1週間空いてしまいましたが、去る10月31日、「牡鹿半島チャレンジライド2021」に参加させていただきました。
「牡鹿半島チャレンジライド」は、4km弱のヒルクライムTTと、60km程度のファンライドが合わさったイベントです。
とても楽しい時間を過ごさせていただきましたので、お世話になった皆さんに感謝を込めつつ振り返りです。
(TTゴールの大六天駐車場にて)
目次
「牡鹿半島チャレンジライド」のヒルクライムTT(コース解説)
「牡鹿半島チャレンジライド」のヒルクライムTT(筆者の走り)
「牡鹿半島チャレンジライド」の概要
標題に記載のとおり、4km弱のヒルクライムTTと、60km程度のファンライドが合わさったイベントです。
集合は女川の海浜公園です。そこからコバルトラインへ向け順次移動します。
ヒルクライムTTは、コバルトラインの序盤3.7km(41号女川牡鹿線から220号コバルトラインに入る交差点がスタート、大六天駐車場がゴールです)を公道封鎖して実施。標高については205mup14mdownです。
大六天駐車場でレストをとって、そこからファンライドに。
アップダウンの続くコバルトラインを進み、半島先端の御番所公園を過ぎて鮎川のホエールタウンおしかで昼食休憩です。
その後は女川に向けて再びファンライドし、女川の海浜公園で解散という行程でした。
「牡鹿半島チャレンジライド」のヒルクライムTT(コース解説)
上記のとおり、ヒルクライムTTはコバルトラインの入口から、大六天駐車場迄の3.7kmです。
スタート直後は5-6%程度、一時的に8%程度が現れる程度です。
0.8km辺りから1.3km辺りまでがかなり急勾配です。9%の看板があり、そこから直線で8-10%程度の急勾配が続きます。
直線を終えて左に曲がってからはワインディングになります。
全般として比較的緩めな登り基調ですが一時的にほぼ平坦に近いような勾配になったりします。
そうかと思えば10%近い勾配も出てきます。
2.8km付近から先、3.7のゴールまではほぼ平坦~くだりになります。
「牡鹿半島チャレンジライド」のヒルクライムTT(筆者の走り)
事前調整
ガチなレースというより楽しいファンライドの方に重点が置かれたイベントのような感はあります(※筆者主観)が、それでもTTという以上負けたくはないものです。
まして地元なので何より。
今年は蔵王はじめエントリーしていた大会が軒並みコロナで中止となってしまったのもあり、このTTはあわよくば勝ちたいと思っていました。
知らないコースでは無いですが、本番2週間前に試走しました。
そして、前週は木金をTSS50程度の抜き目の練習に。金曜夜と土曜夜はラーメン、土曜の朝昼も炭水化物をしっかり摂りました。土曜はTSS30のゆるポタのみ。
土曜は8時半就寝、4時起床で1食食べるつもりでしたが夜寒すぎて2時に起床。1時間程眠れずでした。結局何とか2度寝して5時起床。
おにぎりを4個食べ、100-150w程度のサイクリングペースで女川まで15kmを流しました。会場に着いてから7時40分頃におにぎりを追加で2個補充。
身体が固まるのを防ぐため、20分おきに5〜10分程軽く流し走行し、TTに備えました。
序盤
新型コロナウィルス対策で、20人ひとパックでの走行でした。
ヒルクライムTTも2名ずつスタート方式。
抜く方が好きなので、パックの中でも出来るだけ後ろからスタート出来るように並びました。
そして、あっという間に順番は巡り、スタート。
最初の緩勾配は30秒程ダンシングで駆け上がりました。
後半が緩斜面-くだりでどうしてもパワーがガタ落ちになるので、稼げるのは前半との考えからです。
600wくらいで、体感としては90%位の面持ちで踏んでゆきました。
速度が乗ったところで、シッティングに移行。あっという間にBPM185を超えていましたが、自分の場合調子がいい時程跳ね上がる傾向にあるので特段気にせず。
3sPWで370-390w位を維持、ケイデンスは110-110位に保って9%直線をクリアしました。
まさかのラップ切り損ね
記憶の時系列が少しあやふやなのですが、スタートからしばらくしてラップタイムがおかしいことに気づきました。
まさかのスタートでラップを切り損ねているという事態。
タイムも分からず、折角予習して決めておいた「2.8kmでアウターに入れる」も出来そうになく…という事態に。
一瞬思考停止しましたが、気づいたところからの平均PWやタイム等を把握出来るだけでも違うだろうと思い直し、そこでラップを切りました。
中盤
直線の急勾配が終わり、緩勾配の中盤へ。
本番2週間前に試走した時は1.7km辺りの動物注意の看板でアウターに上げて走ったのですが、1枚残した50-25ではケイデンス90を割ることが多く、パワーを出せていない感じでした。
