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サドルのセッティングは「前上がり」もアリという話

※記事執筆後,長らく前上がり派だった筆者は前下がり派になりました。

ただ,間違ったことは書いていないと思いますので,多少修正しつつ、ひとつの考えとしてこの記事は残しておきます。

目次

前上がりのサドル①はじめに

前上がりのサドル②サドルの角度を大まかに分けると

前上がりのサドル③あえての前上がりについて

 

前上がりのサドル①はじめに

サドルについては、どのようなサドルを選ぶか、そしてセッティングについても人によってかなり異なります。

好みで合う合わないがはっきり分かれる事が多く、合うサドルがない通称サドル難民になる方も多いことから、「サドル沼」などと言われることもあります。

 

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使い心地を左右するファクターは、

  • サドルの種類、形状
  • サドルの前後位置
  • サドルの角度
  • サドル-ハンドル距離&落差(=前傾度合い)
  • BB-サドルトップ距離
  • クランク長
  • フレーム材質

等が挙げられるでしょうか。

このとおり使い心地に影響する因子が沢山あり、これに対して乗り手の側も

  • 体格
  • 走り方

等については千差万別なため、「沼」が生まれます。

 

上記の多数のファクターのうち、今回は、「サドルの角度」についてお話しします。

 

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前上がりのサドル②サドルの角度を大まかに分けると

 先ずサドルの角度を大まかに分けると、「水平」「前上がり」「前下がり」の3通りです。

 

最近のトレンドとしては、前下がりの流行が上げられます。

プロ選手のバイクを見ても、前下がりは増えています。

自分が前下がりを使えない人間なので、あまりメリットが分からないのですが、よく言われるのは脚が回りやすいとか、前傾を取りやすいなどということです。

あとは股間が痛くなりにくい、など。

走行には直接関係ありませんが、ルックスの面ではシートポストを長く出せるため、海外選手のようなバイクに見えてカッコいいという人もいます。

 

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前上がりのサドル③あえての前上がりについて

自分は長らく前上がりです。

 

バイク3台持ちで、平坦とヒルクライムは別バイクですが、落差12cmの平坦用バイクも、落差を緩くセットしているヒルクライム用バイクも、どちらもサドルは同じセットです。

サドルは、後方がわずかにせり上がっている形状のもの。

 

自分が取っているのは、サドル後方の、いちばん面が広い部分を水平にするセッティングです。このようなセッティングにすると、ノーズが斜め上向きになります。

 

前上がりのメリットは、腰の安定感

サドルのいちばん広い部分にしっかり尾骨を設置させて、サドルを支点に腰を回旋させられます。

 

自分はヒルクライムばかりですが、ロングライドをする人にも前上がりはオススメです。サドルのいちばん広い部分に腰を落ち着けるようにすることで、荷重が分散されるためです。

以前400km私服で走ったことがありますが、お尻は全く痛みませんでした。

 

筆者は割と着座位置を固定する方なのでこのメリットを感じることは少ないですが、激坂などで一時的に前乗りをするような、着座位置を使い分ける場合に着座位置からBBまでの距離が大きく変わらないのも前上がりサドルのメリットです。

前下がりにすると、前乗りするほど着座位置は下がってゆくはずです。

つまり、BB-腰間の距離はどんどん縮まってゆきます。

この点前上がりであれば、サドルの前後どこに座っても、BB-腰間の距離は一定に近いです。

シチュエーションに応じてサドルの前後を使い分ける人は、前上がりを検討してみてもいいと思います。

 

前上がりで股間が痛くならないのかと聞かれることがありますが、少なくとも筆者の場合は股間は痛くなりません

サドルは前上がりでも、実際に着座しているサドル後方、いちばん幅の広い部分は水平だからです。

幅が広い部分に座っているので、荷重が分散されて、ノーズに股間を押し付ける座り方より痛みを生みにくいです。

むしろ前下がりだと自分の場合は股間がジワっと痛むのですが、世間一般の評価だと前下がりは股間が痛みにくいらしく、この点については不思議だなと思います。

 

 

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いかがでしたでしょうか。サドルの前上がりについては、水平、前下がりとはまた違った良さがあります。

有名な選手では、ロマン=バルデ選手などもサドルを前上がりで使用しています。

 

筆者の経験としては、比較的速度域が遅いライダーには特におすすめできるのではないかと思っています。

「サドル沼」に浸かりつつあるなと感じたさいは、ぜひ一度前上がりをお試しいただければと思います。

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