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【リクエスト記事】筆者のローラー環境について。

目次

はじめに

筆者のローラー環境①使用バイク

筆者のローラー環境②使用ローラー

筆者のローラー環境③デバイス

さいごに

 

はじめに

読者の方から、筆者のローラー環境についてご質問をいただいたので、紹介させていただきます。繁忙の為、ご質問をいただいてからしばらく時間が経ってしまいました。記事化が遅れ、申し訳ありません。

また、正直に言うと自分の環境は割と劣悪と言っていいものだと思われ、他の方におすすめできるものではないことを前置きさせていただきます。

 

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筆者のローラー環境①使用バイク

エスケープR3(ドロップハンドル化済)をローラー専用バイクとして使用しています。

ローラー専用バイクを用意するか否かについては色々意見があると思いますが、筆者としては用意した方がいいものと考えています。

ローラー専用バイクを用意した方がいい理由としては、フレームへの負荷が大きいのが1つ目の理由です。ローラー台でエンドを固定してしまうと、フレームには大きな負荷がかかります。カーボンバイクでエンドが削れてしまった症例など、他の方のブログで見たことがあります。

また、どうしても汗がフレームにぼたぼたと落ちてしまうため、ネジなどがどんどん錆びていきます。筆者のエスケープR3のようにアルミフレームのバイクだと、塗装のかけた部分からフレーム自体にも錆が入ってしまいます。

ただ、この点については、フレームに汗をかけないようにするガード等も売っておりますので、そのような製品を用いればある程度防げるものとは思います。

2つ目の理由としては、利便性です。いちいち後輪を外してダイレクトドライブのローラーにセットするのは、大概変速調整を伴うこともあって、割と面倒な作業です。乗りたい時にサッと乗れるよう、常にローラー台にフレームがセットされた状態であるのが望ましいと思います。

難点は保管場所だと思いますが、車体を立ててしまうなどすれば案外省スペースで収まります。筆者は、外の小さな倉庫で保管しています。

 

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筆者のローラー環境②使用ローラー

ELITEのヴォラーノという5万円程の、一番安いダイレクトドライブ形式のローラー台を使用しています。デフォではパワー計測等はできませんが、ミズロB+という6000円程度の後付けデバイスを用意する事で、パワーとケイデンスを計測できます。

ローラー台の形式についてはダイレクトドライブ、タイヤドライブ、3本ローラーの3種に大別できるものと思いますが、騒音対策の観点から、一軒家でなければほぼダイレクトドライブ一択なのではないかと思います。

ただし、筆者のローラーが安価なものであるがゆえかもしれませんが、出力するパワーが増すほど、ダイレクトドライブでもそれなりの騒音はします。防振ゴムやコンクリートブロックなどを導入しても、ある程度の騒音はどうしても発生してしまう上、社会人であるとどうしても早朝か深夜に練習したいため尚更気になってしまいます。100w台で走っている分には比較的静かですが、300wも出すと洗濯機と争うくらいの騒音、振動となります。また、ローラー台の性能に関わらず、どうしてもチェーンや変速の音は響きます。

筆者はローラーを導入してから2回引っ越しているのですが、最初に住んでいたところでは左右の部屋、下の部屋とも空室だったため、気兼ねなく室内でローラーを回していました。

しかし、引越してからは左右や下の階に居住されている方がおられ、騒音で苦情を言われてしまうのが怖いため、結局屋外の共用スペースなどでローラーを回しています。

負荷自動調整機能について

ズイフトの世界における勾配などに応じて負荷を自動調整してくれる機能があるローラーもありますが、筆者の使用しているヴォラーノには、負荷自動調整機能がついていません。

筆者のようにローラーはあくまで時間が無い時や悪天候時の練習と割り切るなら別段問題ないと思うのですが、ズイフトでレースを楽しみたいような方であれば、自動調整機能があった方がいいものと思います。

 

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筆者のローラー環境③デバイス

ハンドルにスマホホルダーを装着し、日常使いしているスマートフォン「TORQUE5G」をスマホホルダーに装着して、使用しています。上記のとおり屋外使用のためWiFiに接続していませんが、接続が切れた経験はありません。

なお、通信量は、毎週2日&1日1時間半程度使用していた月で、650MB程度でした。

 

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さいごに

以上より、ズイフトを楽しみたいのであれば、改善の余地が多々ある環境であるとは思っています。

キッカーバイクのような専用製品を買うなどお金で解決できる話ではあるのですが、ローラーはあくまで実走のための練習と割り切っている筆者のようなタイプのサイクリストにおいては、格安でとりあえずローラーを導入したいケースもあるものと思います。

そのような方の参考になれば幸いです。

 

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