突然ですが、我が家は妻が臨月を迎えています。この記事では、夫視点からみた経過を、自身への備忘を兼ねて、まとめてみたいと思います(妻了承済)。
妊娠初期
妊娠の判明
妊娠が判明したのは、8月下旬。丁度八幡平ヒルクライムの1周間前でした。
まだお腹も大きくなく、実感が湧かなかったですが、とても嬉しかったのを覚えています。
この時点では妻の体調も別段悪くなかったものの、八幡平ヒルクライムは大事をとって筆者ひとりでの参加としました。ゴールで待っていてもらったのですが、実地に来たら走りたくなってしまったようでした。来年以降、無事に出産が済んでからのお楽しみですね。
つわりの悪化〜心拍確認
八幡平ヒルクライムを終えて9月上旬に入ると、いわゆるつわりが本格始動。
つわりは重さも症状も人それぞれのようではありますが、妻の場合はちょっと具合悪いとか、そんなレベルの状態ではなく、起き上がれない、何も食べられないといった状況で、とても仕事にいける状態ではなくなり、お休みをとることに。
筆者の方も、職場にこの状態を伝えてはいたのですが、まさかの9月中旬にいきなり、兼務というかたちで忙しい部署に掛け持ちさせる人事をされてしまう状況に。
その時の正直な感想としては、経緯は伝えていたはずなのになんでこの状況でそういうことをするのか?という感しかなかったですが、雇われ仕事なので従わざるを得ず(恐らく、人事を決めた方までこの情報が入っていなかったのであろうと思います。というか思いたい。)。
ただ、兼務先の皆さんには物凄く忙しい状況であるのにも関わらず多大な配慮をいただき、兼務元の皆さんにもとても気を遣っていただいて、何とかこなしきりました。
そんな状況でばたばたとしながらも、妻の体調が悪い日はさっさと切り上げて、パンやゼリー飲料を買って帰宅し、妻の口に突っ込む日々。妻の体重は妊娠前-2kg以上減って見た目にもげっそりしていきましたが、胎児の方は無事にすくすくと育ってゆきました。
妊婦健診は、初期が上記のとおりつわりでクリニックまで行くのにも苦労する状況であったこともあって、ほぼ毎回年休を取ってついて行っていたのですが、はじめて心臓がピコピコと動いているのを見たときは感動しました。
なお、こんな状況だったので、エントリーしていた赤城山ヒルクライムはDNSに。数年前にハルヒルにエントリーしていたものの自身の食中毒でふいに振ったのですが、どうも群馬とは縁がないらしく…
仕事への取り組み
自分の話をすれば、嫌でも残業せざるを得ないのに備え、朝起きそこねても朝練できるように、という気持ちで、出勤時間を8時→9時にずらしました。
しかしこれは失敗で、朝の仙台市街の交通量のなかを自転車で通勤するのは非常にストレスフルであり、通勤へのマイナス感情が爆増しました。天候の悪い日も地下鉄がぎゅうぎゅう詰めで、きもちよく出勤できた試しがありません。来春からは出勤時間を再び早めようか…と思っているところです。
また、妻の受診付き添い時は、基本的に午前又は午後を在宅勤務にしました。オフィスワークが主の風潮が未だに強い世界(JTCの空気感だと思います)で、在宅勤務をする人のほうが珍しいくらいであったりするのですが、積極的にやってみる姿勢でやってみることに。
勿論職場で電話を取っていただいている同僚の皆さんがいるからこそ成り立つやり方ではありますが、自身への負担はだいぶ軽減できたように思え、積極的に在宅勤務を活用して正解だったなと思うところです。
仕事自体に対しては、オーバーフローしないように、難しくなったときは難しいですと伝えつつ、与えられた時間で最大限頑張るようにはしたつもりです。兼務先の部署は割と紙ベースでの回議がメインだったのですが、上記の在宅勤務の実施と併せて、ほぼ回議を電子ベースに。また、AIを活用して既存のExcelファイルを改良するなどし、業務自体の効率化を図ることで、作業時間の縮減を図りました。イレギュラー対応の多い半年だったのですが、自身に与えられたミッションは、なんとか軟着陸させることができました。
妊娠中期
終わらないつわり
段々と秋も深まってきて、14週くらいでつわりは軽減されてゆきますので、マタニティライフを楽しみましょう!みたいなことが書かれている妊婦さん向け雑誌を横目に、まだぐったりしている妻の口に食材を突っ込む日々でした。
妻は、つわりが始まると野菜が全く食べられなくなりました。しかし、野菜を食べないと栄養バランスが偏ってしまうので、野菜ジュースを買ってきたりしました。また、一時期チーズばかり食べまくっていたこともあったような…。水が美味しく感じられないと言って、牛乳が常飲する飲料となったのもこの時期くらいだったかなと思います。
とはいえ年の瀬が近づいてくる頃には少しずつ元気にはなっていって、妻はひと月ほど職場復帰しましたが、依然本調子ではなかったため、1月下旬から再び有休〜産前産後休暇を取得してお休みに。
世の中には妊娠後期まで働いておられる妊婦さんもおられますが、妻を見ていると正直信じがたいなと思うところです。おそらく人によって様々ということだと思うのですが、周囲の妊婦さんがお休みを沢山取られているとしても、それに対して取り過ぎじゃないか、などとは間違っても思わないようにしたいというか、思ってはいけないなと感じさせられました。
胎児のほうは順調に成長
検診には相変わらず同席していたのですが、胎児はすくすくと順調に育っており、毎回エコーを見せてもらうたびに、動きが見えて感動しました。