(かつてはトルク型でしたが、ここ数ヶ月でかなり回す方になりました。その話は別で…)
この反省から本番はできるだけインナーで引っ張り、2.8kmでアウターに切り替える方針としていました。
予定通り100-110回転台でインナーのまま回し、ワインディングをなめらかにクリア。
正確に言うと決めていたところより少し手前で一旦アウターに上げてしまって少しだけタイムロスしましたが、登り返しでインナーに落として改めて2.8kmでアウターに上げました。
大会の前の週にデュラチェーンに変えたのもあってか、変速はもたつくことなくなく決まりました。タイムロスは最小限に防げたと思います。
終盤
2.8kmでアウターにかけて、あとはバイクをコーナーに合わせて倒しこんでゴールへひた走るだけです。
終盤「あと500m」「あと100m」の看板があって、あと少しだ…!と思うことが出来、精神的にとても救われました。あの看板に優勝賞品の秋刀魚を1尾進呈したい気分です。
そんな具合でゴール。
結果
8分53秒で1位をいただきました。大会新とのことで嬉しい限りですが、年々インフレしているそうなので来年はまた更新されるのではないでしょうか。
勿論自分も負けたくはないので、(来年は石巻に居ない可能性が高いですが)都合つけば是非また参加させていただき、記録更新を狙いたいと思います。
(ジャージのジッパーお見苦しくスミマセン…)
「牡鹿半島チャレンジライド」のファンライド(前半)
大六天駐車場でお休みをとったあとはファンライドです。
新型コロナウィルス対策でファンライドも時間差スタートだったため、参加者がかなりバラけた走行でした。
自分はTTで同じパックだった方々と一緒に走らせていただきました。
登りで引いたり、くだりでは置いていかれたり、とても楽しいライドを楽しめました。楽しみすぎて御番所公園まで全く写真を撮らないという一応ブロガーとしてどうなんだという事態(笑)
御番所公園からは雄々しくそびえる金華山が望めます。
御番所公園からは海に向かって坂をくだってゆき、鮎川浜のホエールタウンおしかへ。
(御番所公園にて)
「牡鹿半島チャレンジライド」のお昼
鮎川浜のホエールタウンおしかで、お昼ご飯です。
お昼はお弁当で、「ビーフジャーキー丼」「鯨のユッケ丼」「エビフライ弁当」から選べるかたちでした。
あまりお腹の調子がよくなかったのもあり、比較的大人しそうに見えたエビフライ定食をチョイスしました。
パリッと揚がったエビフライに、蒲焼のタレがしっかり絡んだ穴子が絶品でした。
このホエールランドでインターネットからTTの記録を見て、自分が1位と把握しました。周りの方に祝福していただきました。
「牡鹿半島チャレンジライド」のファンライド(後半)
ホエールタウンで昼食後、女川に向け帰る方向でファンライド再開です。行きのコバルトラインではなく、しばらく2号石巻鮎川線を進みます。行きにご一緒させていただいた皆さんとご一緒させていただき、走りました。
大原漁港で右折。登ってコバルトラインに戻ってゆきます。
登りの途中で集団に合流。その場の雰囲気で飛び出し、その後は1人逃げ(?)しました。かなりの方を追い抜かせていただき、あっという間に大六天駐車場にカムバック。
ご一緒させていただいた皆さんを待って、しばし談笑。
そこからはTTのコースをくだり、女川駅で解散でした。
おわりに
先ずコロナ禍のなか、開催に向けてご尽力頂いた運営の皆様、そしてサポートライダーの皆様、ありがとうございました。
ブログ見てます、等々話しかけてくださった皆様もありがとうございます。更新大変滞っておりますが、また時間を見つけて書きたいと思いますのでよろしくお願いします。
当ブログのお問い合わせフォームからコメントをいただいた方もありがとうございます。当ブログが前向きなサイクルライフの後押しになったようで、冥利に尽きます。
そして、一緒に走っていただいた皆さんもありがとうございました。近所だと思いますので、また近いうちによろしくお願いします。
(ホエールタウンおしかにて)
1位商品の秋刀魚の詰め合わせですが、秋刀魚5尾と生さんまと秋刀魚のつみれがセットになって届きました。
秋刀魚は市内在住の友人と分けて食べました。とてもジューシーで美味しかったです。
そして秋刀魚を食べたあと上品山に登ったら平均350wで登れました。タイムは17分23秒でベスト(追い風参考)より30秒遅いですが、アベレージパワーではベストです。
女川の秋刀魚を食べると貴方もヒルクライムで頑張れる…かもしれません。今年は不漁とのことですが、機会あればぜひご賞味ください。
(とても美味しい秋刀魚でした)