわく「皆無」とのことです。

omni-bus.info

実走感

負荷自動調整は秀逸で、勾配の変化に応じてリニアに重さが変わります。自分が身体で知っている、勾配におけるペダルの重さと概ね整合しているかなという感じで、とてもいいなと感じられました。

ズイフトクリックによるシフトチェンジは、普通のギアチェンジとは別物で、にゅるーっと負荷が変わります。とはいえこれは実走感を損ねる原因とはなりません。変速ショックがなく(勿論変速に伴うガシャン、という騒音もなく)大変快適です。

デフォの「混合地形」というギア比だと少々ワイドレンジ気味に感じられたのですが、他の選択肢として「53/39-10/28」などの見慣れたギア比も用意されており、4通りから選択できるのも面白いところで、今後試していきたいなと思います。

ヴォラーノほど左右に振れず、重さもあってか(ヴォラーノは10kg程度、キッカーコアは20kgほど)後輪側のブレがなくなったため、その点は機材に自分を合わせなければならなそうです。

パワーはちょっと低く出る?

これまでアシオマ(2台)、4iiiiそしてヴォラーノ(MIZURO B+)を使用してきて、それぞれ多少の差異はあるものの、機材間で出力が大きく変わることはありませんでした。どの機材であっても、「300wのつもり」で踏めば300wに近い値が出る、という状況でした。

しかし、キッカーコアだと250wを維持するのも結構つらく感じられるところで、デュアレコしている訳では無いのですが、少し低く出ているのかな?という感はあります。早速やってみたアルプでは、不調だったこともありますが、早々に脚を使い切ってしまい大失速。1時間以上妻にうちわをぱたぱたさせる羽目になってしまいました。

定評はある製品で、公式にもプラマイ2%を謳っているので、もしかしたらこちらが正しいのかもしれません。

また、負荷自動調整や、変速のギア比の幅に慣れておらず、うまく踏めていない感しかなかったので、そのへんも原因かなとは思います。

そもそもとして、パワメ間の多少の誤差は致し方ないものとは思っています。トレーニングのための機材なので、その機材にあったFTPを用意して、練習すればいいものというくらいの捉え方をしています。

いずれこの点はもう少し使い込んでみてかな、と思っています。

【早速追記】多分上手く踏めていないだけかなと。ギア比をオールラウンドにしたら大分走りやすくなったのと、あとは相前後して(BoAの紐を切ってしまった関係で)SPD→SPD-SLに変えたのですが、それに伴うサドル高とハンドル高の煮詰め方が不十分なのが影響しているかなというところです。

その他取り回しなど

コンセントの抜き差しで電源のオンオフを管理する方式はちょっとなと思いますが、許容範囲かなと思います。

取っ手付きのヴォラーノに慣れているとどこを持ったらいいのか最初はわからず戸惑いましたが、これも取っ手がない方が普通だと思いますので、マイナス点にはなりません。

さいごに

総体として、非常に満足感の高い買い物をできました。10万円以上の機材投資は5年前にスーパーシックスを購入したとき以来だと思うのですが、購入して正解だったなと思えます。整備した環境で、これからも頑張っていければなと思えました。

この記事が、筆者のように出始めの頃のダイレクトドライブのローラーを長く使い続けている方や、これからローラー環境を整えようとされている方のご参考となれば幸いです。

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