いい経験をさせてもらったなと感じるところで、これからお父さんになる皆さんにも、ぜひ付き添いすることをおすすめします(毎回付き添いできる病院であれば。)。仕事の半休分は次の日に取り返せばよいですが、○週の胎児を見ることができるのはその瞬間だけです。
生まれてくる子の名前も、週末に話し合いました。名前は(改名でもしなければ)一生ついてまわるものなので、それを考えるというのは大変重いことだなと思いつつ、妻とふたりで話しながら決めました。
優先席は譲ってもらえない
妻とふたりで電車に乗るとよくあったのが、優先席を譲ってもらえないケースでした。もちろんマタニテイマークはつけているのですが、それでも譲ってもらえず。腰の曲がったおじいさんやおばあさんならともかく、明らかに旅行に行く元気ハツラツそうなおじいちゃんやおばあちゃん、家族連れなどがどかどかと座っていたケースもあり、なんで周りが見えないのだろうな?という感しかなく。
もしかしたら、その席に座っていた皆さんも内部障害など、見えない障害をお持ちの可能性はあります。だから、その場で譲ってくださいと言うことはありません。
そのような事情で座っているならいいと思うのですが、そうでないとしたら残念だなと感じる機会が多々ありました。
仙台市、路上喫煙多すぎ問題
仙台市は政令指定都市としては路上禁煙後進都市で、路上喫煙しないことについてはいわゆる努力義務しかありません。また、近くのパチンコ屋など、わざわざ路上に面した入口に何にも囲われていない灰皿を置いている店舗も数多くあります。
言うまでもなく妊婦さんが受動喫煙をすると、胎児に悪影響(流産のリスクの増など)があります。筆者自身も肺を使うスポーツを行っているため路上喫煙は心から嫌いで、仙台市には早く罰則付き条例を制定していただきたいものだなと思うところです。
吸う権利は理解しますが、煙をひとに吸わせることはあってはならないことで、迷惑にならない場所で吸ってもらいたいものだと心底思います。
余談ながら、勾当台公園は筆者が学生だった大昔から近辺のオフィスの喫煙者のたまり場となっていましたが、最近禁煙化されて喫煙者がぱたっといなくなりました。喫煙者がいなくなった公園を歩いてみると、正しく憩いの場となっているなと感じる光景を見ることが多くなりました。
また、筆者と妻には行きつけのカフェがあったのですが、喫煙可のカフェだったため、妻の妊娠がわかってからは一切行かなくなりました。料理はとても美味しかったので残念ではあるのですが、仕方ありません。
「喫煙者がいるから、煙を吸いたくないので来るのを避ける」という行動様式を取る方はおそらくたくさんおられるのだなと感じたところで、分煙を徹底することは街の活性化の観点でも大事なんじゃないだろうかと感じました。
妊娠後期
お腹が大きくなる
年を越して厳冬期に入ると、お腹がどんどん目立つように。手を当てると胎動がわかることも増えてきて、育っているんだなと実感させられました。
検診についていってエコーを見ても、回を追うごとにひとの形になっていって、この時期になると表情なども分かるように。大きく口をあけてあくびのような動きをしていた時があって、可愛かったです。
反面どんどん疲れやすくなっているようで、身体が凝ることも増えているようです。お掃除などを筆者がメインでする、お買い物で重いものは筆者が持つ、などしかできませんが、少しでも身体に負担がかからなければいいなと思っています。
近くで開催されていたプレママ&パパセミナーなるものにも参加して、おむつの替え方や沐浴のしかたを学んできたりしました。また、妊婦さんの重量を体感できるセットをお腹につけてみる体験などもさせていただきました。こんなに重いものを下げているのか、と、頭では知っていても実際にぶら下げてみると驚きで、これは大変だなと感じさせられました。
ベビーグッズの準備
アカチャンホンポの福袋でベビーカー、ベビーベッド、布団、だっこひも、チャイルドシートといった大きいものを揃えました。
ベビー服は親族からいただいたり、あとは妻の方で揃えてもらってしまった。あまり筆者はこの点の準備に参画できませんでした。言い訳をすると、どうしても仕事で頭を使い切っていると週末はスリープモードになりがちだったという状況でした。この点は妻にごめんなさいという感が強く…
手続きの予習
大きく役所にする手続きと職場にする手続きがあると思うのですが、双方とも非常にわかりにくく、制度理解からだいぶ時間を使いました。おそらくこの制度群、すべて理解して使いこなせていない人のほうが多いのではないかと感じました。
役所への申請についても、職場への申請についてもそうですが、申請主義なのは理解できるものの、例えば出生届兼マイナンバーカード発行申請書兼子ども医療費申請書兼…みたいなかたちで、誰しもが使う制度は一枚の申請書にすることなどできそうなもので、どうにかならないのかなと感じさせられます。
こののち
こんな状況下なので、来年はレースは基本お休みかなと思っています。どこかで1レースくらい出られたらいいな、というくらいの心持ちです。
ただ、どんな形であるにせよ、運動を全くしないことは心身に悪く、親の心身が悪化することは決して子どもにもいい影響はないと思いますので、自転車には乗り続けられたらなと思っています。
ともあれ、まずは無事に生まれてからの話で、あと1月ほどに迫っていますが、その日を楽しみに待ちたいなと思います。



