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【全国約2万7000人】新型コロナウイルスは"ロックダウン"でも多分無くせないと思う話

www3.nhk.or.jp

 

NHK記事はすぐ消えるので概要を簡単にまとめると、先月末から今月頭にかけて、8000万件を対象に厚労省が実施したLINE調査で2400万件の有効回答があり、うち0.11%の約2万7000人が「4日以上、37.5度以上の発熱が続く」と回答した、というものです。

そして、在宅している人より他人との接触が多い職業の人のほうが、割合が高かったことも記されています。

 

①約2万7000人という数字について

この数字、全てが新型コロナウイルスによるもの、というわけではないでしょう。

例えば、インフルエンザなども含まれているものと思います。

 

新型コロナウイルスについて、確実に数が把握できるのは、連日の「新たな感染者数が〇人」という報道です。

東京都の場合、ここ数日は180人を超える数の

新規感染者が出ています。

 

この数字、例えばインフルエンザと比較してみましょう。

idsc.tokyo-eiken.go.jp

東京都におけるインフルエンザの件数は、上記よりご覧いただけます。

直接的に件数が記載されておらず、都内419の定点(医療機関)から報告された週ごとの件数を、掲載しています。

2019-2020年の場合、今までで一番多い週で定点あたり23.19人とのこと。

419を掛けて、9716人となります。

7で割って、1日あたり1388件。

 

したがって、インフルエンザの場合、感染のピークで1日あたり1388件程度(2019-2020年現時点迄/東京都)となります。

 

新型コロナウイルスの感染力がどれほどかは分かりませんが、今のところ、季節性インフルエンザのピーク程には蔓延していないと言えます。

 

インフルエンザの場合、週あたり1200人=1日200人弱の感染から、約4週間程度で上記のピークに達することがグラフから分かりますが、新型コロナウイルスの感染力を同程度とみなした場合、爆発的感染の一歩手前で対処した、といえるでしょうか。

 

対応が後手後手に回ったと言われますが、こう見ると"後戻りできないタイミングの一歩手前で手を打った"というところでしょうか。

勿論、もっと早く手を打てたのは事実であり、そうすれば尊い命を失われる方、失業される方などももっと少なく済んだのは間違いない事ですが。

 

②「ロックダウン」しても、多分根絶は出来ない

 

今のこの国に、海外で実施されているような"ロックダウン"を出来る法的根拠は、自分の知る限りありません。

戦前であれば戒厳令という形で迅速に対応出来たでしょう(関東大震災の時などに発令されています)が、基本的人権の尊重を謳う現行憲法下では不可能です。

(良い悪いの憲法論議はここでは避けます)

 

ですが、仮に「ロックダウン」できたとしても根絶は不可能でしょう。

現代社会は、人間の流動性が高すぎるからです。

 

中世ヨーロッパではぺストの流行で、人口の何分の1が死亡する事さえありました。

しかし、強力な感染力を持つぺスト菌が、海を越えて日本に届くことはありませんでした。

人の往来がなかったからです。

 

現代社会では、人の流動性が高すぎるため、中国武漢で報告された新型コロナウイルスは、報告から数ヶ月で世界中に蔓延しました。

 

このことから分かるのは、例えば東京でロックダウンを仮に出来て、新規患者を根絶しても、他の地域でも同時に根絶できない限り、ロックダウン解除後に新たな流入により、患者が再発生するということです。

 

ずっとロックダウンしていればいい、仕事なんかより人命優先、という意見もあるでしょうが、人の役に立っていない仕事なんかありません。

仕事しなければ社会は回らず、最終的にはみんな生きていけなくなるため、何年も恒常的にロックダウンを行うことは不可能です。

 

そうなると、自粛要請/ロックダウン→感染収まる→解除→ロックダウンしていない他地域からの流入で再度感染発生→自粛要請/ロックダウン→以下ループとなるのではないかと、個人的には考えています。

 

もちろん、なにも対処しないと患者は際限なく増え続けるので、人の往来を減らす手を打たないよりは打つほうが良いのは事実ですが、"根絶"は不可能だと思う、という話です。

 

③うまく付き合っていくしかない

 

根絶が不可能なら、脅威を軽減することが必要です。

すなわち、できるだけ早くワクチンを開発する事が必要でしょう。

補正予算を組んでいるところですが、医療研究分野に大幅につけること。

今現在の流行は自粛要請でしのぐとして、第2波の感染までにワクチンを作る事。

これが必要でしょう。

併せて、発動要件などはよく吟味する必要があるでしょうが、ロックダウンに近い効果を持つ法規を整備することも必要だと、個人的には考えます。

 

この新型コロナウイルスですが、最終的には、季節性インフルエンザのような、死ぬことまでは滅多にないが、爆発的に罹患するような時期がある間隔で繰り返し訪れる疾病に落ち着くのではないでしょうか。

嫌な疾病ですが、うまく付き合ってゆくしかないものと思います。

 

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