"GRIMPEUR"

…グランペール…

宮城の坂道集…鹿落坂(ししおちざか)…(仙台市太白区)

鹿落坂(ししおちざか)とは

鹿落坂(ししおちざか)は、霊屋下から向山に登る坂です。

東北大学片平キャンパスから霊屋橋をわたり、渡った先の交差点で左折。そこからまっすぐ走ると、数百m程度でこの坂に至ります。

坂自体の距離は300m程度と短いですが、その間ずっと10%前後の登りが緩まず続くため、一挙に駆け上がろうとすると距離の割に辛い目をみる坂です。

なお、鹿落坂の由来は、八木山、向山からこの坂を通じて鹿が市街に降りてくるから…とのことらしく。確かに、この坂を通じて市街に降りてきそうです。

 

 

▲霊屋橋

前述のとおり霊屋橋をわたり、左に曲がるとこの坂に至ります。

なお、脱線しますが、この霊屋橋を右に曲がると、伊達家の霊廟「瑞鳳殿」に至ります。仙台を来訪された際は、ぜひ訪れてみてください。

 

 

坂の紹介に戻ります。

霊屋橋をわたり、左に曲がって少しゆくと、「ビジネス旅館オタマヤ」さんが出てきます。坂の始点はそのあたりです。

ここまでは平坦ですので、坂に至るまでに少しでも速度を乗せておきましょう。大した長さではないので、勢いで突っ込んだほうが楽だと思います

 

 

慣性で登り切れるほど甘い坂ではなく、東洋館の看板が見えてくる頃には速度を使い切っていると思います。

 

 

そして、ここからのあと少しが、あと少しではあるものの、一層勾配がきつくなることもあり、特に疲れているときだと大分辛く感じられます。

 

 

鹿落堂という瀟洒なカフェの前を過ぎ、少しだけ登るとゴールです。

ここから道なりに進むと、八木山方面に登る坂の分岐があり、そこを無視して進むと愛宕大橋に出ます。サイクリングルートに合わせてご選択を。

 

なお、道幅は狭い上、交通量はそれなりに多い道です。

坂の途中で車を後ろに待たせてしまうと少々きまずい思いをすることもあるので、気にされる場合は登り始めの「ビジネス旅館オタマヤ」の手前で車をいったんやり過ごすといいでしょう。

ただし、あまり坂の直前でストップしてしまうと、慣性がまったくない状態で登りはじめることとなり、つらい思いをするので、そのへんはご注意ください。

 

 

※本記事は「宮城ヒルクライムポータル」の1記事となります。他のヒルクライムスポットのご紹介は下記アイコンより。

 

TOP

©2020-2025 GRIMPEUR All rights reserved.