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【地震県出身者が語る】首都直下型地震への備えについてvol.2発災編

この記事は、

【地震県出身者が語る】首都直下型地震への備えについてvol.1事前編 - 天上天下唯我独尊・天下無敵の闇鍋"ごった煮"さん

の続きです。

災害前の準備(モノ面)については、上記をご覧ください。

 

それでは、発災編です。

…の前に、発災以前に決めておく・確認しておくことをまとめます。

 

①そもそも、どんな危険が想定されるのか

現代は住居についても流動的な社会です。

先祖代々の江戸住まいの、ネイティヴ=エドシミンな方がどれほどおられるでしょうか。

 

震災の時に散々言われ尽くしていますが、"言い伝え"は馬鹿にできないことがあります。

しかし、地縁が無いと、そうした情報がない訳です。

 

地震に付随する危険の代表例としては、津波・火災・土砂崩れ 等でしょう。

皆さんインターネットを使えると思いますので、

 

 ①自治体(都道府県&市)HPの危機対策担当部門を探し、

ハザードマップを調べましょう。

 

過去の地震について、調べてみましょう

東京住まいであれば、関東大震災については一読したほうがいいと思います。

例えば、被服廠跡では4万人弱が火災旋風によりお亡くなりになっていますが、次の首都直下地震で同じようなことが起きない保証はありません。

 

住んでいる地域以外の地震についても、幅広く調べてみるといいです。

どういう状況が被害を拡大しているか、どういう景色が次に危険を生むか、モデルケースをできるだけ頭のなかに入れておきましょう

 

家の近くに危険な施設がないかあらかじめ把握しておきましょう。

あまり多くはないでしょうが、工業地帯が隣接しているとか、そういう場所では、要注意です。そちらに逃げてはいけません。

 

②家族がいれば、あらかじめ家族会議

(いなければ、一人検討)

 

上で見当たった危険や、自治体のハザードマップなどと、想定される状況(平日or休日)などを付き合わせて、それぞれの状況&各人ごと、どのような動きをすれば良いか、家族で確認しましょう。

 

③実際の地震時

揺れ出したとき

模範解答は、机の下に潜るなどして、身を守る、でしょう。

誤ってはいません。

オフィスや学校では、天井の照明が割れる危険や、窓ガラスが割れる危険があるので、身を伏して遮蔽物に隠れるのは有効です。

 

しかし、例えば加熱調理をしている時や、冬でヒーター等を使っているときは、そちらを切るのが先です。

 

また、アパート等で高層階、かつ玄関と大窓以外に出入口が無い場合、地震でドアが歪むと、出入りできなくなる危険があります。

何かが飛んでくるようなものの置き方をしていないのであれば、ドアを半開きに空けてドアの下で身を伏せるのが良いと、個人的には考えています。

ドアがガラス張りだったり、玄関にシャンデリアがあるとかの特殊事情があれば、また別でしょうが…。

 

個建ての場合、1階は潰れる危険が上の階に比べて高いです。

2階以上にいるならば、慌てて階下にかけ降りるより、揺れが収まるまで留まったほうが安全な場合もあります。

 

高層ビルが周囲にあるような場合、窓ガラスが割れて降ってくることも考えましょう。

不用意に歩道のまましゃがみ込むと危険な場合もあります。

かといって車道に飛び出すと車に轢かれますので、臨機応変に周囲を見て、安全な場所に走りましょう。

 

揺れが収まったら

事前の確認とおりに、避難等しましょう。

事前に確認したなかにないシチュエーションであれば、調べたモデルケースをできるだけ思い浮かべて、今自分の目の前にある危険は何か?と考え、行動することです。

 

この際、家を離れるならば、ブレーカーを落としておきましょう

通電火災といって、停電したあとに再度通電する時に火災になることがあります。阪神淡路大震災の際には、これが多発しました。

 

移動に極力車は使わないことが求められますが、津波等の切迫した状況によっては、そうも言えないでしょう。

使う場合、道路上で車を放置するときはエンジンキーをさしっぱなしにしておきましょう

盗難される危険は大きいですが、緊急車両の通行を阻害すると、人命に関わります。

 

"津波てんでんこ"という言葉が示していますが、基本的に行動は自己責任です。

他人に気をつかって、避難すべきシチュエーションで避難せず、死ぬ必要はありません。

周囲が自分と同等の知識を持っておらず、楽観視しているのかもしれません。

周囲に惑わされず、自分が危険だと判断したら、躊躇なく逃げましょう。

ひとつ、心掛けることは、"希望的観測を避ける"ことです。

避難せず死ぬことはありますが、避難して想定した危険が実際には起こらずとも、死にません。

迷ったら、迷う時点でその危険は発生する確率があるものと考えて、迅速に安全策を取ることです。

 

当たり前ですが、優先順位は考えて動きましょう。

自分の命≧他人の命>その他のモノ・コト、です。

貴重品を取りに戻って津波に流されるとか、そんな典型例が、震災の時にもかなり聞かれました。

 

④死ぬまで諦めないこと

必ず生き延びられる、とは言いません。

残念なことですが、地震が起きた時点で死が確定してしまうシチュエーションというのは、たしかに存在します。

 

しかし、まだ意思で身体を動かせる段階で諦めてしまっては、0.1%の可能性があっても、捨てることになります。

最期まで諦めず、逃げましょう

 

 

以上です。

地震が来ないことが望ましいですが、

この国に住む限り完全に逃れるのは難しいでしょう。

備えあれば憂いなし。この言葉を頭に置いて、用意&シミュレーションしてください。