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【整備の部屋】ロードバイクのパンク修理(クリンチャー)(難度:★★☆)

※別記事でホイールの付け外しについて解説しています。

ホイールの付け外しをしたことがない方は、先ずそちらをご覧下さい。

 

「整備の部屋」では、ロードバイクやクロスバイクの整備に関わる情報を発信します。

⚠自転車は命を預ける乗り物です!少しでも不明な点、不安な点があれば、ショップ等信頼出来る人に確認してください!

※バーストパンクの修理はあくまで応急的なものです。一度切れてしまったタイヤは交換を強く推奨します。

 

目次

はじめに:ロードバイクのパンク修理技術の必要性

パンクかな?と思ったら

パンク修理作業①必要工具等

パンク修理作業②実作業(新品チューブの入れ替えのみ)

パンク修理作業③実作業(チューブの修理)

 

はじめに:ロードバイクのパンク修理技術の必要性

自転車でパンクといえば、ママチャリであれば自転車屋さんにお願いして直してもらう方が大多数だと思います。

ロードバイクも同じように、自転車屋さんにお願いして直してもらうことも可能です。

 

しかし、自分でできるのが望ましい技術の筆頭ではあります。

例えば何十kmとサイクリングして、人里離れた自然を楽しみたい場合。

パンクした時、駅から近ければ歩いて戻るという選択肢も取りえますが、遠ければそうもいきません。ママチャリより断然行動半径を広くできる乗り物だからこそ、不具合が生じた時に自分が直面する事態のサバイバル度が高くなります。

安全第一に家まで帰るため、パンク修理は身につけておいた方がよい技術の筆頭と言えます。

 

一旦身につけてしまえばそんなに面倒な技術ではありません。

筆者は特筆して早いわけではありません(むしろ作業は遅い方だと思います)が、パンクしてから10分程度で再スタートできます。

自分は長い距離走ったりしないから要らない…と最初から切り捨てるのではなく、無いよりあった方が役立つとプラスに考えて、身につけていただけると幸いです。

 

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パンクかな?と思ったら

走り出す前はしっかり空気を入れたのに、妙にタイヤがへばりつくように重い。

こんな時は大概パンクしています。

パンクの疑いが生じたら、まずは止まりましょう。パンクじゃない!と考えたくなるのはわかりますが、突き刺さりなどがある状態で走行を続けると被害が増大します。

止まったら、まずは周囲に配慮して路外へ。

邪魔にならないところで作業できるような気配りができるか?って大事だと思います。

まずはタイヤをつまんでみましょう。明らかに柔らかくなっているなら、パンク確定です。

 

 

 

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パンク修理作業①必要工具など

実際の作業に入る前に、必要工具等を列挙します。

サイクリングの際は、これらを持っていけばとりあえず対応出来ることがほとんどです。

必要工具(等)1:タイヤレバー

タイヤを、ホイール(車輪)から外すための工具です。百均でも売っています。

大概3本セットで売っています。2本でも作業可能ですが、3本あると最も捗ります。

 

必要工具(等)2:空気入れ

所謂携帯ポンプも、空気を入れるために必須となります。

 

必要工具(等)3:スペアの新品チューブ

出先で修理する場合、チューブをまるっと新品に入れ替えてしまう方が断然早いです。

穴の空いたチューブは家に持ち帰ってから修理し、スペアにすればOK。

 

必要工具(等)4:チューブ修理キット

とは言っても、1日数回のパンクが起きる可能性も皆無ではありません。

このような時に備えて、チューブ修理キットも持っておくと良いです。

具体的な品目を挙げると、以下の通り:

・紙やすり

・ゴム糊

・チューブパッチ

 

必要工具(等)5:タイヤの切片(バーストパンクの場合のみ)

バーストパンク(後述)の場合のみ、古いタイヤの切片等が必要になります。

 

必要なものは上記のとおりです。

 

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パンク修理作業②実作業(新品チューブの入れ替えのみ)

手順1:タイヤの空気を抜く

タイヤの空気が残っている場合、まず抜いてしまいましょう。

空気バルブのキャップを反時計回りに回して外します。

そのうえで、バルブの金具を反時計回りに回して緩めます。

最後に、バルブを上から押します。空気がシューっと抜けるはずです。

手順2:タイヤを外す

空気を抜いたら、タイヤレバーをタイヤの端の部分(ビードと言います)を押し上げるように噛ませます。

場所は空気バルブの真反対が良いでしょう。

1箇所に噛ませたら、少し離して2箇所、3箇所と噛ませます。

3箇所を噛ませたら1箇所目に噛ませたレバーを抜いて、3箇所目からさらに少し離して噛ませます。

これを繰り返すと、ホイールのリム(ホイールの外周部分)からタイヤの片側が外れてきます。ある程度外れたら、手でも外せるようになるはずです。

チューブ交換であれば、片側を外せば十分です。タイヤそのものを交換する時は両側を外すことになります。

 

