Merach(メリック) MR-667の購入
メリックは、スピンバイクのほか、様々なフィットネス機器を販売している会社です。
筆者宅で購入したMR-667は3万円程度のかなり安価なモデルです。
雨天時など、実走できず、ローラーも回せない(筆者はダイレクトドライブ形式のローラーを所持していますが、騒音&振動対策の観点から、屋外でローラーを回しています)ような時でも練習できればという思いで、購入することにしました。

ハンドル周り
ハンドルは上下6段階に調節可能で、ブルホーンタイプです。
幅は恐らく500mm程度かと思われ、400mm程度のロードバイクのハンドルに慣れていると少し広く感じるのは事実ですが、慣れてしまえば扱いにくいというほどのものではありません。
ハンドルには、デフォルトでスマホやタブレットをおける台がついてきます。
(メーカー側の想定からは外れた使い方であり、自己責任に分類される使い方ですが)筆者宅では、この台にクロームブックを挟んでZwiftを写しています。

サドル周り
サドル
サドルは、純正でふっかふかのママチャリのようなサドルがついてきます。お尻には優しいのですが、高負荷で踏むと流石にふにふにしてしまうので、現在は実走バイクで使用しなくなったISMのサドルを装着しています。
ただ、ISMのサドルはちょっとお尻への攻撃性が高いなと感じてしまうときもあるので、この点は今後の検討すべき点となっています。

高さ調節
サドルの高さは無段階ではなく、9段階調節。高さにシビアな方には向かないと思います。前後には、無段階に調整可能。
公称だと190cmまで使えることとされていますが、恐らくシューズなしで乗った場合のことだと思われ、186cmある筆者だと、シューズを履いて乗るとサドルを上げきっても足りません。
この点に対しては、ネットで一輪車用の延長ポストを使用してサドルの高さを無理やり上げている例を見つけ、真似することで解決しました。
180cmを超える方だと、このようなことがあり得る点、頭の片隅において購入されたほうがよろしいかと思います。

ペダル周り
ペダル
純正でついてきたペダルを外し、ファベロ アシオマを入れています。
このエアロバイクはZwift対応と謳われているのですが、筆者がアシオマを用いてデュアレコしたところ、アシオマが300wを示しているときにバイク内蔵のメーターは240w辺りを示しているような状況(300wから極力ズレないように数分走り、検証)でした。
普段Aペーサーを比較的軽めな練習としてやる筆者で、このエアロバイクを使うとBペーサーが割と辛い練習と化すような具合で、練習量を定量的に把握する観点からは問題が大きかったため、アシオマを入れました。
パワーメーターは単体で安くとも3-4万円する機器であり、この値段のエアロバイクに高精度のパワーメーターを搭載しろという方が無理な話だと思われますので、これは仕方ないことだと思います。

クランク
クランクは純正で165mm。
これが少々問題ではあり、筆者のように186cmもあると、流石に短く感じます。
一般的なスクエアBBだとは思われるため、恐らく交換しようと思えば可能だと思われますが、身長165cm程度の妻も使うものであり、恐らく妻にとっては丁度いいのもあって、とりあえずこのままでいいかなという考えに落ち着いています。
普段ロングクランクしか使っていないことから、恐らく走り方もトルクよりに偏っていると思われるため、それを補正する観点からは却っていいのかもしれません。
Qファクターが広い……
一番問題なのはQファクターで、ちょっと広すぎやしないかという広さです。
この点は流石に違和感があるのですが、スピンバイクの本体自体が幅広であることに由来することから、改善のしようがないため、仕方ありません。
慣れればべつに踏めはしますが、シビアに気にする方はやめておいたほうがいいと思います。
負荷調整
負荷調整は手動です。ハンドルポストの下にあるダイヤルを回すことで無段階に調整可能。
ダブルレバーのような位置にあるため、Zwiftレースなどをする際はちょっと扱いにくく感じられてしまうかもしれません。
しかし、レースなどをしなければ、別段問題になることはないです。

負荷自体は、FTP300wは超える筆者でも踏み切れません。スプリンターの方などだとわかりませんが、大抵の方には問題のない負荷だと思われます。
静音性
このバイクのいちばんの美点が、静音性だと感じます。マグネット式の負荷装置で、チェーンもベルトドライブもないため、非常に静音です。
筆者が300w以上の走行を頻繁に行うのもあって、ダイレクトドライブのローラー台をもってなお騒音によって近所迷惑にならないか…と心配になってしまうため屋外で回しているのですが、このバイクは深夜でも早朝でも、騒音や振動の心配をせずに回すことができます。
6畳ひと間の壁が薄い賃貸アパート(にこのバイクを置く場所があるかはともかく)でも、隣室を気にせず回すことができると思います。
他との比較で言えば、キッカーバイクを店舗で試したことがありますが、このバイクはキッカーバイクよりも静かだなと感じます。
安価ゆえの宿命か、高負荷で走るときしみ音はしてしまいますがその程度で、真横で寝転がっていてもうるさく感じないほどの静かさです。
まとめ
ポジショニングの観点からは改善の余地があり、シビアに気にされる方はやめておいた方がいいと思いますが、静音性については抜群で、アシオマを込にしても10万円でお釣りが来ます。
本スピンバイクはもう廃盤になってしまったようで、現在購入できるのは後継モデルになっているようですが、ローラー台の騒音や振動に悩まされている方におかれましては、購入を検討されてもよいかと思います。



