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【趣味として自転車を長く続けるために】必要なのは準備の簡略化だという話。

自分は自転車を趣味にして5年が経過していますが、趣味としての幅は広がる一方でやめようと考えたことはありません。

しかし、乗り出すのが面倒と思ってしまった経験は、皆無ではありません。

そして、この面倒が続くと趣味としての自転車をやめる方向に繋がってゆくのではないかなと、そういう経験のたび考えてきました。

この記事では、自転車を趣味としている人が今後も長く趣味として自転車を続けるために必要な、準備の省力化について書いてみます。

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目次

はじめに

準備の省力化①サイクルウェアを使わない

準備の省力化②専用ボトルをやめる

準備の省力化③ワックスタイプのチェーンオイルを使う

準備の省力化④チューブは28c以上対応のチューブを使う

おわりに

        

はじめに

べつに自転車に限ったことではありませんが、義務感に頼る部分をなくした方が継続反復的な行為というのは続きやすいものです。

とくに自転車の場合は、大半の人にとっては仕事や勉強ではないはずです。

義務的にやらなければならないシチュエーションが考えられにくい以上、継続するのには義務感の排除が勉強や仕事より一層重要とも言えると思います。

 

なお、基本的考え方として、自転車に乗ることによる楽しみ(等の効用)>自転車に乗ることによる不効用でなければ人は自転車に乗らないはずです。

準備の省力化は後段の不効用を縮減することであるといえます。

準備を省力化することで自転車に乗ることによる楽しみ(等の効用)>自転車に乗ることによる不効用となる場合が多くなることから、自転車を長く続けることに繋がるはずです。

 

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準備の省力化①サイクルウェアを使わない

個人的に、サイクルウェアは速く走ることを目的としなければかならずしも必要ではないと考えています。

多少ばたついてもポタリングくらいの速度であれば問題ないと思います。

また、パッド入りのレーパン等を用いずとも、特段の支障はないとも思っています。

(自分はあまりサドルにこだわりがなくて、自分がいつも使っている位置と角度さえ合わせられればどんなサドルでも使えるうえ終日乗っていてもお尻などは全く痛くなりません。大半の方からは痛くなると聞きますので、自分はちょっと変なのかもしれません。)

…どうしても痛いと感じてしまうかたは、パッド入りインナーパンツを数着用意して普段から履けばいいと思います。

ヘルメットとグローブだけつけて、それですぐ出られるとかなり準備の手間が減ります。

 

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準備の省力化②専用ボトルをやめる

専用ボトル、洗うのが面倒ではないでしょうか…。

自分はずぼらなので、そう思ってしまいます。

レースなら走りながら飲まなければならないでしょうが、通常走行なら止まって飲めばいいと思っています。

レースの時だけ付け替える前提でミノウラのペットボトルケージを用意して、練習ではペットボトルを使うようにするといいと思っています。

 

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準備の省力化③ワックスタイプのチェーンオイルを使う

油膜が切れかかっている状態で帰ってきて、次に乗る前にクリーニングと注油を行わなければならない場合があると思います。

そんな時、クリーニングを面倒に感じると乗り出しの障壁となります。

そのため、クリーニングの手間が圧倒的に少なくなるワックスタイプのオイルを使うといいと思っています。

自分が使っているのは「フィニッシュライン セラミック ワックス ルブ」です。

 

 

 

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準備の省力化④チューブは28c以上対応の分厚いものを使う

空気を入れるのが面倒と感じる人は多いと思います。

これについては、28c以上対応の分厚いチューブ(25-32cのような)を使うことで空気入れの頻度を軽減できるように思います。

自分の場合、練習機は上記のような分厚いチューブにGP4000S2でほぼ8bar運用です。

1週間空気入れしなくても、7barは保てます。

とりあえず乗るくらいであれば然程問題ない程度の空気圧低下で、空気を入れる頻度を下げることが出来ています。

逆に面倒なのがラテックスチューブや、チューブレスタイヤ等でしょう。

自分の決戦機はチューブレスですが、空気を入れても次の日には多少柔くなります。そのため、乗るたび毎回ポンプアップです。

性能自体は素晴らしいものです。しかし、このようなタイヤは走行性能は良くても、仮に普段遣するとしたらちょっと大変だろうなと思わされます。少なくともずぼらな自分にはきつそうです。

 

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おわりに

自分のいまの状態だと、とりあえずスマホと最低限のお金と保険証を身につけるだけで出発できる日がほとんどです(本気で走る日はもう数ステップ増えますが、乗るだけであれば)。

このくらいであると、ずぼらな自分でもさほど面倒に感じません。自転車を趣味として長く続けたい方には参考になるかと思いましたので、今回記述してみました。

 

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