手順3:タイヤと、ホイールのリムを確認する

パンクする原因にも色々ありますが、異物が刺さってパンクしたような場合、折角チューブを交換しても異物が残ったままだと早々にパンクしてしまいます。

 

また、バーストパンクという、タイヤそのものがざっくり切れてしまうようなパンクの場合もあります。

バーストパンクの場合は緩やかに空気が抜けるのではなく、バン!と爆発音のような大きい音がして、一気に空気が抜けることが多いです。

このバーストパンクの場合も、チューブを交換しても早々にパンクしてしまいます。

 

よって、

・ホイール(車輪)のリム内側(タイヤとチューブで隠れている部分)に異物がないか(→あれば除去)

・タイヤそのものにざっくりと切れたような箇所がないか

をまず確認します。

 

手順4:古いチューブを取り出し、新しいチューブを入れる

タイヤとリム内側を確認したら、タイヤから古いチューブを引っ張り出します。

そのうえで、新しいチューブを入れます。

新しいチューブは先ず空気バルブの部分を入れて、そこから全周、タイヤの内側に入れていきます。

なお、新しいチューブは少しだけ空気を入れてから、タイヤに入れていくと良いです。

また、上記で解説したバーストパンクの場合は、タイヤが切れている箇所に、「必要工具5」記載のタイヤの切片を、チューブの外側とタイヤの断裂箇所の間に挟むようなかたちであてがってください。

 

手順5:タイヤのビードを、ホイールのリムにはめる

新しいチューブをタイヤに入れたら、手順2で外したタイヤのビードをホイールのリムにはめてゆきます。

空気バルブのところから嵌めはじめ、空気バルブの真反対を最後に嵌めるようにすると良いです。

 

タイヤのビードは、タイヤを両手で鷲掴みにし、手のひらで押し上げるようにするとリムにはまります。

タイヤを押し上げる時は、タイヤとリムがチューブを挟まないように気をつけましょう。

タイヤがチューブに噛み込んでいると、折角交換しても早々にパンクしてしまいます。

 

最後の方は手で押し上げるのが難しい硬さになる場合があります。

このような場合はまず、タイヤをバルブの部分からつっかえている部分まで、全周にわたって揉んでみると良いです。揉むと少しだけ余裕が出ることが多いです。

 

それでも難しい場合は、タイヤレバーをタイヤの下側からリムにかけて差し込み、押し上げるようにしてタイヤをリムに入れます。

ただ、力任せに押し込もうとするとリムやチューブを傷つけてしまう危険があるので、タイヤレバーを使う時は慎重に作業を行いましょう。

 

タイヤを全周リムに入れたら、タイヤを少し倒すようにしてチューブとの噛み込みがないか、確認しましょう。

 

手順5:空気を入れる

最後に携帯ポンプで空気を入れます。これで作業は完了となります。

 

古いチューブは持って帰り、以下記載の方法で修理してスペアとして取っておくとよいです。

言うまでもありませんが、ポイ捨て等、出先で無理矢理捨てるようなことは避けましょう。

 

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パンク修理作業③チューブの修理

この段落では、チューブの修理について解説します。

手順1:破断箇所の特定

まずは、チューブのどこが切れているのか特定します。

出先であればチューブを耳に押し当てて空気を入れて、空気が漏れる音から切れている箇所を特定することになるかと思います。

家であれば、空気を入れたチューブをバケツ等に張った水に入れてみると、切れた箇所から泡が出てくるため漏れている箇所が簡単に特定できます。

 

手順2:やすりがけ・ゴムのりの塗布

破断箇所を特定したら、その周辺を紙やすりでやすりがけします。

ある程度やすりがけしたら、ゴム糊を塗布します。

製品により異なるかと思いますが、ゴム糊を塗布したら数分放置します。

 

手順3:修理パッチの貼り付け

最後に、修理パッチを貼ります。貼り付けし、さらに手などで上から抑えて圧着します。

 

作業はこれで完了となります。修理が完了したら、一旦空気を入れてみて問題ないことを確認しましょう。

 

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