石巻駅を出て南に進み、メイン通りの国道398号を東へ。
右手に石ノ森漫画館を見ながら内海橋で旧北上川をわたり、1kmほど進むと、「牧山市民の森」と書かれた看板のある交差点がでてきます(下のストリートビューの、青い看板。)。ここで左折します。
しばらく直進すると、右手に変電所が出てきて、その先から登り始めます。
筆者は、このあたりをスタートにしてよくインターバルしていました。
なお、ストラバのセグメントによると、2.8kmほどで平均勾配8.7%とのこと。
最序盤は緩い坂です。左手の駐車場を過ぎたあたりから、本格的な登りとなってきます。
石切場?のような施設を右手に眺めつつ、まっすぐ登ってゆきます。急坂というほどではありませんが、それなりの勾配があります。
ゆるく右に曲がって、市民の森への入口があるあたりで一瞬斜度が落ち着きますが、ここから結構な斜度になります。息を整えましょう。
道が狭まり、勾配がきつくなります。結構長い間、きつい勾配の区間が続きます。直線的で先が見えるため、なおさら辛く感じられますが、耐えましょう。
代わり映えのしない景色が続きますが、勾配はかなりのものです。
筆者が石巻在住だった頃、この坂を毎朝、朝練で2本登っていた時期があったのですが、一部34-28Tではダンシングに頼りたくなるところがありました。
左手に、別世界まで続いていそうなトンネルを眺めながら直登。
トンネルを過ぎてしばらく進むと、森のなかに入ってゆきます。緩いというほどではないですが、多少、勾配が緩みます。
いかにも林道という雰囲気のなかを進んでゆきます。
なお、悪天候の次の日などは路面に木の枝などが散乱するため、あまりおすすめしません。
筆者がGIOSのディレイラーに木の枝を巻き込んでしまったのは、この牧山で、悪天候の次の日に走ったときでした。
途中で分岐が出てきます。激坂を楽しみたいのであれば左へ(後述。)。神社まで登りたいのであれば、直進です。
直進した場合、このあと勾配が再びきつくなります。しかし、このあたりまでくれば残りはわずかなので、頑張りましょう。
最後の直登を超えると神社にいたり、いちど勾配が落ち着きます。
そのまま道なりに進むと、神社の敷地をみながら、再び登ることとなります。
それなりに急勾配ですが、それほど長くは続きません。
とはいえ、それなりの勾配であるのは事実で、ここまでに脚を使ってしまっていると、だいぶ辛く感じられるのも事実です。
しばらく進むと、鳥居の前に至ります。登りはここでおしまいです。
※途中の分岐で左折した場合
途中の分岐で左折すると、距離は短いものの、激坂といっていいレベルの勾配を楽しめます。また、この先には見晴台があり、直進する場合に比していい景色を楽しめるのもこちらです。
道幅がそれなりにあるためか、画像だとそれほど凶悪に見えませんが、かなりの勾配があります。
いやらしいのが、直進するより完登までの距離は短いものの、急勾配としては長いことです。泉ヶ岳の笈坂(バス停の後の直登…)のような辛さがあります。
なんとか登り終えると、(少々場所がわかりにくいですが)見晴台が待っています。
石巻湾を一望でき、かなりの絶景なので、訪れた際はぜひお立ち寄りを。

※分岐を直進
※分岐を左折
※本記事は「宮城ヒルクライムポータル」の1記事となります。他のヒルクライムスポットのご紹介は下記アイコンより。




