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…グランペール…

エスケープR3のタイヤ交換なら「グラベルキング 28c」がオススメという話

エスケープR3カスタムしたいと考えた時に、挙がることが多いのはタイヤでしょう。

今回は、エスケープR3のカスタムでタイヤを変えるときにオススメな「グラベルキング」について解説します。

 

      

目次

はじめに

グラベルキングというタイヤ

グラベルキングの使用感(オンロード)

グラベルキングの使用感(オフロード)

まとめ

      

はじめに

 

私が購入した当時の2015年のエスケープR3だとマキシスのデトネイターというタイヤが純正でついていました。28cの片輪で310gでした。

ロードバイクのタイヤの重量からすれば格段に重いですが、自分で使っていた感想としてはけして悪いタイヤではなかったなというところでした。

自分はこのタイヤを購入から4200km程度、使いました。

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エスケープR3 2015

 

しかし、年式が下がるとタイヤは更にコストダウンされるようになりました。

20年モデルだとケンダのK193というタイヤが純正でついてくることとなりますが、こちらは28cの片輪で387gという重量です。

ロードバイクでよく使われるコンチネンタルのグランプリが210g程度(こちらは25cなのでフェアな比較ではないですが)であることを思えばほぼ2倍に近い重量となります。

5000kmくらい使いつぶしても良いでしょうが、もし走行感に不満があるのであれば変えるのもひとつの選択肢となるでしょう。

 

基本的に700cであればエスケープR3のフレームとの互換はあります。

※太すぎると入りませんが…。

色々なタイヤがありますが、その中で個人的にオススメしたいのが「グラベルキング」です。

 

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グラベルキングというタイヤ

グラベルキングは、パナレーサーのタイヤです。

安心のメイドインジャパン

名前が示すとおり、グラベル=砂利道での使用を想定しています。

 

無印グラベルキングと、SKを冠した2種類※があります。

前者がスリックタイヤで、後者はブロックタイヤとなります。

比較的オンロード向けなのが前者で、オフロード向けなのが後者となります。

筆者が使っているのは前者で、28cです。

28cで270g。書き遅れましたがお値段は片側5000円程度(定価)です。

 

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※対パンク層を追加した「plus」など、何種類かバリエーションがあります。

 

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グラベルキングの使用感(オンロード)

エアボリュームを7barくらいまで入れると、元々のタイヤの硬さもあって走行感は非常に硬くなります。

悪く言えば段差の衝撃をよく拾うようになりますが、転がりはかなりいいです。

グリップはコンチネンタルのグランプリなどより一段劣るため、コーナーを攻めてゆきたいようなタイヤではありません。

しかし、単にまっすぐ走る上ではGP4000等と比較しても然程の差を感じないというのが自分の感想です。

実際ヒルクライムでも普通に使っていて、エスケープR3で表和田峠ベスト(15:04)を出した時のタイヤはグラベルキングでした。

 

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グラベルキングの使用感(オフロード)

他のオフロードタイヤを使った経験がありませんが、結構傷つきやすいタイヤという印象があります。

GP4000だったらサイドカットでバーストしていただろうな、というようなズバッとした傷がついた経験は何回かあります。

しかし、肉厚なためパンクまで至った経験はありません。

(2本、約1万km運用)

 

クロスバイクで使う場合、どちらかというとタイヤよりフレーム側の耐久が怖いです。

エスケープR3の取説を見ても、飛んだりはねたりするような走行は御法度であると明記されています。

本格的なオフロードは厳しいでしょう。

 

フレームの側を考えるとクロスバイクにグラベルキングを履かせて走れるのはある程度整地された林道程度でしょうが、そういった道であれば問題なく運用はできます

 

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まとめ

クロスバイクはロードバイクでもマウンテンバイクでもありません。

ハイブリッドバイクと海外では呼ばれるとおり、ロードバイクとマウンテンバイクの良いとこどりをした車種です。

そんなクロスバイクに、オンロード性能を犠牲にせずオフロード走行能力を付すグラベルキングは、良い選択肢だと思っています。

 

クロスバイクは日用遣いする人も多いでしょうが、対パンク性に優れたグラベルキングは通勤通学ユースでもおすすめできます。

無印グラベルキングは1000km強でスリックは消えてきますが、肉厚なため5000kmくらい使っても無問題です(少なくとも自分の条件下では)。

走行疲労でこのタイヤをパンクに至らしめるのには、大半の用途では5000kmでは足りないと思います。

釘が刺さるレベルのダメージが入らなければ、パンクしないタイヤというのが使っていての感想です。

※パンクは運なので、勿論保証はできません。

 

唯一辛いのがタイヤ装着でしょうか。

グランプリが可愛く思えてくるレベルで硬いです。

特にシマノホイールと組み合わせたときは、リムの片側でさえ上げるのに結構握力を使う有様でした。

教本どおりにコツを押さえて作業すればもちろん問題なく装着出来はしますが、タイヤ交換に不慣れだと結構苦戦するとは思います。

 

▼Amazon貼っておきますので、御検討の方はご覧くださいませ。

 

 

 

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