おむにバス

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ダンシングが出来ないあなたに。和田峠15分の草の根サイクリストが語る、ダンシングのコツについて。

※筆者はヒルクライムしかやりません。

スプリントは50km/h出せないので、聞かないでください。

 

※表題のとおりですが、和田峠15分フラット程度の人間が書くことなので、もっと速い人が見たら異論があるかもしれません。

むしろ教えてほしいので、TwitterにでもリプかDMください。

 

さて、本題へ。

 

ダンシングのコツ、まずは

 

①踏まないこと

 

です。

というよりペダリング全般そうだと思っています。

スプリントだと別かもしれませんが、ヒルクライムのダンシングでは基本"脚で" "踏む"必要性はないと思います。

速い人は脚が絞れていて、ふくらはぎが妙に太いのはむしろ遅い人に多いですが、これは、速い人は"脚"をメインでは使わないからです。

 

意識としては、お腹で踏むことです。

腹筋をひねることで、脚の重さをペダルに載せる意識というのが一番近いでしょう。

腹筋をいかに速くひねり続けることができるか、がダンシングのキモだと思います。

 

②上半身のブレ・角度は気にしない

 昔からの人だと結構、頭をぶらさないように、なんて言う人がいます。

個人的には、そういう注意は不要だと思います。

ブレーキレバーをかなり低くセッティングしていた時代は、後述のアーレンキー型ダンシングをせざるを得ない上、ハンドルがあまり切れないため、結果として直線的な身体の動きになっていたのでしょう。

その時代のプロ選手を見ていた人たちが、ダンシングで上半身がブレてはいけないと主張する傾向があるように思います。

今のプロ選手をみれば、ぐねぐねしたダンシングをする人はたくさんいます。

代表格はコンタドールなど。

 

上体の角度は、必ずしも無理に曲げたりしなくていいと思います。

身体はある程度起こすほうが、楽で速いです。

サドルからあまり腰を前方移動させず、アーレンキーのように折れた上体でダンシングするのが望ましいとの主張を見かけますが、個人的にはそんなことはないと思います。

ダンシングというのは走る動作に近いものがありますが、ランニングで腰を折ったら、とても走りにくいでしょう。

 

ランニングで最適な動き=ダンシングで最適な動きでは無いですが、動くのが同じ人間である以上、どんなスポーツでも、ある程度、適した動かし方には共通解があると思っています。

ランニングで動きにくい動き方が、ダンシングに適した動き方とは考えにくいですし、実感として身体を起こした方がダンシングしやすいです。

 

腰を曲げたダンシングは、自分もハンドルが低く遠いバイクに乗っていた頃はやっていた(やらざるを得なかった)ので、意図するところは分かります。

 

セッティングの問題で重心を前方向に移動しにくいバイクで、縦方向にBB-腰間の距離を確保することで、体幹を捻って脚の自重をペダルに載せてゆくダンシングを行うための試みだと思っています。

しかし、腰を上方向に持ち上げて折るより、前方向に腰を移動させるほうが、総合的に楽で、速いというのが、今の自分の見解です。

 

 

③ハンドルは引かないし、押さない

 

というか、"意識しない"です。

ハンドルは、"ペダリングで車体が蛇行する動きに従属的についてくるもの"で、"野放図に身体が吹っ飛んでいかないための、身体の動きの指標"です。

あえてハンドルそのものに力を加えてきっかけを与える必要性は、個人的には感じません。

 

④ハンドルが低すぎないか?

近すぎないか?

ブラケットは寝過ぎていないか?

 

登りのダンシングは、重心移動がキモです。

つまり、傾斜にあわせて上体を適切に、前方へ移動することです。

 

低い×遠いハンドルは、必要以上に腰を折り曲げることと、ハンドリングの重さによりダンシングを阻害します

(コラムぶった切り落差12cmの昔使っていたバイクと、落差5cmのバイクを比べると、よくわかります:中の人は185cm)。

酸素摂取も、肺が潰れるので辛いです。

 

近いハンドルは、これはこれで腕が寸詰まりになり、上体を前に持ってゆこうとすると、腕が疲れます。

 

登りで最適なセッティングは、高い×遠いハンドルだと思っています。

重心移動に必要な前後移動量を確保しつつ、ハンドリング、起きた上体、酸素摂取等を全て確保できるのは、高い×遠いハンドルです。

 

ブラケットは、ある程度上を向かせる方がいいと思っています。

これは、ブラケットを立てたほうがハンドリングが格段に軽やかになり、体幹のひねりによるバイクの蛇行を阻害しないからです。

微妙な角度はその人次第です。アーレンキー片手に近所の坂を登るしかありません。

 

9000世代以降であれば、中指〜小指の3本を、レバー下側にかけると、上体がいい具合に前方向に移動するので、良いです。

 

 

 

※この記事に限りませんが、あくまで個人の意見です。

この意見と合わない人がいても、それで楽で速ければいいですし、自分も気づいていない部分があれば教えて欲しいくらいですので…。