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「セブン二郎」(豚ラーメン)が二郎に勝てない点。(前向きな考察記事)

衝撃のデビューから早、年単位が経過し、最早ロングセラーの定番と化した通称「セブン二郎」

¥600弱で二郎系を楽しめます。

 

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つけ麺などで有名な「中華そば とみ田」監修です。

オフィシャルに二郎と謳ってはいませんが、黄色バックに「豚ラーメン」の字体や、「ワシワシ麺」「マシマシ」という表記からして、二郎を念頭に置いた商品であることは間違いありません。

 

著者の生活環境で最寄りコンビニがセブンイレブンのため、多忙の時は食事がセブンイレブン頼りになります。

この「セブン二郎」も比較的好きで、リピートする商品です。

しかし、だからこそ(商品開発の方には申し訳ないのだが)どうしても思ってしまう事。

「やっぱ、コレは二郎ではないなぁ、、、。」

 

この記事では、「セブン二郎」の惜しい点と、

もっとこうなったら良いな、という点を書き述べます。

 

①否定する前にまず評価すべき点

(1)(自分の知る限り)コンビニ麺史上初・二郎インスパイアを出したこと、そのもの

半ば冗談のレベルで、コンビニユーザーの皆が思っていたに違いないこと。

"いろんなラーメン屋の監修で麺を売り出しているけど、二郎は来ないのか、、、?!"

後述する技術的(等)問題点を超えて、二郎インスパイア麺をリリースしたことは、それその事だけで明治維新クラスの偉業だと言えるでしょう。

 

(2)技術的困難を乗り越えて、リリースしていること

二郎といえば、固めかつ太く弾力に富む麺と、醤油の独特な濃厚さ。

そしてごつい豚。象徴たるもやしタワー。

ラーメンにもやしを入れることについては技術的障壁は無いでしょうが、他については課題山積だったはずです。

 

まず、急いでいる客が多いコンビニで、そう長い時間加熱はできないという前提。

ニンニクを入れるため、その後に人と会うような客とのミスマッチ。

レンチン加熱調理と、太め固めの麺は相性が悪いこと。

本家二郎ほどの豚を1600w2分20秒の加熱で再現するのは困難であること。

醤油の独特かつ濃厚な味わいをスープに閉じ込めて、レンチン加熱で再現出来るようにすることの難しさ。

 

これらの課題(これ以外にも見えていないものが沢山あるでしょう)

を乗り越えて、リリースに至った商品です。

 

結果的に大ヒットであり、商品企画の方々の慧眼と技術部門の方々の努力が実ったと言えます。

 

②惜しい点:やっぱ二郎じゃないよね

まあそもそも上述の通り、オフィシャルには二郎と言っていませんが、それは置いておきます。

(1)やっぱり麺の限界がある

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すごく頑張ってると思うんです。

しっかり醤油の味が染みているし、もっちり感はかなり出せているし。

先日のリニューアルでちょっとだけだが固めになったような。

ただ、残念ながら「うどん」の域は抜け出せていないかなと思ってしまいます

これは令和2年時点の技術的な限界でしょう。

 

 

(2)スープの"浅さ"

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著者は「とみ田」さんの本家「豚ラーメン」を食べたことはありません。

もしかしたら本家「豚ラーメン」が二郎にしては比較的あっさり目で、このようなスープ(及び麺等)なのかもしれませんが、少なくとも自分が知っている二郎(&二郎系)と比較してしまうと、「もうちょっとガツンと来てほしいなぁ、、、!惜しい!」と思ってしまいます。

二郎のスープが煮込みスープ的な曲線的深さを持つのに対して、セブン二郎は直線的というか透明感が強いというか、たんに味が濃い醤油の感があります。

 

ただ、何ヶ月か前のリニューアルで"アブラニンニク玉"が入り、ニンニクが増えました。

ニンニクがほんのちょっとだけ脇に添えられていたリリース当初よりは味にスパイクが刺さる感じが強くなりました。

個人的には良リニューアルだと思っています。

 

(3)豚、、、。

 

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 微かに甘みがある、豚。

本家とは違います。というよりレンチンで本家の極太切り落としを再現するのは無理でしょう。

 

③セブン二郎の伸び代

ライト二郎とでも言うべき味であり、二郎に行ったことがないような人がお試しとして興味本位に買う分には良いものです。

二郎(系)への入り口としては最適とも言えるでしょう(店舗の売り上げを大々的に食っている気しかしないですが)。

 

しかし、二郎を期待して食べると、惜しい!と思ってしまうのは事実です。

ここでは、二郎を期待してセブン二郎を買う人が、どうすれば(どうなれば)満足出来るか?を考えてみます。

 

(1)同じ路線で競争しても負ける

二郎とセブンイレブンが並んでいて、二郎を食べたい。そんな場合。

両者の価格差は¥200程度だが、量は店のほうが段違いだから、事実上店のほうが格安。

味は言わずもがな。

ネックになるのは待ち時間か。

 

待ち時間さえ問題がなければ、大多数の人は店の方を選ぶでしょう。

これが現実です。

前述のとおり、この差は技術者の方々の涙ぐましい努力でもどうにもならない「令和2年時点のコンビニ麺技術の限界」だと思います。

 

(2)セブン二郎はカスタムベースとして使えると良いと思う。

セブンイレブンの、二郎には無い強み。

それは、圧倒的な多ジャンル食品の展開です。

 

半熟煮卵¥170。

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その辺のラーメン屋さんの煮卵より、ともすれば美味しいです。

他には、「ヤサイ」の定番・もやし等も販売しています。

 

煮卵等は二郎でもありますが、二郎には無い惣菜等がセブンイレブンには沢山あります。

これらも、組み合わせることで面白い「セブン二郎」が生まれるかもしれません。

 

セブンイレブンの豊富な商品展開と組み合わせることで、「当初は弱いけど、後付け武装でどんどん強くなる」ロボットのように、カスタムベースとしてセブン二郎は活きるのではないかと思います。

 

おそらく開発部門が別々なのでしょうが、横断的に組み合わせを例示するなどして、「セブン二郎カスタム」を推奨すると面白いのではないでしょうか。

カスタムすることで本家二郎では考えられないようなワンオフ二郎が出来上がるかもしれません。

 

ただし、カスタムベースとするには容器が小さすぎると感じます。

例えば、セブンで売っている袋もやしを空けると、ほぼ確実に収まらないため、周囲に散らす羽目になってしまいます。

ほんの気持ちでも容器が大きいと色々入れて試せもすると思うのですが、限られた商品陳列棚や、他製品の容器との互換などを考えると難しいのでしょうか。

 

④まとめ

・セブン二郎はライト二郎とでも言うべきもので、二郎を好きな人を満足させられるものとは言いにくい。

だが、セブンイレブンの豊富な商品展開とカスタム出来れば、大化けする可能性を秘めている。

・カスタムベースとするために、容器を大きくして欲しい。

また、公式でカスタム例を示す等して、「セブン二郎カスタム」を周知&トレンド化することが必要だと思われる。